相手側の主張をどう判断すればいいのかわかりません

建築工事を仕事を行うということで準備金としてに100万円を貸したのですが、半年の予定が二週間で途中で工事を行わずに帰ってきました。そこで100万円の返済を内容証明、支払督促で行ったのですが、「支払う義務がない」との答弁で簡易裁判所での通常訴訟に移行しました。

現在私(原告)は本人訴訟でこの度3回目の口頭弁論期日を迎えます。

被告は第1回は本人だけで裁判に臨み、主張等々も用意していなかったため、裁判官に「次回は法律の専門家に書類作成を依頼してください」と言われ、先日の第2回の口頭弁論期日には、司法書士に依頼し、準備書面を出してきたのですが
その内容は
①原告の交付した金員は不法原因給付なので返す必要はない

②公序良俗を乱す訴権の乱用

③上記①及び②が認められない場合でも、相殺すべきものがある(但し、現在に至るまで、金額等も出てきていません)

そこで裁判官から再度、主張をまとめてくださいと被告側が言われ、この度第2回準備書面が届いたのですがその内容は

①被告が交付されたのは「贈与」である

②上記が認められない場合でも、被告が十分な売上があった場合のみ返済を求めると約した。

との主張がされてきました。

いずれの内容も事実ではないのですが、毎回毎回変わる被告の主張、しかも、贈与が認められなければ、条件付き消費貸借と言ってくる相手に対して、こちらの答弁はどのようなものでしょうか?

被告が「100万借りた」と、述べている内容の録音がありますが、反訳にも時間が少なく、証拠調べは第3回口頭弁論の次と前回、裁判官にいわれています。

とりいそぎ、答弁書での反論のみで大丈夫でしょうか?

陳述書、証拠は次回の被告の主張を聞いてからで良いものでしょうか?

よろしくお願いします



かんたくんさん
2012年10月29日 15時55分

みんなの回答

小亀 哲治
小亀 哲治 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
こちらが主張し立証する内容は、①100万円の授受(受け渡し)と②返還すべき約束の2つです。それ以外の不法原因とか、贈与は、相手が立証する内容です。
答弁書とかその後の反論の主張内容を拝見すると、①のうち金銭の授受は認めているように思います。そうであれば、その金額が100万だったこと(もしかしたら、それも認めているかもしれません)と②の立証です。
②も、相手は本格的に争っているという感じではなく、主張から伺われる裁判所の心証もこちらに有利とおもいます。
以上を踏まえた上で申し上げますと、相手は、時間稼ぎをしているようにおもいます。相手の主張を待っているとどんどん時が過ぎます。答弁書の反論とともに、なるべく早く、陳述書も作成して、こちらのペースで進行していくべきです。なにも難しいことはありません。裁判所に、①の金額が100万だったことと②について「なるほど」と思っていただけば良いのです。
答弁書の反論(準備書面)は、あなたが思っていることをそのまま書く。陳述書は、あなたが経験した事実(いつ、何があった。どういうやりとりがあった。それでどうした。)を淡々と書けば良いのです(ある意味、日記のように)。
それぞれ、表題が違うだけで、日付けと署名捺印は必要です。

2012年10月29日 16時40分

小亀 哲治
小亀 哲治 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
すいません。前回の回答では説明不足かもしれませんので追記します。

相手方の主張に惑わされるのは良くないです。「それは違う」と一言言っておけば、あとは無視しても良いくらいです。『十分な売上があった場合のみ返済を求めると約した』という条件についても同じです。「そんなことはない」と一蹴してください。
要は、『貸したんだよ』ということを裁判所に分かってもらうことが必要で、それさえできれば、それで良いということです。何も、不法原因なんか無い、とか、相殺はおかしいとか、贈与ではない、ということをこちらが証拠を出して言う必要はないということです。
それから、録音テープの反訳も、陳述書に、これこれこういうことで、こういう録音テープがあります。その内容には、こういうやりとりが記録されています」と書いておけば、それなりに証拠になります。その上で、裁判官が、「テープを聞きたい」と言えば、録音テープ自体を証拠として提出します。そのとき、録音テープの反訳文を付けるように言われるわけです。ですから、次回は反訳文までは必要ないです。
証拠調べ(尋問、証言する日)に録音を再生できるようにして持参すれば良いです。他方、陳述書は、裁判官が証拠調べの具体的な内容、そのときに確保しておくべき時間などを把握するために、証拠調べの前に提出しておくものですから、次回の弁論期日に出しておくべきです。
これでだいたいお答えできたのではないでしょうか。

2012年10月29日 17時13分

この投稿は、2012年10月29日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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