粉飾している会社の相続

公開日: 相談日:2017年05月29日
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小さい町工場みたいな会社の事業主であった父が亡くなりました。

相続財産には非上場の自社株100%が含まれています。

相続人は3人、配偶者と実子二人です。
配偶者とは、父の後妻さんで実子二人はあまり交流がありませんので、相続財産、特に高額になっている自社株評価の内容を確認したかったのですが情報を得ることができず疑問が多いです。

公正証書遺言により自社株は配偶者が100%相続し、事業も継承します。

実子二人は預貯金の一部を遺留分を割り込まない程度に相続しますが、預貯金や自宅評価はたいした金額ではないのに自社株が会社規模の割りにはとても高くて相続税が思っていたよりも高額になります。

なぜ株式評価がそんなに高いのか少ない情報の中で調べてみたら、たぶん昔、会社の状態が悪かった時に粉飾決算を繰り返した事があったようで、在庫の架空計上とかが残っていたりするみたいです。

他にも会社に対し亡父が債務を残したと言われて、法廷割合に準じて相続財産から差し引かれることになるようですが、釈然としない事があります。

配偶者は亡父がの死亡退職金を会社から受取権利者として、父が残した会社に対する債務を引かずに全額を受領済みで、債務は遺産から返済させられることは不公平だと思うのですが、法律では全く問題ない事なのですか?

実子二人は過去も現在も今後も会社には全く関わりがないのに、粉飾決算の末、実際には見合わない高額になっている自社株評価のせいで納税額が高くなりますが、会社をもらう配偶者は特別控除があるので課税もされず、法律では問題があるのかわかりませんがモヤモヤが残ります。

可能であれば粉飾を清算して適性な株価で相続税の計算をしてもらいたいのですが、粉飾をした責任者は亡父であるため、それが可能かどうかがわかりません。

粉飾決算の会社が相続の対象になった場合は、不当に高い株式評価で相続税を払わないといけないのですか?

教えて下さい。よろしくお願いいたします。

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  • 高島 秀行 弁護士

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    配偶者は亡父がの死亡退職金を会社から受取権利者として、父が残した会社に対する債務を引かずに全額を受領済みで、債務は遺産から返済させられることは不公平だと思うのですが、法律では全く問題ない事なのですか?

    死亡退職金は、一般的に相続人ではなく遺族に支払われるものですが
    会社にルールがない場合、配偶者のみが受け取るのはおかしいかもしれません。
    ただ、株式100%保有しているので、会社のルール自体を相手が決める権利があります。

    父の債務は、基本的には相続人が相続分に従い相続することとなりますが
    遺留分は負債の負担分多くなるので、
    遺留分の計算をする際には、注意が必要です。


    実子二人は過去も現在も今後も会社には全く関わりがないのに、粉飾決算の末、実際には見合わない高額になっている自社株評価のせいで納税額が高くなりますが、会社をもらう配偶者は特別控除があるので課税もされず、法律では問題があるのかわかりませんがモヤモヤが残ります。
      株価が高い方が、株を相続していないあなた方は請求できる遺留分が多くなるはずなので、本当にあなたにとって損なのかは、株価と遺留分の関係をシミュレーションしてみないとわかりません。

    可能であれば粉飾を清算して適性な株価で相続税の計算をしてもらいたいのですが、粉飾をした責任者は亡父であるため、それが可能かどうかがわかりません。

    粉飾決算の会社が相続の対象になった場合は、不当に高い株式評価で相続税を払わないといけないのですか?
       適正な株価で相続税を納めることは可能だと思いますが、ただ、それを立証できるか
    ということになるかと思います。
      その場合、あなた方の遺留分も少なくなるので、税理士に株価の適正な額を算定してもらう必要があると思います。

この投稿は、2017年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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