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遺留分受け取り期間と相続

両親のどちらかが亡くなった時から
遺留分は発生するのですか?
どのように受け取るのですか?
手続きはあるのですか?
又相続欠陥とは何か
相続出来ない場合はどうするのかを
教えて欲しい
モンステラさん
2017年02月16日 19時25分

みんなの回答

佐々木 光嗣
佐々木 光嗣 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 北海道4 遺産相続に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう
> 両親のどちらかが亡くなった時から遺留分は発生するのですか?

どちらかという問題ではなく、亡くなった方お一方ごとに相続が発生し遺留分も発生します。

> どのように受け取るのですか?
> 手続きはあるのですか?

遺留分の権利を有する人から、相続財産を多く受け取っている人に対し、「遺留分減殺請求権」という権利を行使します。その行使をしなければ受け取ることはありません。
裁判所を通じずに行使は可能ですが、当事者間で折り合いがつかなければ、調停(裁判所での話し合い)や審判(裁判官が決める)で決着をつけることになります。

> 又相続欠陥とは何か

「相続欠格」のことをおっしゃりたいのだと思います。
親を殺そうとしたとか、遺言書を偽造したとか、一定の事由がある場合には、その者は相続人になれないことが法律で決められております(民法891条)。

2017年02月16日 19時36分

モンステラ さん (質問者)
先月父親が亡くなりました
父親の財産は全て母親に行くよう亡くなる前に手続き済みです
勿論
相続も母親がします
兄が1人居ますが母親に請求するという事なんですか?
法律はまるでわかりません

2017年02月16日 20時07分

須見 健矢
須見 健矢 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
そういうことになると思います。
お兄さんがお母さんに遺留分減殺請求権という権利を行使することができます。
その場合,通常,内容証明郵便などの文書で通知書が送られてくることが多いです。
お兄さんがお父様の亡くなったことを知っていたならば,その時から1年間,お兄さんは権利行使が可能です。
遺留分減殺請求の調停が不成立に終わると,裁判を起こされる場合があります。

2017年02月16日 21時02分

加藤 尚憲
加藤 尚憲 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
弁護士が同意1
ベストアンサー
ありがとう
(1)遺留分について
 法定相続人には、原則として、遺言の内容に関わらず一定の割合の相続財産を相続することができる最低限度の保障があります。
 これを「遺留分」といいます。
 あなたのケースでは、お父さんが亡くなり、相続人が、お母さん、お兄さん、あなたの場合、お兄さんの遺留分は、8分の1です。

(2)遺留分が侵害された場合
 遺言などにより遺留分が侵害された相続人は、遺留分を上回る財産を相続する相続人に対して、遺留分を返すように請求することができます。
 この請求を「遺留分減殺請求」といいます。
 あなたのケースでは、遺言ですべての相続財産はお母さんが相続することになっているので、お兄さんの遺留分が侵害されています。
 従って、お兄さんは、お母さんに対し、遺留分減殺請求を行うことができます。

(3)遺留分減殺請求ができる期間について
 遺留分減殺請求ができるのは、遺留分が侵害されたことを知ったとき(=お父さんが亡くなり、かつお兄さんが遺言書の内容を知ったとき)から1年間です。

(4)遺留分減殺請求を行ったときの効果について
 お兄さんがお母さんに遺留分減殺請求を行うと、お母さんがお父さんから相続した財産の8分の1が、ただちにお兄さんのものになります。
 もっとも、不動産など、共有しているとお互いに不便なので、通常は、遺留分減殺請求を受けた人(あなたのケースではお母さん)が、遺留分に相当する金額を現金で支払うことにより解決します。

(5)相続人の欠格について
 法定相続人であっても、被相続人を殺したり、遺言書を隠したりするなど、法律が定める一定の事由がある場合は、相続人としての資格を失います。
 これを「相続人の欠格」といいます。
 また、著しい非行などがある場合には、裁判所の判断により、相続人の資格を失うことがあります。
 これを「相続人の廃除」といいます。
 相続人の資格を失えば、もちろん遺留分もなくなりますので、相続人の欠格や廃除は、一応、遺留分減殺請求に対する対抗手段となります。
 ただし、廃除は相続の最低限度の保証である遺留分を奪うものなので、非常に厳しい条件でしか認められません。
 裁判所が廃除を認めるのは、申立の1割程度ですから、可能性は非常に低いと考えて下さい。
 

2017年02月16日 21時19分

この投稿は、2017年02月16日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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