土地の時効取得による条件付所有権移転仮登記及び質権の抹消

A:登記名義人、B:質権者、C:仮登記権利者、D:時効取得者

①明治33年、Aの先祖とBの間で質権設定登記がなされ、その後Bが土地を占有した。

②昭和44年、Aに相続する登記が行われた。

③昭和47年、AがCに土地を贈与するということで条件付所有権移転仮登記がなされた。(農地法第3条の許可)

④昭和52年、DがBから土地を譲り受け、その後現在まで占有している。

この度、土地の時効取得訴訟を提起し、Aの相続人全員に土地の所有権移転登記手続を請求することになりましたが、併せて条件付所有権移転仮登記と質権を抹消したいと考えていますが、BとCの相続人は調べていない状態です。

そこで質問ですが、
①土地所有権移転登記手続請求事件として訴訟を提起し判決をもらった場合、条件付所有権移転仮登記と質権は抹消されますか?

②抹消されない場合、どのようにすれば抹消させることができますか?

以上、よろしくお願いします。
2017年02月06日 21時33分

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冨本 和男
冨本 和男 弁護士
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> ①土地所有権移転登記手続請求事件として訴訟を提起し判決をもらった場合、条件付所有権移転仮登記と質権は抹消されますか?
→抹消されません。

> ②抹消されない場合、どのようにすれば抹消させることができますか?
B(の相続人)とC(の相続人)に対しても抹消登記手続を求めて交渉・訴訟する必要があります。

民法397条は「債務者または抵当権設定者でない者が抵当不動産について取得時効に必要な要件を具備する占有をしたときは、抵当権は、これによって消滅する。」となっていますが、Aに対する移転登記請求を認めてもらっただけでは法務局に抹消してもらえないので、別に抹消登記請求をして裁判所に認めてもらう必要があります。

2017年02月07日 10時07分

この投稿は、2017年02月06日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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