認知症の母の預金の使用について(成年後見人制度について)

公開日: 相談日:2014年10月08日
  • 2弁護士
  • 2回答

一人暮らしの母が認知症が酷くなり、独居はきつくなってきたので老人ホームに入所させました。
母に持家はなく年金でギリギリの生活のようだったので、今までの介護費用、老人ホームの
入所金等は私の貯金から支払っています。ところが引っ越しの際に母の預金通帳が出てきて
まとまったお金が入っていました。これからの介護費用、老人ホームの費用はこの預金から
使いたいのですが、成年後見人制度の申請をすれば使えるようになるのでしょうか?
また、今まで使った介護費用、入所金もこちらから支払うことはできますか?
領収書はすべて取ってあります。

また預金は定期預金にしてあるのですが、成年後見人制度で後見人になると解約できるのでしょうか?
成年後見人制度というのは、後見人は自由に使えるのではなく引き落とした額の
領収書を提示してチェックしてもらうということでいいんでしょうか?

父はすでに亡く兄弟はいないので相続人は私のみです。

289061さんの相談

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    お母様の預金について、恐らく現状のままでは引出や解約ができませんが、家庭裁判所に成年後見の申し立てをして、成年後見人が付けば、成年後見人によって引き出したり解約したりすることが可能となります。もちろん定期預金も解約可能です。

    後見人が付いた後であれば、今まで肩代わりしてお支払いになられてきた介護費用や老人ホームの入居金などについては、領収書を付けて後見人から家庭裁判所に申請すれば、基本的にはお母様の預金から支払ってもらえるはずです。

    また、これからの介護費用や老人ホームの入居金についても、基本的にお母様の生活や介護のために必要な支出であれば、直接お母様の預金などから支払いができるようになります。

    後見人は、基本的に被後見人、今回の場合はお母様の預金を使用することができるようになりますが、もちろん、お母様の預金ですから、お母様の生活や介護に必要な範囲でしか使用することはできません。

    後見人は、家庭裁判所に対して、1年に1回、1年間の被後見人の財産の収入と支出や、翌年1年間の予算計画、その時の被後見人の財産状況などを、資料を付けて報告する必要があり、後見人が適切に被後見人の財産を使用しているかどうかは、そこでチェックされることになります。

    よろしくお願いします。

  • 高島 秀行 弁護士

    注力分野
    遺産相続
    タッチして回答を見る

    相続人があなただけなら、
    後で相続の際に勝手に使ったなどの
    揉め事も起きないでしょうから、
    銀行が預金の解約や引き出しを認めてくれるなら
    成年後見の申し立てをしなくても
    解約したり、預金を下ろしたりして
    お母さんのために使われたらよいと思います。

    仮に成年後見人の制度を利用された場合は
    お母さんに必要な支出等は
    自分の判断で支出してよく
    それを記録して
    後で裁判所に報告することとなります。
    そこで、裁判所のチェックを受けるということになります。

  • 相談者 289061さん

    タッチして回答を見る

    大変わかりやすい回答ありがとうございました。
    ほっとしました。
    定期預金なので銀行に問い合わせて、駄目なら成年後見人制度を使用したいと思います。

この投稿は、2014年10月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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