成年後見人の報酬について

公開日: 相談日:2014年10月04日
  • 3弁護士
  • 4回答

祖父が他界し、遺産相続が始まった時点で
祖父の成年後人をしていた親族より、成年後見人の報酬を請求されました。
成年後見人の契約書には報酬について明記されていません。

契約書に明記されていない場合でも
家庭裁判所へ報酬請求の申し立てができるのでしょうか?

余談ですが
祖父の存命中は介護施設に入居しており、在宅介護ではありませんでした。

家庭裁判所が決定した報酬ではなく、自己判断で決めた報酬を
祖父の遺産の中からもらうことは横領罪になりかねないと思うのですが、、、

ご教示頂けましたら幸いに存じます。
宜しくお願い申し上げます。

288118さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士が同意
    1
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    マモリーノさん
    回答させて頂きます。
    報酬は請求により裁判所が決定します。
    しかしながら,それまでに勝手に報酬としていた部分は横領に該当します。
    その辺りのことについては,弁護士に相談して対処されることをお勧めします。

  • 弁護士が同意
    1
    タッチして回答を見る

    成年後見人が成年被後見人の財産から支払いを受けて良いのは、家庭裁判所に対して報酬決定の申し立てをし、家庭裁判所から決定を受けた金額の報酬と、成年後見事務を処理するにあたって必要になった経費です。

    従って、今回の場合も、お祖父様の成年後見事件について、成年後見人をなされていた親族の方は、家庭裁判所から決定を受けた報酬金額や、実費の支払いを受けることはできますが、それとは別に、自ら勝手に報酬額を決めて、それをお祖父様の財産から差し引いたり、相続人の方に請求したりということはできません。

    もちろん、そのように法的根拠なく成年被後見人の財産からお金を差し引いて、自分の財布に入れてしまうことは、横領罪に該当する場合もあります。


    なお、成年後見人が家庭裁判所から報酬決定を受ける場合、特に契約などはなくても構いません。成年後見人が家庭裁判所から報酬決定を受けて、成年被後見人の財産から報酬を受領するのは、法律で定められた権利ですので、特に契約は必要ないのです。

    よろしくお願いします。

  • 相談者 288118さん

    タッチして回答を見る

    西口 竜司先生

    早速ご回答下さいましてありがとうございました。
    成年後見人の報酬は裁判所が決定するもので
    勝手に決めると横領となるのですね。
    その旨を伝えたいと思います。

  • 相談者 288118さん

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    河端 武史先生

    詳細にご説明下さいまして、ありがとうございます。
    契約がなくとも裁判所の判断で報酬が決定されるのですね。
    勝手に請求する事が出来ないと知り、安心いたしました。

    きちんとした手続きにのっとって決定される報酬でしたら
    異論はございませんので、申し立てをするように促したいと思います。

    恐縮ですが、さらに質問をさせて頂きたく存じます。
    祖父が他界した現時点でも経費は請求出来るのでしょうか?

    祖父の面会に行く際の交通費として
    車無しでは生活できない地域でのガソリン代は
    経費として当然とは思いますが、その車の維持費や
    仕事の合間に成年後見人業務を行ったとして
    仕事が出来なかった時間の人件費の補填は認められるのでしょうか?
    細々と申し訳ございませんが、ご回答賜りたくお願い申し上げます。

  • 相談者 288118さん

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    野田 隆之先生

    ご回答下さいまして、ありがとうございました。
    家裁からの正式な決定がおりるまで、請求には応じなくてよいのですね。
    承知いたしました。

  • タッチして回答を見る

    追加のご質問に対して回答させていただきます。

    自動車については、ガソリン代や維持費(タイヤの損耗やオイルの劣化など)も全て含めて、通常は走行距離1kmあたり15円で経費を計算して請求することになっています(施設まで往復10kmとすると、1回の訪問当たり150円となります)。ですので、よほどの事情がない限りは、この金額を超えて維持費など請求されることはありません。

    また、仕事の合間に成年後見人業務を行ったために他の仕事ができなかったからといって、その期間中の人件費の補填を請求することもできません。その部分の労力は、成年後見人報酬を算定する際に若干は評価されるかもしれませんが、人件費を実費として請求することはできません。

    成年後見人をされている方は、手続や施設訪問のために仕事を休んでされる方もおられますが、だからといって成年後見業務のために休んだ日数分の休業費補償のようなものを請求するというのは通常ありません。そこは、各成年後見人の方で、何とか成年後見報酬の範囲内で都合を付けて調整していただくという前提になっています。

    よろしくお願いします。

この投稿は、2014年10月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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