倒産会社事務所の所有権

公開日: 相談日:2012年02月17日
  • 1弁護士
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ベストアンサー

Bが所有する土地の上に借用契約を交わし、有限会社Aが事務所を建てました。有限会社Aは倒産し、唯一の役員であるaさんも他界したため、現在その建物は廃墟と化しています。

登記上、有限会社Aは閉鎖されておりますが、建物の所有者欄は有限会社Aのままとなっております。役員は亡くなったaさん一人の会社です。

話を聞くと、役員(社長)Aさんの法定相続人はすべて相続放棄しているとのことです。ここで一つ目の疑問ですが、aの個人資産はともかく、そもそも法人所有の建物についても相続できるものなのでしょうか。

また、建物の倒壊や落下物による事故を防ぐために、建物の撤去をお願いしたいのですが、所有者の扱いはどのようになるのでしょうか。

万が一事故が起きたとき、建物所有者がだれもいない会社の場合、土地の所有者Bも責任を負われるのでしょうか。

どなたか教えてください。お願いします。

106924さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士 A

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    法人の所有物を相続によって取得することはありません。
    依然として有限会社Aが建物の所有者です。
    清算中の会社として有限会社Aはその限度で存続していることになります。
    清算人は選任されていないのでしょうから,建物を処分するためには清算人の選任を裁判所に申し立て,清算人が会社を代表して建物を処分することになります。
    ただし,清算人の選任申し立ての際に予納金を納める必要があります。
    建物の所有者でも占有者でもない以上,土地の所有者が事故の責任を負うことは無いと考えます。

  • 相談者 106924さん

    タッチして回答を見る

    早々の解答ありがとうございます。

    追加質問になりますが、登記を閉鎖する=会社は存在しない ということにはならないのでしょうか。

    また、所有者が有限会社AでありAに従業員がいない以上、特定の“人”に対し処分等をお願いすることはできないということでしょうか。

    勉強不足で申し訳ありません。

  • 弁護士 A

    ベストアンサー
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    清算結了登記によって会社登記が閉鎖されていても,建物の処分がなされていない以上,法的には清算未了であって依然として清算中の会社として存続することになります。
    また,仮に従業員がいたとしても,当該従業員は会社所有建物を処分する権限がありませんので,当該従業員が処分することはできません。
    そのために清算人の選任が必要になります。

この投稿は、2012年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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