負債による相続放棄についての相談です。

公開日: 相談日:2022年04月04日
  • 3弁護士
  • 3回答

【相談の背景】
身内の話なんですが、叔父が亡くなり、同居している叔母なんですが、叔父に負債があり、相続放棄についての相談です。

【質問1】
相続放棄した場合、家財道具(冷蔵庫やテレビ)などどうなってしまうんでしょうか?

【質問2】
賃貸契約は叔父名義ですが、そのまま住み続けるには、新たに賃貸契約を交わさなくてはならないのでしょうか?

【質問3】
こういう問題は自己解決するよりも弁護士さんに一度相談しに行った方が良いでしょうか?

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回答タイムライン

  • 八坂 玄功 弁護士

    注力分野
    遺産相続
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    弁護士に依頼するよりもお金もかからず簡単ですので、家庭裁判所に直接訪ねて行って相続放棄申述の申立をご自分でされたらよいと思います。
    借家契約の契約者は亡夫で相続放棄するということになると、形の上では借家契約上の権利は何もないということになりますので、家主さんが理解してくれて新たに契約を締結しなおしてくれないと明渡を求められることになりますが、それはしかたがありません。弁護士に依頼したから家主さんが理解してくれて契約を締結しなおしてくれる可能性が高くなるという効果は特には期待できないです。

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    質問1
    相続放棄した場合、家財道具(冷蔵庫やテレビ)などどうなってしまうんでしょうか?
    回答1
    相続放棄されると、相続財産を私的に処分したりできなくなります(民法921条)。他方で、次順位の相続人または相続財産管理人が管理を開始するまで、相続財産を保管する義務があります(民法940条)。
    質問2
    賃貸契約は叔父名義ですが、そのまま住み続けるには、新たに賃貸契約を交わさなくてはならないのでしょうか?
    回答2
    そうなります。
    質問3
    こういう問題は自己解決するよりも弁護士さんに一度相談しに行った方が良いでしょうか?
    回答3
    相談されるのは構いませんが、弁護士がどこまで助力できるかは不透明です。

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    1 家財道具は、厳密には亡叔父の単独所有物とまでは言いきれないと思います。つまり、叔父叔母夫婦の共有物であり、叔母も権利を有していると考える余地があります。そのため、家財道具を引き続き叔母が使用しているからといって、相続放棄ができなくなるとの解釈は行き過ぎだと思います。ただ逆に、亡叔父の権利も含まれている以上、全く問題なく相続放棄ができる、とまでも断定できません。そこで、相続放棄を早めに行い、家庭裁判所に受理証明をもらった(受理によって相続放棄が正式に認められます)後で、堂々と家財道具を使用し続ければよいと思います。注意としては、家財道具を「売却してお金に換える」ということはしてはいけません。売却すると、相続放棄ができなくなる「処分」(民法921条1項1号)になってしまいます。ただ「使用する」限りにおいては、この「処分」にはあたらないと考えます。

    2 賃貸借契約における「賃借人たる地位」も、相続財産となりますので、相続放棄をする以上はこの「賃借人たる地位」を引き継げないということになり、新たに叔母の名義で契約をし直す必要があります。今後も賃料を支払えるだけの財産や収入が見込めることを説明するなりして、賃貸人に契約に応じてもらえるようにするしかありません。

    3 賃貸借契約のし直しは弁護士が関わったとしても上手くいくとは限りませんが、相続放棄の手続きは弁護士でも協力できます。

この投稿は、2022年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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