司法書士に過失はありますか

私は実兄を被告とし、遺産分割協議書協議書偽造による所有権回復請求事件で訴訟し真正は登記名義の回復の判決を頂き勝訴しました。
現在登記を済ませ土地名義は以下の様になっています。
①母分1/2 ②被告(実兄)1/2 ③私(1/2)④弟(1/2)
また本土地は遺産分割協議書を偽装した兄が多額が借金をしてマンションを建ててしまいました。当然①~④所有分の土地にも借金のため抵当権が設定されいます。
以上の状況ですが、遺産分割協議書の偽造証拠は
(イ)4人の相続人に対し、5名の筆跡がある。
(ロ)相続人4人の内2名の署名が誤字である。
(ハ)捨印と署名下に捺印する印鑑が違う
(ホ)遺産分割協議日と遺産分割協議書に必要な印鑑証明が揃った日時が3年以上の間隔がある。
(ヘ)所有権移転登記を司法書士に依頼したのはマンション建設メーカの人物である事。
(ト)首記での裁判で実兄側の代理人弁護士が実兄は司法書士と会っていない事を準備書面で記述してきています。
(チ)相続人1人の住所が3ども間違えて訂正されている。
以上の様な誰でもおかしいと思われる遺産分割協議書の偽造を見破れなっかった司法書士に問題はないのでしょうか?現在マンションを建てられ収益物件でありながら実兄は家賃収入を全て浪費し、マンション建設ローンを滞納して遅延損害金が発生している状態です。もう少し遺産分割協議書を注意深くみてもらえばこの様な状況になっていないと私は判断しています。司法書士の事務的行為に遺憾です。本内容にて司法書士に過失はないのでしょうか?過失があるとしたらどの様な損害賠償を請求できるのでしょうかご教示下さい。
2013年08月14日 13時51分

みんなの回答

郡司 宏
郡司 宏 弁護士
ありがとう
私の経験でも、素人の書いた遺産分割協議書は、誤字脱字だらけです。司法書士はお粗末と思っても、それでもなんとか登記などができるようにと善意に解釈して委任を受けます。警察権限はないので、その間違いの探索はしません。まさか偽造とはおもわないで、これを見破れなっかったとしても、無理からぬところがあります。かく言う私でも、あなたのこの文面の説明だけで、司法書士に過失かあるかどうかは判断できません。

2013年08月14日 14時06分

弁護士A
ありがとう
本人確認情報提供制度に基づき,資格者代理人となった司法書士が行った登記義務者の本人確認に過失があったとして,不法行為による損害賠償責任を認めた東京地裁平19(ワ)第12682号損害賠償請求事件の平成20年11月27日民事第44部判決は、平成16年改正前不動産登記法における保証書の制度(同法44条)の代わりに,旧法の事前通知制度を厳格化した事前通知制度が導入され(改正事前通知制度。不動産登記法23条2項,不動産登記規則70条),さらに改正事前通知制度の代替として本人確認情報提供制度が導入された趣旨を踏まえて,本人確認情報の提供をする資格者代理人は,その前提として本人確認を行うに当たっては,登記義務者本人に対する事前通知制度に代替し得るだけの高度な注意義務が課せられるものであると判示し、司法書士が,Aと本件土地所有者が同一人物であるかどうかを確認するに際して唯一客観的な手がかりとなる資料は本件免許証のみであったところ,運転免許証に基づく本人確認が適正に行われるためには,提示された運転免許証そのものが真正なものであることが前提なのであるから,本件免許証の外観,形状を見分して不審な点がないことを確認することが最低限必要である一方,本件免許証をケースから取り出して確認することは容易であることからすると,結局,司法書士が本件免許証をケースから出さずに本件免許証に貼付された写真とAの容貌を照合してAと本件土地所有者が同一人物であると判断したのは上記注意義務に違反すると判示しています。
 この基準に照らして、司法書士には、本人確認については、高度の注意義務が認められていますが、ご質問の案件でも、専門家としての通常の注意を払えばわかったことであるといえれば、司法書士の注意義務違反はあるといえます。

2013年08月14日 14時27分

相談者
解りやすいご回答ありがとうございます。

2013年08月14日 20時38分

この投稿は、2013年08月14日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
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