遺産に掛かった費用が任意債務と言われ、調べてもなぜ任意債務かわかりません。教えて下さい。

公開日: 相談日:2021年10月13日
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【相談の背景】
祖父の遺産に祖父母の存命中から生活費を負担して同居していました。
相続開始後も遺産からの退去は求められていません。8年前に私の父親が亡くなって、私も障害があり今後も仕事は出来ないと医師の判断があります。遺産は不動産のみで他の相続人は持ち家がある事から遺産に掛かる費用の負担は拒否され、今年に入ってからはその連帯納税義務の固定資産税も滞納している相続人がいます。また、現在は火災保険等も私だけでは生活とのバランスで負担出来ず解約して万一の保障はありません。私と母親は住民税非課税世帯で年金収入だけです。維持管理に負担した金銭について求償訴訟の予定ですが、その事で他の相続人との関係性が悪化していると思います。最近は求償訴訟を取り下げなければ換価分割請求すると言ってくる相続人も居て、穿った考えかも知れませんが
持ち分の権利はそれぞれあるのに遺産に住んでいるだけで全ての遺産に対する責任を持つのはおかしいのではないかと感じます。借り入れ先もローンの審査に落ちたりで現在の収入のままで遺産を管理しながら生活は無理だと考えています。もし退去となっても費用等は援助もないので見通しはありません。私は障害年金2級で障害者手帳も2級です。訴訟が長引く事も生活には悪影響しかありません。他の相続人は使用貸借と考えるようですが、私は契約書もありませんし披相続人の生活費も負担していた時期もあり、善意の占有と考えます。

【質問1】
求償している物は全て遺産分割前の遺産に掛かった費用です。相手は任意債務だから返済義務はないし、私達が居住しているから遺産分割しない、だから費用負担にも応じないそうです。交渉の余地はありますか?

【質問2】
火災保険等保障がない状態なので
自然災害などで遺産に被害が出ても
相手側は過半数が補修の必要を認めなければ居住している私達が責任を持つそうですが現在の収入ではとても無理です。交渉は可能ですか?

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    【質問1】

     交渉は相手方のあるものですから、明確に拒絶されない限り、交渉の余地はあるとは言えるでしょう。
     しかし、譲歩を引き出せるだけの法的主張ができるかというと、ご記載の事情からは難しいかと思います。
     善意の占有とは、占有権原(使用貸借権などの使用する権利)があると信じて行う占有です。
     ご記載の範囲では、占有権原として主張しうるものはなく、善意の占有との法的主張は成り立ちません。
     そのため、この点を補充できない限り、譲歩を引出せる可能性は低いと思われます。

    【質問2】

     この点についても、交渉は可能でしょうが、どこまで譲歩を引き出せるかは他の相続人次第になります。

     他の相続人は、費用負担はしないが、遺産の使用や代金を積極的に求めることもないというスタンスに感じます。
     この推測が正しければ、修理をしない(修理責任を負わない)との合意をする余地はありそうですが、修理費用の負担を取り付けるのは容易ではなさそうです。

     なお、占有権原に基づいて修理を請求する余地はありますが、上記の通り、占有権原が明確ではありません。

この投稿は、2021年10月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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