亡父の相続について

公開日: 相談日:2011年05月02日
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ベストアンサー

生き別れた父親の相続について教えてください。

母子家庭で育ち結婚して生活しておりましたが、最近1ヶ月前あなたの父親が亡くなったとその後再婚した方から連絡がありました。母にそのことを聞きましたが連絡を取ってないからわからないとのこと。生き別れたままだったので先日連絡があった方のとこへ行きました。その方はその後再婚された方で株を整理しようとしたところ財産権利がある私へ連絡すべきと証券会社の方に言われ私を探したとのことでした。そこで財産のことを言われましたが父親の名義の財産は株があるのみでそれを1/2でよいかと言われました。まだ手続きはしていませんが年寄りなのでその時はいいかなと思いました。しかし土地や家もありそれはその方の名義であり財産分与の対象でないようなことを言われました。しかし父の退職金を使って建てた家だそうですし、それは分与の対象にならないのでしょうか?再婚した後子供はできず財産分与の権利は再婚したその方と私も一人っ子なので二人しかいません。1年忌が終わったらローンが残っているので家と土地を整理し残ったお金で老人ホームへ入りたいと言っていました。名義を確認してはいませんが父の退職金を当てて建てたそうです。売却しローンと相殺した後の残金も1/2の財産分与の権利があるのでしょうか?

55011さんの相談

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    まずはお父様がお亡くなりになられたことをお悔やみ申し上げます。

    さて,相手方の言い分は,一部は正しく,一部は誤っていると思います。

    相続の対象が原則として相続時に被相続人(お父様)名義のものに限られるのは,そのとおりで,相手方名義である不動産は遺産分割の対象にはなりません。

    しかし,遺産分割の計算の中では,「特別受益」を考慮することができます。これは,特定の相続人(相手方)が,被相続人(お父様)から生計の資本として生前贈与を受けているときの利益を計算に入れることができるというものです。

    例えば,株の価値が1000万円,相手方名義の不動産からローンを引いた残額の価値が500万円だったとした場合,
    みなし相続財産は1500万円(1000万円+500万円)となり,これを2分の1ずつにした750万円分が,あなたの相続分になります。

    このように特別受益を計算に入れることで,もらえる額が変わってくると思います。

    また,蛇足ですが,預貯金等は相続人であれば金融機関に照会することで調べることもできます。一応,他の財産がないかもチェックされてもよいかもしれません。

  • 相談者 55011さん

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    株の価値は300万円ほどですが、不動産はかなり価値があると思います。「特別受益」は生計の資本として生前贈与を受けているときということですが、退職金の金額のみが該当するのでしょうか?それとも、ご回答にあるように土地+家の不動産が該当するのでしょうか?弁護士先生に依頼するか迷っていますので教えてください。

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    特別受益は,生前贈与されたものがその対象になるわけですが,本件の場合に不動産のどの程度がこれにあたるかは微妙な問題だと思います。
    基本的には,不動産の原資のうちお父様側が支出した金額の割合でよいと思われますが,ご夫婦ということなので直ちにその割合だけでいけるか,という問題があります。

    また,特別受益は相続開始時(お父様が亡くなられた時)を基準として評価するとされており,支出した金額そのものではなく,現在価値に引き直されます(その意味で上では「割合」という言葉と使っています。)。
    もっとも,当初はこちら側には資料がないでしょうから,不動産の価額からローンを控除した金額全体を「特別受益」として主張していくことになるでしょう。

    なお,不動産の価値が株に比べて極めて大きい場合には,遺留分も問題になってきます。ごく簡単にいえば,不動産に関して生前贈与された金額と株の価格の合計の4分の1は,遺留分として請求できる権利があることになります。

    以上のように,本件は,様々なことを検討する必要があると思われるので,弁護士に相談されることをお勧めします。いきなり交渉等を全て依頼する,でなくとも,例えば先に調査(不動産の価額等)とアドバイスのみの比較的安い契約をして,ご自身にどのくらいの経済的利益が見込めるかを検討してもらうことも可能と思います(このような前段階の契約をされない弁護士の方もいるかもしれませんが,そのあたりは何度が法律相談を受けながら,ご自身に合う弁護士を探すのがよいと思います。)。

  • 相談者 55011さん

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    親切な回答ありがとうございました。かなり複雑であることがわかりました。弁護士先生に相談をしてみます。

  • 相談者 55011さん

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    先日弁護士先生に相談しましたが、相手の協力が必要で交渉をするので着手金が20万円必要だと言われました。また、調停となるとさらに10万円必要とのことです。不動産の名義によっては株の1/2のみに終わってしまうとのことなので踏み切れません・・・。成功報酬はさらに20%だそうです。このまま株の1/2で終わらせたほうがよいのでしょうか?退職金は22年前に支給されておりそのすぐ後に家を新築しているようです。株の財産分割があるので必死に私を探したように思えてなりません。父の生前に連絡がほしかったです。私は父がいなく苦労したので少しでも父の残したものを欲しいと思っています。少しでも成功の余地があるのであれば着手したいと思いますがどうでしょうか?

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    不動産の価額(固定資産税評価額)や株式の金額などは,相手方の協力がなくても調べることはできると思います。
    その他,不動産については登記事項,株式については取引証券会社からの履歴次第で取引銀行も分かるでしょうし,その場合,取引銀行の取引履歴も10年分程度は取り寄せることができると思われます。

    このような相手方との交渉を要しない調査を,前段階の委任契約として,安くで受ける弁護士はいると思いますので,最初から全部を委任しなくてもよいのではないかと思います。

    仮に結論は同じでも,できる限りの調査をして,ある程度のことが分かったうえで納得して株式の半分を受け取るのと,曖昧なままで何となく終了させてしまうのでは,後日の気持ちが違うかもしれません。

    もう少し他の弁護士をあたってみてもよいのではないかと思います。

この投稿は、2011年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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