遺産を実質的に管理する相続人の一人が遺産を他の相続人に分割しようとしません。

被相続人である父が亡くなり、後妻と子2人が相続者です。
後妻が実質的に被相続人の財産を管理していますが、後妻はその財産の分割に必要な相続財産に関する情報の開示を行わず、目録も作成できないばかりか、共有状態の保険の解約や、預金の解約をも共同して行おうとしません。

調停も起こしましたが、出廷せず、財産の内容も全て明確にならないので、訴訟を起こし、わかっている財産の一部分割と、遺産分割の前提となる相続財産の目録の作成及び、速やかな遺産分割を実行することを請求しています。

相続財産を自分たちで明らかにしていくため、様々な調査を行うとき、ほとんど相続人全員の承認を求められます。

実際は、後妻が相続財産に関する情報を全て保有しているため、その調査等に協力しないで、相続財産の内容を出来るだけ隠そうとしているようです。

相続財産の確認を求めるような訴訟もあるようですが、現在本人訴訟で以上のような請求を行っていますので、訴訟の中で後妻に後妻が実質的に管理する共有状態の相続財産の処分や保存、管理、調査などに不当に協力できないのであれば、それに関する権限を私たちに全権委任せよとの請求は可能でしょうか?
2010年04月27日 16時33分

みんなの回答

松原 脩雄 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
1相続をめぐる紛争では、どのような遺産があるかが最大の課題となるものです。

2 不動産、高価動産、預貯金、債権、株券、投資信託、生命保険と分類し、できるだけ情報を集めて、自らの手で遺産を探り当てなければならないから苦労するのです。

3 種類によっては、弁護士照会という方法を使えますが、これも問い合わせ先が分かっていなければなりません。

4 よってご質問の件(それに関する権限を私たちに全権委任せよとの請求は可能でしょうか?)は、現在のところ不可能であると思います。

2010年04月28日 15時25分

この投稿は、2010年04月27日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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