公正証書の遺贈放棄について教えてください

公正証書で、3人いる相続人の一人に全財産を相続させるとなっていた時に、公正証書には従わず、分割協議で相続を決める場合です

①相続発生から3カ月以内に分割協議を終わらせてないと、公正証書どおりの相続になってしまいますか?(包括や特定相続といった種類があるようですが)

②遺贈放棄の手続き(家庭裁判所?)は必要になりますか?

③遺贈放棄の手続きは、相続人全員の合意が必要ですか?

④受遺者が遺贈放棄ではなく、相続放棄する場合は相続人全員の合意が必要ですか?
2019年09月04日 14時40分

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吉田 悌一郎
吉田 悌一郎 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
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ありがとう
① 相続人の方が全員で、遺言公正証書の内容には従わずに、遺産分割協議を行うという場合、その遺産分割協議には特に期間の制限というものはありません。

ですから、3ヶ月以内に遺産分割協議を終わらせないと、公正証書どおりの相続になってしまうということはありません。

②と③ 相続人の1人に全財産を相続させるという内容の遺言は、最高裁の判例によりますと、遺贈ではなく、遺産分割方法を指定する内容の遺言ということになります。

ですから、遺言で指定された相続人の方は、特に遺贈放棄という手続は不要になります。

単に、3人の相続人の方々で話し合って遺産分割の内容を決めて良いということになります。

④ 遺言で指定された相続人の方が、相続の放棄を行う場合には、基本的に自己のために相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄の申述を行わなければなりません。

しかし、その場合に相続人全員の合意は不要です。

2019年09月04日 15時04分

この投稿は、2019年09月04日時点の情報です。
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