公開日:

判断力のない高齢者の遺言書を勝手に書き換えられた

2018年02月14日
ベストアンサー
高齢で判断力のない伯母(生涯独身)の相続についてです。法定相続人は、兄の子2人、弟の子1人の計3人のみ。私は弟の子です。10年前、まだ心身共に健常だった伯母が自分の意思で作った遺言書は3分の1ずつに分ける、というものでした。相続のルールでは私に2分の1の権利がありますが、3人均等にしたいとの意思を受け入れた経緯があります。ところが、兄の子のうち1人が数年前に急死し、残った1人がその分を自分の息子名義にするよう、判断力のなくなった伯母を丸め込んで書き換えてしまいました。公証人が作成し、信託銀行が管理しているものです。少し前に偶然、その事実を知り、クレームを入れ、被相続人を含む親族会議を開きました。揉めにもめた末、相続のルールに則した配分に戻す、という結論を、(形式上ながら)伯母が出しました。ただし、相手方は伯母の近くに住み、最低限ながら世話もしているということで、以降の遺言書の再変更がスムーズに進みません。ようやく先月に公証人、今月は信託銀行員が書き換えの意思を確認しに伯母宅に来ましたが、伯母が自身で判断できる状況ではないため、いずれも意思確認ができませんでした。公証人と信託銀行員には立場上、守秘義務があり、半年前と現在で伯母の判断力に違いがあるかどうかの言質は取れませんが、実際には変わりがないようです。なんとか法定相続人として2分の1を得たいと思っています。

1.遺言書の無効化は可能でしょうか?
2.遺言書の無効化以外に手はありますでしょうか?
相談者(633090)の相談

みんなの回答

中島 繁樹
中島 繁樹 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 福岡県2
弁護士が同意1
ありがとう
伯母さんの死亡後に、あなたは遺言書の無効を主張して、相手方に対して提訴するしかありません。勝訴できるかどうかは、あなたが直接弁護士に相談して判断を仰ぐ必要があります。

2018年02月14日 23時38分

新保 英毅
新保 英毅 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 京都府1 遺産相続に注力する弁護士
弁護士が同意2
ベストアンサー
ありがとう
伯母が逝去した後、数年前の公正証書遺言(第2遺言)の無効確認訴訟をすることが考えられますが、当時、伯母に遺言能力がなかったことの立証をしなければなりません。公証人が遺言能力ありと判断している建前ですので、一般的にはなかなか難しいとは思いますが、当時の医療記録がポイントとなると思います。
なお、遺言者の生前は、遺言無効確認訴訟はできないとする最高裁判例があります。

2018年02月14日 23時38分

相談者(633090)
3.認知症の場合、急激な症状の変化はないとのことですので、半年前の遺言能力を立証させる合法的手段はありますか?
4.つい最近、不動産以外の財産を法定相続人に2分の1ずつ相続させると記した書面「遺言書の一部変更の意思表示」を作り、伯母に署名してもらいましたが、この書面に、なんらかの効力を見出すことは可能でしょうか?

2018年02月15日 10時04分

新保 英毅
新保 英毅 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 京都府1 遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
3 現時点の症状、半年間で急激な症状の変化がないことについて医師の診断書ないし意見書をもらう、問題となる公正証書作成時の異常行動等あれば記録しておく等が考えられます。

4 全文本人が手書きし、その形式をみたしたものであれば自筆証書遺言となり得ますが、意思能力がない状況であれば無効となるでしょう。
 ただし、問題となる公正証書遺言と矛盾する内容で意思表示している事実が、本件公正証書遺言の内容が遺言者の正常な意思に基づいているものか疑問を差し挟む材料になり得ることはあるでしょう。

2018年02月15日 10時18分

相談者(633090)
5. 医師は伯母に対して定期的に往診をしているようですが、認知症等のチェックはしておらず、診察は肉体面に限ったもののようです。5年以上前から同じ質問を繰り返すなど認知症的症状は見られ、以降は徐々に進行している印象があります。半年前の公正証書作成時に正常でなかったことは疑いようのないところですが、遡って認知症を確認できる方法はありませんか?
6. 相手方が、争う姿勢を示唆する当方に、「伯母の死後、遺言書に従わずに相続者間で分配を変えられる。例えば法定相続人で7分の3ずつ。自分の息子に7分の1とか」などとと言って、伯母の生前は現状のまま進めたい意思を伝えてきています。遺言書がある場合であっても、相続者間で勝手に相続割合を変更することができるのでしょうか。相手方の「その場しのぎ」としか考えられません。

2018年02月20日 22時41分

この投稿は、2018年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

関連度の高い法律ガイド

自筆証書遺言の作成を詳しく解説l遺言が無効にならないための作成のポイント

自筆証書遺言は、自分の手書きで作成する遺言書です。「時間や場所を選ばずに気軽に作成できる」「無料で作成できる」といったメリットがありますが、...

「自筆証書」と「公正証書」2つの遺言それぞれのメリット・デメリット

自分の死後、親族が相続でもめないように、今のうちに遺言書を書き残しておきたいーー。そう考える人は少なくないと思いますが、遺言書には、法律で決...

封筒にも氏名を書く?続柄は必要?自筆証書遺言の細かい表記ルール

自筆証書遺言は自分1人でも作成することができますが、決められたルールを守っていないと無効になる可能性があるため注意が必要です。ここでは、自筆証...

コピーの遺言書は有効?自筆証書と公正証書、遺言の形式はどちらがよいのか

生前に遺言書を書いてもらうことで、いざ相続が始まったときに、財産の分け方をめぐってトラブルが起きることを避けられる場合があります。この記事で...

遺言書でできることや公正証書遺言と自筆証書遺言の特徴を解説

遺言書を残さずに亡くなった場合、「誰が」「どの財産を」「どの程度」相続するかという点で、家族がトラブルになる可能性があります。遺言書を残して...

やること診断

今するべきことがわかります 相続のやること診断

解決までの全記事

必要な情報を詳しく知りたい方へ

この相談に近い法律相談

  • 推定相続人の一人に公正証書遺言を書き換えられてしまった

    100歳になる伯母(生涯独身)の相続についてです。法定相続人となり得るのは、兄の子AとB、弟の子Cの計3人で、Cが私です。10年ほど前、まだ心身共に健常だった伯母が自分の意思で作った遺言書は3分の1ずつに分ける、というものでした。数年前にBが急死したため、Aが相続のルールを無視し、Bの分を自分の息子X(中年ニート)の名義に...

  • 自筆遺言書の相続人が「○○御一家」の場合の有効性と 相続登記可能か教えてください。

    5年前に父が他界しました。母は亡くなっており嫁いだ娘が3人。A(私),B,C。 自筆の遺言書があり(死後検認済み)3等分ではないけれど3つの不動産を各々に相続させるとの内容でした。 割合は6:3:1ぐらいでしょうか。 他にも事細かに父の想いが書いてあるので遺志は明確なのですが 相続人を【主人の氏名御一家】に...

  • 未婚の伯母が高齢で死亡、遺言状がある時の遺産分割について

    遺言状には生前付き合いが多かった兄弟や姪甥の名前で金額等それぞれ書かれていました  金額の少ない甥が自分たち兄弟の金額を増やさないと遺産分割書に捺印しないと言い出しました 他の人たちは伯母の遺言に従いたいと思っています 今後どのような進み方になりますか 又、調停、審判、裁判における遺言書の効力はどのくらいありま...

  • 遺産分割協議書を作成する際の、認知症の相続人について

    父が亡くなり、父の名義の家と土地が残りましたが、そこには今、誰も住んでおらず、最近家を売ってほしいという話がきました。 そのため、売却の方向で考えておりますが、その前に名義変更をしなければならないのですが、母、私、弟の相続人のうち、母は今、認知症で特養に入っており、要介護度5のため、判断力が無い状態です。 名義...

  • 遺産相続協議書の偽造の疑い、先方の税理士は見せ用提示、先方の弁護士は遺産相続協議書原本を開示しません

     祖母の遺産相続協議中は3姉妹の親の相続の問題であったので私は一切口をはさまなかったのですが、現状をみれば親は完全に2番目の姉に騙されたという状況です。祖母の苗字を耐えさせないためにと、2番目の姉の従妹の1人が何ら親戚の合意のなく勝手に祖母の養子になっており、本人は現在医者で社会的立場も収入も十分にあることから相続...

法律相談を検索する

よく見られているキーワード

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

遺言に注力する弁護士

最近検索されたキーワード

遺言書の書き方の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

活躍中の弁護士ランキング

遺産相続の分野

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。