遺言書内で銀行口座情報等を記載せず、まとめて「預貯金」又は「財産」と記載しても有効でしょうか?

公開日: 相談日:2021年08月05日
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【相談の背景】
母が遺言書の作成を検討し、記載方法について相談を受けております。
財産はほぼ預貯金です。銀行口座は6〜7個存在しております。
母が高齢ということもあり、遺言書の手書き記載の負担を考えると、なるべくシンプルな記載の方が良いと考えております。

【質問1】
遺言書内で銀行名、口座名などを詳細に記載するのではなく、「預貯金(又は「財産」)のうち10分の6は・・、10分の3は・・」という記載でも遺言書は有効でしょうか?

1051911さんの相談

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    中井 陽一 弁護士

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    遺産相続
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    お困りのこととお察し致しますので、一般論にはなりますがお答えいたします。

    【質問1】
    遺言書内で銀行名、口座名などを詳細に記載するのではなく、「預貯金(又は「財産」)のうち10分の6は・・、10分の3は・・」という記載でも遺言書は有効でしょうか?

    →はい、「預貯金」や「財産」と書いた場合でも、そのことで遺言書全体が無効となってしまう可能性は非常に低いです。

    しかしながら、実際問題として、「財産」と書かれてしまうと、分配するときにどこから誰にどう分けるのかで相続人や遺言執行者が困るケースもありますので、できる限り具体的に記載をすることが望ましいです。

    法律改正により、遺言書の目録部分については、自筆ではなくPCで作成したり、通帳のコピーをつけて、余白に本人が署名押印する形でも認められるようになりましたので、そのような方法ですればお母様のご負担は減るかと思います。
    ただ、遺言書は形式面の要件が厳格ですので、素人判断でするのではなく、専門家にアドバイスをもらったり、公正証書遺言にした方が安心かとは思います。

    なお、公正証書遺言の場合には、公証人が遺言書を作成しますので、お母様は内容を聞いて署名押印をするだけで大丈夫です。

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    岡田 晃朝 弁護士

    注力分野
    遺産相続
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    遺言書内で銀行名、口座名などを詳細に記載するのではなく、「預貯金(又は「財産」)のうち10分の6は・・、10分の3は・・」という記載でも遺言書は有効でしょうか?

    大丈夫です
    ただし、自筆証書遺言でも、規定が変更されて、財産目録は自筆でなくてもよいです。PCなどで打ち出した記録を添付して、それについての分割を記載してもよいと思います。
    また、公正証書であれば、口頭で述べて公証人が作成しますから、かけなくても作成は可能です(高齢ならば、費用を払えば出張作成も可能です)。

この投稿は、2021年08月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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