遺贈と相続放棄と私文書偽造

公開日: 相談日:2018年08月21日
  • 3弁護士
  • 3回答

前月、母が他界しました。父は昭和58年にすでに他界しており、当時長女である私は関東暮らしから渡米し、関西で暮らす母の動向がわかりませんでした。
念の為、母に父の遺言書について尋ねると「ない」との回答で、財産もなかったといっておりました。
ところが、25年を経て帰国すると父からの相続財産(不動産、預貯金、有価証券、生命保険金等)
自宅マンション以外全部金員に換え使ってしまったようです。

母の浪費癖は今にはじまったことではありませんが、借金さえなければよしと思っていました。ところが私が遺品整理をしていると父愛用の硯箱から遺言書がでてきました。母が隠したのか、母は知らなかったのか今となってはわかりませんが、内容は私の息子(父からすると孫)へ自宅を含めた不動産(土地、借家)を全部遺贈させ代々管理していくことと明記したありました。しかし、すでに母が売却しありません。かろうじて自宅マンションは残りましたが、先日謄本を取ってみると、あろうことか2年前に金銭貸借による1500万円の根抵当権が設定がなされており、しかも債権者が母の甥(70歳)でした。

母は3年前から介護ホームで生活しており、年金で十分支払っていけるホームでもあり、糖尿病の持病から勝手な食事もできず、自身で箸やスプーンも持てず、また車いすでの外出すらできない状態の中1000万を超える借金が必要であったのかという疑問と母の通帳はその甥が預かり出金していたようです。

実は私と息子はここ数年母と会っていませんでした。母の25年前の財産隠匿の件で信頼できず疎遠になっており、母が他界しこのような事態を初めて知りました。

70歳の甥と母は以前にも私の妹(知的障害者)が無知であることをいいことに妹が相続した家を売却させ「この家は母の物だから売却金はもらえない」と言い含め売却金が入金された妹名義の通帳を取り上げ勝手に100万円を引き出しゴルフなどの娯楽などに利用しおりましたので、私は妹の通帳をストップさせ、売却金を取り戻すという経緯もありました。



そこで、今後の手続きなのですが、先ず、父の遺言書が有効であるか否か。
有効であるなら母の借金は相続放棄可能であるか。

また、本当に母が借金をしていたのか否か。もし偽造された金銭貸借ならどうすべきか。
もうパニック状態です。

私が先ずすべきことをご指導頂ければ幸いです。

697457さんの相談

回答タイムライン

  • タッチして回答を見る

    父が死亡して20年以上経過しています。父の遺産については相続回復請求権も死亡かr20年以上経過しているため、相続のやり直しをすることはできません。遺言書の有効無効は意味がありません。
    母の借金については相続放棄ができます。甥が母に貸し付けた債権が無効であるとの証拠がない限り、自宅マンションの時価と被担保債権の残高を比較し、後者の方が多く、その他にマイナスをカバーするだけの相続財産がなければ相続放棄を検討された方がよいでしょう。

  • 弁護士ランキング
    大阪府4位
    タッチして回答を見る

    > 私の息子(父からすると孫)へ自宅を含めた不動産(土地、借家)を全部遺贈させ代々管理していくことと明記したありました。しかし、すでに母が売却しありません。かろうじて自宅マンションは残りましたが、先日謄本を取ってみると、あろうことか2年前に金銭貸借による1500万円の根抵当権が設定がなされており、しかも債権者が母の甥(70歳)でした。
    ・・・亡父名義の不動産を母が売却したり抵当権設定ができるには 相続人であるあなたとの協議書があるか そうでなければ有効な遺言書があることが前提となります。まず登記手続き関係を調査するのがよいです。

    > 先ず、父の遺言書が有効であるか否か。

    ・・・そもそも遺言書としての要件をすべて満たしているかどうかご質問内容からだけでは判断できません。また他に遺言書があった場合にはその前後関係を確認しなければ判断できません。

    > 有効であるなら母の借金は相続放棄可能であるか。
    ・・・相続放棄は遺言書が有効・無効にかかわらず可能です。

    > また、本当に母が借金をしていたのか否か。もし偽造された金銭貸借ならどうすべきか。
    ・・・お母さんの通帳などの取引明細などを取り寄せ 叔父に対し不当利得返還請求ができないかを検討の上 相続放棄をするかどうか決断されるのがよいです。相続放棄の期間は裁判所に手続きをとれば伸長が認められます。

    弁護士に直接相談されるのがよいでしょう。

  • 相談者 697457さん

    タッチして回答を見る

    ご丁寧な回答有難うございました。


    既に消滅してしまった財産の回復は不可能かと思います。
    但し、遺言書自体に時効がなければ故人の遺志をついで自宅マンションは受贈し、孫名義にすることにしました。
    又、相続人である私と妹は母の借財を相続放棄することにします。

  • 相談者 697457さん

    タッチして回答を見る

    お伝え忘れがございます。

    既に母が勝手に遺産分割をすませており、自宅マンションは母名義です。
    事実金銭貸借があったか否かは別として借金は可能です。公正役場で検認した頂いたとろ不備のない遺言書であるとのことでしたので、遺言書通りに全て履行しようと思います。
    当然ながら不可能となった遺言もありますが。

  • タッチして回答を見る

    補足させていただきます。
    遺言書に時効はありません。
    方式(自筆証書遺言書の場合、①全文自筆、②作成年月日も自筆、③署名、④押印)を満たしておれば、有効です。
    その場合、家庭裁判所に検認の申立てをする必要があります。
    検認がなされると、「遺贈」の登記手続になりますが、「遺贈」登記は、全相続人又は遺言執行者が一方の当事者(登記義務者)、遺贈を受けられる孫が他方当事者(登記権利者)の共同申請ですることになります。、

この投稿は、2018年08月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから

もっとお悩みに近い相談を探す

弁護士回答数

-件見つかりました