遺産相続についての遺言書

公開日: 相談日:2019年12月26日
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先日、父親が亡くなり長男の兄が遺言書があるといい確認すると兄を執行人とし全財産兄に相続すると書かれていました。
しかし、遺言書に書かれている日付を見ると、父親が施設に入り認知症の症状のような事が出ている時期でした。
久しぶりに会う身内が分からないなど。
そのため、かかりつけの病院に確認した所判断に難しいとの返答でした。
このように、医師の判断がどっちか判断が難しい場合でもこの遺言書は無効にならないのでしょうか?

879517さんの相談

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  • 高島 秀行 弁護士

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    医師の判断が判断能力がないということでないと無効にはならない可能性が高いと思われますが、
    遺言書作成当時の施設の、診断書、看護記録、介護記録のから、
    判断能力がないと言えるような言動があれば、無効になる可能性もあります。

    それらの記録を取り寄せて弁護士にそれを読んでもらって
    訴訟で戦えそうか判断してもらうのがよいと思います。
    取り寄せ自体も弁護士に依頼した方がよいかもしれません。

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    遺言をするには遺言能力というものがが必要です。
    遺言能力とは,遺言の内容や効果を理解し,遺言をするか否か判断するに足りる能力をいいます。
    遺言能力の無い者がした遺言は無効となります。

    遺言書は,おそらく自筆証書遺言(自分で書いた遺言)であると思われます。

    認知症を理由に遺言能力の有無が争われ,自筆証書遺言が無効となるケースは多々あります。

    判断要素としては多岐に渡りますが,長谷川式スケール(HDS-R)等のテストをしている可能性はありませんか。
    その結果や,日々の言動の看護記録,介護記録等を精査すると,遺言能力が無かったことが明らかになる可能性があると思われます。

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    岡田 晃朝 弁護士

    注力分野
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    そのため、かかりつけの病院に確認した所判断に難しいとの返答でした。
    このように、医師の判断がどっちか判断が難しい場合でもこの遺言書は無効にならないのでしょうか?


    遺言の有効性の立証責任は、一応は、有効と主張する側にあります。
    しかし、一応は遺言があり、遺言の形式を備えている以上は、形式的には有効となります。それに対して、無効という側が、その遺言能力についてなかったことについて覆すための立証が必要です。
    これが不明瞭だと負ける可能性はあります。
    そこを立証できる証拠、介護認定や各種の診断書、カルテ、関係者の当時の日記や証言で証明していく必要はあるでしょう。

この投稿は、2019年12月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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