株主不存在訴訟 相続 自営業

公開日: 相談日:2021年09月23日
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【相談の背景】
自社の株式100%持つ自営業の社長が死亡後、会社の株式の相続争いがあり、後継者が引き継いでから10年間株主総会も開かずに役員報酬をどんどん釣り上げて会社名義で輸入車を買ったり好き放題していました。亡き社長の妻と子供は後継者から経営が苦しい倒産しそうだと言われていた。決算書を見せて欲しいと言ってきたが全く無視されていました。
相続人が株式譲渡確認訴訟を起こしたところ、社長の貸付金が決算書にあった事で内容証明書で生活して来ました。

【質問1】
株主不存在訴訟というのがあると聞いたのですが、勝手に決めて取っていた10年間分の後継者の役員報酬を会社に返還させる判決は出る可能性は高いでしょうか?後継者以外の相続人は3人で過半数の株式を相続予定。

1067303さんの相談

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    「株主不存在訴訟」というのは株主総会決議不存在確認の訴えということでしょうか。

    役員報酬を支払うためには、定款で定めがなければ株主総会決議を経る必要があるので(会社法361条1項)、そもそも株主総会が開かれた形跡すらない(例えば、議事録すら作成されていないなど)場合は、原則として役員報酬の支払は無効となります(ただし、事後的に株主総会で承認があった場合や、株主全員の同意があった場合など、例外的に有効となる場合もあります。)。

    他方、株主総会が開かれた形跡がある場合は、株主総会決議不存在確認の訴えが必要になります。議事録を作っているだけといった場合が典型ですが、その他の場合にも認められる可能性はあります。ただ、その判断は具体的な事情によるので、この場では回答が難しいです。

    いずれにせよ、込み入った話にはなるので、一度弁護士に相談されたほうがよいかもしれません。

  • 相談者 1067303さん

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    向井先生有難うございます。株主総会決議不存在確認でした。後継者は息子であり、母親と兄弟が相続人で議事録はないようです。この12年間株主総会に誰も呼ばれなく参加もしておりません。12年間の役員報酬を返還するとなると莫大な金額になるので、もし訴訟し支払うよう判決が下りたら後継者は裁判所に一括で払わなければならなくなるなでしょうか?株主ではなく会社に対して支払うのですね?

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    そういったご事情であれば、役員報酬の支払が無効と評価される可能性もあるかと思います。

    ご理解のとおり、役員報酬の返還を請求できるのは株主ではなく会社です。また、法的には、不当利得返還請求になりますが、2020年4月1日より前の役員報酬分については消滅時効期間が10年となるので、12年分全ての返還請求は難しいかもしれません。

    判決の場合は、一括で支払うことになりますが、裁判の中で和解ができれば、分割での支払い等柔軟な解決も可能です。

  • 相談者 1067303さん

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    向井先生 有難うございます。
    過半数を持つ株主が、会社代表者を訴える事は出来ないのですね?不当利得返還請求もですね?大株主には何か出来る事はないですか?いつ借りたかも知らないが決算書に元社長に対する貸付金があるから1000万返せと支払い期限の切っていない内容証明を送って来られたので苦慮しております。

  • 高島 秀行 弁護士

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    【質問1】
    株主不存在訴訟というのがあると聞いたのですが、勝手に決めて取っていた10年間分の後継者の役員報酬を会社に返還させる判決は出る可能性は高いでしょうか?後継者以外の相続人は3人で過半数の株式を相続予定。
      株主総会決議不存在確認請求訴訟ですね。
      役員報酬を受け取るには、株主総会決議で役員報酬について決議する必要があります。
      株主総会が不存在であれば、会社は役員報酬を不当利得として返還請求できます。
      不当利得返還請求するよう会社に請求して、会社が請求しなければ株主代表訴訟をして
      会社に役員報酬を返還するよう求めることが可能です。
      

  • 高島 秀行 弁護士

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    遺産相続
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    株式の過半数を持っているのであれば、株主総会の開催を要求して、開催されなければ
    裁判所の許可を取って、株主総会を招集して、相手方の取締役を解任し、あなた方で取締役を選任することも可能です。

    弁護士に面談で相談された方がよいと思います。

この投稿は、2021年09月時点の情報です。
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