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公開:2016年02月04日 11時54分

不倫と離婚

『夫が不倫。離婚を切り出す前に確認したい法律知識』

「夫が不倫しているかもしれない」。既婚女性の中に、そう思ったことがある方はいませんか。厚生労働省の推計で、2014年には22万件の夫婦が離婚しています。離婚の理由の典型例としてあげられるのが、夫の不倫です。ただ、夫の不倫を知って離婚を決断したとしても、その後どうしたらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

弁護士ドットコムニュースではこれまでに、不倫と離婚にまつわる解説記事を掲載してきました。実際のケースを交えながら、夫の不倫に直面した場合の法律知識について紹介しています。

▼どこからが「不貞行為」なのか

「不倫」や「浮気」といった言葉を聞くことがありますが、具体的にはどのような場合に離婚できるのでしょうか。

肉体関係が全くなかった場合でも、離婚原因となる「不貞行為」となるケースはあるのでしょうか。

風俗遊びも「不貞行為」? 妻から慰謝料を請求されたら拒否できないのか『『風俗は気持ちが入っていないから浮気ではない』と言い訳する男性がいますが、それは裁判所では認められません。 結婚した以上、妻以外(同性も含む)と『性的類似行為』を行うことは慰謝料や離婚の原因になってしまいます。少なくとも現在の判例法理ではそうです。そもそも、気持ちが入っているか入っていないかなんて、裁判所は判断できません』2013年10月30日 

浮気した夫「キスしたけど肉体関係はない」それでも妻は「慰謝料」を請求できるか?『不倫で慰謝料が認められるのは、『婚姻共同生活の平和の維持という権利、または法的保護に値する利益』を侵害して、精神的苦痛を与えるからだと考えられています。この考え方によれば、慰謝料が認められるのに、肉体関係は必ずしも必要ないということになります。』2015年5月19日 

▼証拠を集めたい、どこまでやっていい

不倫関係を証明するためには「証拠」が重要です。ドラマで見かけるように、バッチリ現場の写真を撮れたら良いのですが、どこまで勝手にやっていいのか、悩んでしまうケースもあるでしょう。

夫の携帯やパソコンを勝手にチェック・・・不倫の「証拠集め」はどこまで許される?『プライバシーといっても、赤の他人の問題ではなく、夫婦の問題です。対象もメール程度で、その内容も不貞という違法事実に関することです。浮気の事実を明らかにするためという、それなりに相当な目的の下に『こっそり見る』程度であれば、態様も平穏ですから、慰謝料の支払義務を負わせなければならないほどに違法性が高いとまではいえないのです』2013年10月23日 

▼慰謝料はどうなる

夫の不倫を理由に離婚する場合、どうしても気になるのが「慰謝料」の問題です。別れた後の生活を大きく左右します。離婚した後に受け取る慰謝料について考えました。

妊娠中に「夫の浮気」が発覚、妻はどんな請求ができるか?『「離婚をしないという選択をした場合、妻は夫に対して、『女性と別れること』『二度と不貞をしないこと』『今後もし離婚となった場合に○○円の慰謝料を支払うこと』などの誓約書を作ることが考えられます。一方、離婚する場合は、夫に対して、子供の親権、養育費、財産分与、慰謝料を請求します」』 2013年2月16日 

慰謝料は夫だけでなく、不倫相手に請求できる場合もあります。しかし、その相手に支払い能力がなさそうな場合は、どうなるのでしょうか。

夫の不倫相手が「ニート」でも、 妻は「慰謝料」を請求できるか?『定職も財産もない相手女性からは、任意で払ってもらうのが難しそうです。公正証書で、慰謝料の『分割払い』の合意をしておけば、払ってもらえるかもしれませんが、それでも払ってくれないとき、差押えをする対象(給料債権)がないので、支払いを強制するのも困難です』2016年1月3日 

▼合わせて読みたい慰謝料の歴史

「不倫は文化だ」という某タレントの言葉もありますが、大正時代から現代までの慰謝料の判例を分析した書籍も話題になりました。

「不倫慰謝料」はいくら? 大正から現代まで「593の判例」を分析した書籍が話題『戦後間もなくまでは、不貞相手に対して慰謝料を求める原告は、夫が圧倒的に多かったのです。妻に対する『夫の貞操義務』を裁判所が初めて認めたのは大正5年のことですが、その後も、夫の不倫を我慢せざるを得ない妻が多かったと考えられます。しかし今では、妻が夫の浮気相手に慰謝料請求を求めることは珍しくありません。』2015年7月25日 

この他にも弁護士ドットコムニュースでは、不倫や離婚にまつわる様々なニュースを取り扱っています。以下にその他の関連ニュースをまとめました。

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