家を出た長男の父親への扶養義務

公開日: 相談日:2015年08月24日
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父親の扶養義務について
自分の状況としては、中学時代に両親が離婚。どちらについてもよいとのことから母親側につくが、父親に無理やり連れていかれる。
正直この時から両親とも嫌いになる。
高校卒業し就職してある程度お金を貯めて家を出る。
家を出る直前に父親は再婚し、連れ子が2人(妹、弟)増えました。

家を出てから20年以上特に会うことも無く生きてきましたが、今回その母親から父親が入退院を繰り返しており、自分も入院が必要だったりと大変であることと、父親からしてみれば長男であるあなたしかいないのでなんとかしてくれと言われた。
妹も自分の生みの親でもないのに仕事休んで送り迎えしたり大変で、何もしない自分に怒っているようです。

正直なところ、父親に対して憎しみのみで特に何もしてあげたいとか思いませんが、とりあえず話したいとのことで一度話し合う予定です。
ただし、現在の場所から田舎に戻ることは出来ない事と、正直収入が少なく(今月ですと手取り18万ここから住宅ローン、生命保険、電話などが引かれて残り5万円ここから健康保険、年金、介護保険が出ますのでほんとうに仕送りなどできる余裕がないことは話す予定です。
既婚なので嫁の収入もありますが、いままで収入はそれぞれの管理としておこなっており、自分の嫌いな父親に嫁のお金をつかうのは更に自分がゆるせないので、そんな関係となるくらいなら離婚も考えています。

1.長男だからといって25年以上連絡取りあっていない父親の扶養をしなければならないのか?
2.現状から何もしてあげられることは無いと言ってしまっていいものか?
3.嫁の収入も審査されてしまうのか?

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    「1.長男だからといって25年以上連絡取りあっていない父親の扶養をしなければならないのか? 」

     成人した子と親との間の扶養義務は、生活扶助義務とされます。その趣旨は、義務者の余力の範囲内で具体的扶養義務が発生するということです。ご相談者に余力が無い場合は扶養する義務はありません。また、25年以上没交渉だったということ、そのようになる経緯といったことも扶養義務を課すにあたって斟酌されます。また、監護(介護、面倒見)については、法的に強制することはできません。したがって、帰ってきて面倒を見ろというような請求はできないということです。

    2.現状から何もしてあげられることは無いと言ってしまっていいものか?

     上記のように、可能な限り冷静かつ客観的に現状をご説明になることです。それでも相手方が納得しない場合は、家裁に扶養の調停を申立てるでしょうから、そこで対応されればよろしいかと思います。

    「3.嫁の収入も審査されてしまうのか?」

     余力の算定に際して,ご相談者、妻及び子の生活の保持が前提ですから、妻は妻で独自に生活の維持が可能だという意味では考慮されますが、親の扶養料額を算定する際に、妻の収入をそこに注ぎ込むようなことはありません。「自分の嫌いな父親に嫁のお金をつかうのは更に自分がゆるせないので、そんな関係となるくらいなら離婚も考えています。」などとお考えになることはお止めください。

この投稿は、2015年08月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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