慰謝料の強制執行について

公開日: 相談日:2020年03月09日
  • 2弁護士
  • 3回答

強制執行出来るか教えて下さい。
離婚に際し、慰謝料の取り決めで公正証書(強制執行の出来るもの)を作成しました。
元夫が現在の住居先を通知してくれません。
住民票を送ると言いながら3ヶ月が経過しました。
公正証書の一文に反するので強制執行をしたいと思っていますが、出来ますでしょうか?

↓以下が公正証書の一文を抜粋したものです。

2 甲は、次の事由が生じたときは、乙から請求催告を受けることなく、当然に期限の利益を失い、前項の金員(既払金がある場合はこれを控除する。)を直ちに支払う。                        
⑴ 甲が、前項の分割金の支払を2回以上怠り、その額が16万円に達したとき
⑵ 甲につき、他の債務につき、仮差押、仮処分、強制執行、競売、執行保全処分を受け、あるいは公租公課の滞納処分を受けたとき
⑶ 甲につき、破産手続開始又は民事再生手続開始の申立てがあったとき
⑷ 乙の責めに帰することが出来ない事由により、甲の所在が不明になったとき
⑸ 甲が住所を移転したのに、乙に通知しないとき

900320さんの相談

回答タイムライン

  • タッチして回答を見る

    公正証書で離婚を決め、彼はあなたと暮らしていたところを去って行ったということでしょうか。そして、それから3か月が経過したにも関わらず、新住所を通知しなかったというのであれば、(5)の「通知義務」に違反したといえるでしょう。執行は可能だと思います。

  • 弁護士が同意
    1
    タッチして回答を見る

    公証役場で執行文の付与を受ける必要があると思いますが、「甲が住所を移転したのに、乙に通知しないとき」という事実の証明をどうするか、が問題になります。
    その公正証書を甲の住民票のある役所に持参して利害関係人として甲の住民票を取得し、住民票が異動していたら、それで証明ができたと判断してもらえる可能性はあると思います(通知がないことの証明は通常困難なので)。
    住民票が異動されていない場合には、住民票の住所宛てに出した郵便が「あてどころに尋ねあたりなし」という郵便局のスタンプが押されて戻ってきた郵便物も持参すれば、それで証明ができたと判断してもらえる可能性はあると思います。
    事前に公証役場に相談して見られると良いと思います。
    -----------------------------------------
    事実到来執行文(条件成就執行文)
     請求が債権者の証明すべき事実の到来に係る場合で、債権者がその事実の到来したことを証明した文書を提出したときに付与される執行文です。
    公証役場では、条件が成就していることが証明文書によって確認されれば、通常の単純執行文の文言に加え、さらにその事実とその理由が確認されたことを付記します。

  • 相談者 900320さん

    タッチして回答を見る

    先生方、ご回答ありがとうございます。
    公証人に確認した所、強制執行の対象にはならないと回答されました。。
    なんの為に強制執行の対象項目に入れたのか、、
    強制執行の対象にならないなら、証書にする際に指摘があっても良かったのでは?と思ってしまいます。
    弁護士様経由での申し立てであれば、強制執行は可能なのでしょうか?
    相手への送達は終わっています。

  • タッチして回答を見る

    公証人がその条項を入れておきながら、強制執行の対象にならないというのはおかしいと思います。
    事実到来執行文(条件成就執行文) の事実の到来の証明(の有無の判断)が非常に難しいのでできれば、そのリスクを避けたいという意識が働いていて逃げ腰になっている可能性も考えられます。


この投稿は、2020年03月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから

もっとお悩みに近い相談を探す

弁護士回答数

-件見つかりました