慰謝料請求拒否について

公開日: 相談日:2015年07月15日
  • 3弁護士
  • 3回答

現在妊娠9週目の者です。
相手とは結婚はまだしておらず、半年ほどの交際でこれから先をどうするか考えてた所、バツイチと聞いていましたが実は離婚が成立していなかったと伝えられました。
それにより一度は中絶に承諾したものの、やはりいざとなると手術に踏み切れずにいます。
出来ることなら一人で産んで育てたいのですが、そうなった場合、相手の奥様から私に対し不貞行為で慰謝料請求されることはあるのでしょうか?
自分でも色々調べましたが過失が無ければ支払い義務はないとの見解で、ただ、その過失にあたる可能性が高い行動をとった事があります。
交際初期にケンカになり、自宅を教えないなどから本当に離婚してるのか問いつめた事がありました。その際相手がその証明として戸籍謄本を持ってくると言い、その場はそれで終わりました。その後も、ケンカになった際にそういえば戸籍謄本見せてもらってないけど、といった話をした記憶があり、定かではありませんがラインなどでもした気がします。本人曰く、そこで戸籍謄本を確認したら籍が抜けていなかったことを知り、黙っていたんだそうです。
やはりこれは慰謝料請求が来てしまった際に拒否出来ない理由になってしまうのでしょうか?
もう一点、交際が始まる前になりますが私自身が交際を始める3ヶ月程前(去年10月頃)、心療内科でうつ状態であると診断され、2ヶ月程休職しておりました。その後通院を続けていたものの今年4月末に状態の悪化の診断をされています。ここ2ヶ月程は通院出来ておりません。
こういった点はどのように判断されるのでしょうか?
ご返答いただければと思います。よろしくお願いいたします。

367682さんの相談

回答タイムライン

  • 舘山 史明 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
    弁護士が同意
    1
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    こんにちは。

     過失については,戸籍謄本を見せてもらうことになっていながら,それを最終的に確認できなかったという点で,過失が認定される可能性があります。
     これに加えて,離婚届を既に記入して妻に渡しており,妻が届け出をしていたと誤信していた,と不貞相手が述べているならば,あり得る論点としては,婚姻関係破たん後の不貞行為だという主張(むこうの婚姻関係が既に破綻していたなら,不貞行為があっても慰謝料請求は認められない)も考えられます。
     しかし,その場合は婚姻関係破たんの客観的証拠をこちらが立証しなければならず,逆に「自宅を教えてくれない」というのは,婚姻関係を破たんさせずに同居していたというような事情につながる事実だと思いますので,認められるのは難しいかもしれません。
     あとは,鬱状態とのことですが,鬱状態でよくわからないまま,交際相手にだまされて交際を開始した,という主張もありうるかもしれませんが,戸籍謄本をもってきてとか,かなりしっかりしたことをおっしゃっていたようなので,それも難しいかもしれません。

     もっとも,慰謝料を支払う義務が貴方にあったとしても,いくら払うべきなのかは,事情によって大きく違います。今後もし慰謝料請求があった場合には,支払うべきなのか,仮に支払うとしたらどれくらいの金額なのか,大いに交渉の余地があると思いますので,弁護士に相談されてもよいかと思います。

    大変な状況とお見受けいたしますので,ご自身の心と体をなによりいたわってくださいね。

  • 弁護士ランキング
    埼玉県1位
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    出来ることなら一人で産んで育てたいのですが、そうなった場合、相手の奥様から私に対し不貞行為で慰謝料請求されることはあるのでしょうか?
    1.過失がないとは言えません。
    2.しかし,今回のケースで相手の男性の配偶者に対すして主たる責任を負うべきは,配偶者を裏切った相手の男性です。
    3.相談者が支払うべき慰謝料は低額になるはずです。
    4.お子さんを産むのか産まないのかは,相談者の判断に委ねられます。
    5.産む場合,認知と養育費請求は可能です。

  • 弁護士ランキング
    愛知県9位
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     《過失については,戸籍謄本を見せてもらうことになっていながら,それを最終的に確認できなかったという点で,過失が認定される可能性があります。》
    不貞相手の不法行為責任は、多くの学説の反対があるのに、判例が根拠でしょう。判例はあるのか?
    仮に、認められても、その夫に全部求償して良いですよ。
    参考判例
    例えば女性が妻子ある男性とそれを知った上で情交関係を結んだ場合にも、それが妻と別れるからという男性側の詐術によってもたらされた事情下にあっては、男性側に高度な違法性ありとして貞操権の侵害になることもある(最判昭44・9・26民集23巻9号1727頁)。
    ・東京地方裁判所平成15年6月24日判決(判例秘書)
    離婚したなどの虚を言い、愛人と交際を続け、その後、まだ離婚していないことが愛人に発覚し、愛人に子供を生めせた男性に200万円の慰謝料支払い義務を認めた。なお、男性の妻からは女性に対して80万円の慰謝料を認めている。
    ・東京地方裁判所平成19年2月15日判決(判例秘書)
    女性(愛人)の交際相手の(妻と離婚し女性と結婚する旨約束した)男性に対する婚約不履行による(不法行為に基づく)438万円(誓約書で約束した399万円および弁護士費用39万円)の損害賠償請求を認め、男性の妻から女性(愛人)に対する不法行為に基づく165万円の損害賠償請求をいずれも認めた。
    ・東京地裁平成18年8月8日
    被告(男性)が独身であると偽って原告(女性)と交際し、妻子がいることが発覚した後も、「妻とはうまくいっておらず離婚したいと考えている」などと述べて性的関係を伴う交際を継続した。原告は、被告の子を懐胎し出産したが、被告は認知せず、原告は認知の訴えを提起してその認容判決を得た。慰謝料1,000,000円
    出産費用566,800円
    ・東京地裁平23・3・31判決
    独身であるなどと虚偽を述べて結婚を前提に積極的に交際を求めてきた被告の言動を信じて同人との間で性的関係を継続した原告が、被告が妻帯者であることを知った後も同人と交際を継続したこと等の事情を含む一切の事情を斟酌し、被告に対し、慰謝料120万円の支払を命じた事例

この投稿は、2015年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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