過失割合はどのように決められるのですか

公開日: 相談日:2011年04月16日
  • 2弁護士
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ベストアンサー

交通事故に遭いました。
判例タイムズによれば、基本割合9(私:車):1の事故(別冊判例タイムズ16、207ページ122)に当てはまりそうな事故です。
しかし、相手(原付バイク)は事故当時私が発見した時はあきらかに下をむいてこちらを注視しておらず、事故後すぐに携帯電話を手に持っていました(目撃者なし)
衝突時のスピードに関しては、私は安全確認のため停止中で、相手は40km程度出していたようなので(本人も認めている)速度オーバー。
また、衝突位置(実況見分調書に記載)が路肩部分(つまり相手が路肩を走行)になります。
以上のことから、基本割合から修正して6(私):4が妥当ではないかと思ったのですが、相手からは「携帯を使っていた証拠がない」「修正要素となるのは15kmオーバーから」「路肩走行に罰則なし」と認められないと言ってきています(相手は保険に入っていないので本人)また、私が道路中央まで飛び出してきた、急に進路に入ってきた、実況見分書に事実と異なる記載がされた、などとも言っているようです。
弁護士の無料相談に相談したところ、私が危険箇所と認知して十分注意して安全確認をしていたところに前方不注視(私からは見通しが悪いが相手からは見通しが利く)で衝突しているのだから、相手の過失が過大になってもおかしくない。判例タイムズによる判断は双方の注意度が同程度で白黒つけるためのもので、どちらかの注意度が著しく低い場合に当てはめるには無理があるのでは、と言われました。
相手は保険にはいっておらず、物損関係では相手全損13万円、私修理費32万円となっているので、こちらが主張している割合では、過失相殺しても数万円の支払いが出てくるので、ごねていると思います。
相手は判例タイムズの判例から勝てると思ったのか少額訴訟すると言っているようです。私としては相手から訴訟してくれるのならラッキーかなと思っているくらいです。
そこで知りたいのは過失割合を裁判で争った場合、どのように決められるのですか?判例タイムズを参考にというのは保険屋とか双方の示談でのことで、裁判の場合は事実関係から裁判官が判断するのではないかと考えているのですが、どうなんでしょうか?長くなりましたが、教えてください。

52553さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士 A

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    裁判所でも、判例タイムズを参考にします。
    ただ、最終的な判断をするときには、他の事情もきちんと酌んでくれますので、お考えになられている事情を、細かく正確に伝えられるようにしてください。

  • ベストアンサー
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    裁判官は,必ずしも判例タイムズでの過失割合に固執するわけではなく,個々の事故状況に応じて過失割合を判断していると思います。
    ただ,もちろん判例タイムズの過失割合も参考にしています。
    裁判になった場合ですが,本件の事故がその判例タイムズで予定されている事案なのかいなかによっても過失割合の判断が変わってくると思いますので,事故状況(事故現場の状況,両車両の動静)などをきちんと主張するべきだと思います。
    なお,過失割合で争うのであれば弁護士に依頼されることも考えてみてはいかがでしょうか。ご存じだとは思いますが,貴殿が契約している自動車保険で弁護士費用特約がある場合には貴殿が弁護士費用を負担することなく弁護士に依頼することができますよ。

  • 相談者 52553さん

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    早速のご回答ありがとうございました。
    事故の詳しい状況になりますが、当該交差点での私の行動は以下のようになります。
    一時停止線で停止。カーブミラーで確認したところ左から数台、右から1台車が来ているのが見えたので、やりすごす。カーブミラーになにも映っていないことを確認して、目視できる場所(停止線より1mくらい前)までクリープ現象にて前進。停止して左右確認中、原付バイクが衝突。
    相手(原付バイク)は優先道路を走行していたため、走路妨害を主張しています。また、私が衝突の寸前に見たときは下を向いていたので、どうらや相手は衝突時に初めて車の存在に気づいたようで、「車が飛び出してきた」とも言っています。さらに、実況見分書作成時に現場にいなかった(救急車で病院へ行っていた)ことから、現場に落ちていた破片や痕跡と私の証言で作成された実況見分書を認められないと言っています。
    しかし、相手は見通しがよく、私が一時停止線に止まっている段階から見える状況にあった。相手がスピードを出していたため、私が唯一の確認手段であるカーブミラーにて確認した際には映っていなかった。また、前方を注視していなかったため、路肩にて安全確認をしていた私の車に路肩で衝突した。(車道を走行していたら衝突していません)
    以上から私としては言いがかりをつけられた感が非常に大きいです。
    加藤弁護士がお勧めしてくださった訴訟についてですが、今のところ扱われる金額が少ないので費用倒れ必至ということで、弁護士さんも及び腰です。相手は保険がないので、訴えてきても本人訴訟だと思いますが、その場合は司法書士さんを利用して対応していくのも手なのかなと考えています。
    その辺は弁護士の先生方はどのようにお考えになりますか?

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    弁護士費用特約は付保されていないのでしょうか。
    付保されていないと,相手方が任意保険に加入していない状況では弁護士に依頼するのは難しいでしょうね。
    司法書士に依頼することについては,私では分かりかねます。ただ,仮に司法書士に依頼する場合には,その司法書士が交通事故の裁判を行った経験があるかを確認した方がよいと思います。いわゆる過払金返還訴訟では司法書士が代理人として裁判所に出頭していることはよく見ますが,司法書士が交通事故の事件の代理人として出頭している場面に私は遭遇したことはありません。

    事案についてですが,実際に実況見分調書等の図面をみたり事故現場を自分の目でみてみないと正直わかりません。過失割合が争点となるような事件の場合,私は事故現場を見て気付くことも多いので,私は必ず事故現場に行くようにしています。

  • 相談者 52553さん

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    丁寧な回答ありがとうございます。

    加藤弁護士の「必ず現場に行きます」の書き込みには先生の依頼者に寄り添う姿勢を感じ好感をもちました。
    司法書士は裁判で使う書類(たとえば答弁書とか)を代理作成してくれるのが仕事だと思っていました。裁判につきそうという仕事もあるのですね。
    ところで、もうひとつ知りたいと思うのは、少額訴訟についてです。
    少額訴訟はいろいろな本で調べて見たのですが、自分でやることが多いようですね。弁護士などを立てるとそもそも少額なので、回収できる金員が少なくなるというのが理由のようですね。
    少額訴訟についても弁護士の無料相談で聞いたことがあったのですが、相手が法律家(弁護士や司法書士など)を立ててきたらこちらも立てた方がいいですよ、とアドバイスをいただきました。
    訴えられたとき、原告に法律家がついているかどうか、訴状などで分かるのですか?

    あと、加藤弁護士が教えてくださった弁護士特約についてですが、加入していますが、なにやら理由がついて今回は使えないようなことを保険会社が言っています。加藤弁護士のアドバイスどおりもう一度確認してみたいと思います。(あと、加藤弁護士のように交通事故に詳しく、熱意のある弁護士を探したいと思います)

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    弁護士や司法書士が代理人としてついていれば訴状にはその旨の記載があります。通常は訴状の1頁目の原告の氏名等の下に代理人の氏名等が記載されます。
    もっとも,過払金返還請求などの裁判でたまに見かけますが,あくまで本人訴訟なのですが司法書士や行政書士(と思われる方)が傍聴席にいて本人にアドバイスしていることもあります。訴訟外で書面作成などのアドバイスをしているのだと思いますが,そのような場合だと訴状をみても「事実上」代理人がついているかどうか分からないと思います。

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    弁護士や司法書士が代理人としてついていれば訴状にはその旨の記載があります。通常は訴状の1頁目の原告の氏名等の下に代理人の氏名等が記載されます。
    もっとも,過払金返還請求などの裁判でたまに見かけますが,あくまで本人訴訟なのですが司法書士や行政書士(と思われる方)が傍聴席にいて本人にアドバイスしていることもあります。訴訟外で書面作成などのアドバイスをしているのだと思いますが,そのような場合だと訴状をみても「事実上」代理人がついているかどうか分からないと思います。

  • 相談者 52553さん

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    重ねて質問します。
    少額訴訟の場合は無理だとは思いますが、通常の訴訟で、本人訴訟だと思って臨んだところ、相手にはどうやら代理人としては法律家はついていないが、助言をする者として法律家がついていると判明した時、それから弁護士を依頼するなどということはできるのでしょうか?
    答弁書などに代理人の記載が無かったら、途中から代理人を委託しましたと申請すれば、認められるのでしょうか?基本的な質問で大変申し訳ないのですが教えてください。

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    途中から,弁護士に依頼することはもちろんできますよ。
    ただし,弁護士に依頼した結果,貴殿が想定していた方針と弁護士の方針とが異なっていた場合に裁判の手続が進んでいると後で方針を修正することができないこともありますので,私個人としては,途中から弁護士に依頼するくらいであれば最初から弁護士に依頼した方がよいと思います。

  • 相談者 52553さん

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    親切丁寧にご回答いただきありがとうございます。相手の出方を慎重に見守り対策を練っていきたいと思います。
    加藤先生のような熱い人間味のある弁護士もいるのだなぁと頼もしく思いました。
    先生のご回答本当に感謝しております。ありがとうございました。

この投稿は、2011年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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