裁判所権限による「調停をなさず」の結果について

公開日: 相談日:2022年04月27日
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【相談の背景】
親が親族に対して、扶養義務請求の調停を行った。しかし、認知症がひどくなり、調停中に別の親族が申立人となり、後見人の申立てを別で行った。その後、扶養義務請求の調停が、裁判所権限で「調停をなさず」という結果になった。

【質問1】
この場合、「調停をなさず」の結果は覆らず、後見人が主になって再度、扶養義務請求の申立てを行わなければいけないと、裁判所から言われたが、その通りで間違いないですか?

【質問2】
扶養請求の申立人は生活保護者であり収入もないが、裁判所権限でこのような「調停をなさず」と判断は、どこか救済を受けられないのでしょうか?
(再度、申立てるのに、費用負担が発生するため)

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    1 調停をしない,ことにより手続はいったん終了しており,また,何ら解決基準が示されないのですから,再度申立ては必要です。

    2 親御さん自身に判断能力がないのであれば,双方の合意を要素とする調停をしない,というのは仕方のないことです。あとは選任された成年後見人に委ねるしかないでしょう。

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    【質問1】
    この場合、「調停をなさず」の結果は覆らず、後見人が主になって再度、扶養義務請求の申立てを行わなければいけないと、裁判所から言われたが、その通りで間違いないですか?

    家事事件手続法 第二百七十一条 調停委員会は、事件が性質上調停を行うのに適当でないと認めるとき、又は当事者が不当な目的でみだりに調停の申立てをしたと認めるときは、調停をしないものとして、家事調停事件を終了させることができる。

    上記の規定です。
    調停は成立していないので、その調停の目的を達したいなら、再度申立てが必要です。
    後見人をつける必要があるでしょう。

    【質問2】
    扶養請求の申立人は生活保護者であり収入もないが、裁判所権限でこのような「調停をなさず」と判断は、どこか救済を受けられないのでしょうか?

    再度、調停することでしょう。
    なお、調停不成立の自由が、その人に判断力がない以外の理由ならば(271条は他の事由も含むので)、その法律構成などから検討しなければなりません。

この投稿は、2022年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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