ベストアンサー

婚姻費用は先の収入を加味して決定されるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
婚姻費用分担調停を控えています。

私は現在、育児休暇中(公務員)のため来年3月まで無休の状態です。

婚姻費用は、夫と妻の現在の収入(昨年の源泉徴収票)を婚姻費用算定表に照らし合わせて算出するという認識をしております。

以下の夫の主張(先の収入の増減を加味した婚姻費用としてほしいという主張)は、調停で認められるのでしょうか?

【夫の主張】
①妻が職場復帰したら自分より収入が高くなるため、それを加味した婚姻費用にしてほしい。

②別居のため、夫は家族手当と住居手当(月4万5千)が停止となると会社から言われているため(事実は不明)、それを加味した婚姻費用にしてほしい。


私としては、無休の間、あと1年は算定表通りの額が希望なのですが、
夫の主張通り、
現在の収入額で算出した婚姻費用からは外れた低い婚姻費用になってしまうのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
2018年03月15日 02時16分

みんなの回答

黒岩 英一
黒岩 英一 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 長崎県1
ありがとう
>以下の夫の主張(先の収入の増減を加味した婚姻費用としてほしいという主張)は、調停で認められるのでしょうか?

①については、職場復帰の時期が近接しているなら、職場復帰後の収入を前提にすることができる可能性はありますが、そうでないなら、今現在の収入を前提とするのが原則です。
その後あなたの収入が増えた場合には、夫から減額調停を申し立てればいい、ということになります。

②については、現実に手当が停止することを示す資料を出すことができるかが問題となります。
実際に出せて、手当がなくなることが明白であるなら、手当のない収入を前提とされる可能性が相当程度あるでしょう。

2018年03月15日 07時12分

中井 陽一
中井 陽一 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 滋賀県1
ベストアンサー
ありがとう
> ①妻が職場復帰したら自分より収入が高くなるため、それを加味した婚姻費用にしてほしい。

→よほど近い時期に、復帰が正式に決まっているのであれば、復帰後の収入を加味した婚姻費用を算定することもあります。

 しかしながら、来年の3月ということで、まだかなり先ですから、現時点では現在の収入を前提に婚姻費用を決めるのが原則です。

 あなたとしては、調停において、
・復帰するとしてもまだ約1年先である。
・子どもの状態や、保育園入園の可否などによって、復帰が確実かどうかはわからない。
・復帰しても、時短勤務などにより収入額がどうなるかわからない。
・だから、現時点では現在の収入で決めるべき。実際に復帰して変動すれば、夫が減額の請求をすればよい。

 と調停委員に主張してみてください。おそらく、調停委員も理解を示してくれると思います。

> ②別居のため、夫は家族手当と住居手当(月4万5千)が停止となると会社から言われているため(事実は不明)、それを加味した婚姻費用にしてほしい。

→「停止になると言われている」などという口だけでの主張に対しては、応じる必要はありません。
 ただ、実際に停止したことがわかる給料明細や根拠資料が出てきたときは、昨年の年収から、無くなった手当分を控除して、婚姻費用を算定することになると思います。

2018年03月15日 08時12分

相談者
黒岩先生
中井先生

詳しく教えて下さり、
不安が取り除かれました。
ご丁寧なご回答をいただき、
本当にありがとうございました。

2018年03月15日 13時40分

この投稿は、2018年03月15日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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