婚姻費用の減額事由、増額事由
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【相談の背景】
別居を検討中です。婚姻費用を請求するにあたり、算定方法を教えてください。
私はフルタイム正規職員の妻で、15才未満の子ども一人と一緒に住みます。夫は一人で住みます。
子どもは私立小学校に在学中で、そのまま私立の中学、高校に進学予定です。
子どもには発達障害があり、不定期に相談や療育にも通っています。
夫はサラリーマンですが、たまに土日に趣味を副業として個人事業主をしています。夫の給料は年収にして私よりも30万円程多いのですが、副業を50万円程の赤字で確定申告しております。仕入れの要らない副業のため、消耗品や通信費、旅費、交際費など、普段の生活で使っているものを経費として計上して税金対策をしているようです。
算定表によると、給料だけでみた場合は7万円でした。
【質問1】
婚姻費用は、副業が赤字であることにより、給料だけの算定額から減額されるのでしょうか。
減額されるとしたら、いくらくらいになりますか?
【質問2】
子どもが私立の学校に通っていること、発達障害があることにより、婚姻費用は増額されますか?
されるとしたら、いくらくらいになりますか?
【質問3】
夫は、子どもが高校一年の時に定年退職を迎えます。
その後も同じ額の婚姻費用をもらうことは可能でしょうか。退職金は十分にあると思います。