養育費の不当利得返還請求

公開日: 相談日:2021年02月05日
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離婚して養育費をもらっていた相手に、再婚して養子縁組をした事を言わずにいました。
相手が養子縁組を知り、減額の調停を起こされ、それに応じて減額しました。

元々私は連絡はほとんど取っていませんでしたが、子供と大喧嘩した時に相談のメールを2.3回した事がある程度です。
子供は直接父親と連絡を取ったり面会をしたりしていました。

再婚した事が知られると養育費を払ってもらえなくなると思ったり、私自身再婚相手に給料を渡してもらえなかったり子供ができて仕事ができず生活も苦しく、バレないようにしていた点はありますが、養子縁組により支払いの義務が無くなるという知識はありませんでした。

再婚や養子縁組を隠して養育費をもらい続けた分不当利得だと言われ裁判をすると言われました。

現在再婚相手と離婚して離縁した為、養育費増額の調停中であり、その話の中で相手の希望する養育費にならないのなら上記の裁判をして返してもらうと言っています。

1.裁判を起こされた場合、返還しなければならない確率は高いでしょうか?

2.相手の言う養育費(私が希望する額マイナス1万円です)にして、裁判は避けてもらった方が得策でしょうか?

3.何箇所か弁護士に相談しようとメールをしたのですが、断られてしまいます。
弁護士が見つからない場合、裁判になった場合どうなるのでしょうか?


アドバイスお願いいたします。

994940さんの相談

回答タイムライン

  • 濵門 俊也 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    A1 不当利得が成立するかどうかは微妙な気がします。養育費を受領することは法律上の原因があるからです。それが高額であったことからその差額を不当に利得したという構成もあり得ますが,かなり無理筋かと考えます。

    A2 避けてもらった方が得策でしょうね。

    A3 断られる理由がよく分かりませんね。受けてもらえる弁護士はいらっしゃると思います。

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    加藤 貴大 弁護士

    注力分野
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    1
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    平成29年8月28日の東京地方裁判所の判決が参考になります。
    この裁判例の事案では,平成21年に養子縁組がされ,そのことを養育費支払義務者が知って裁判所に養育費の免除と不当利得の返還を求める調停を提起したのが平成27年でした。
    審判では,「双方の生活状況等,諸般の事情を前提とし,当事者間の公平を考慮して」,調停を申し立てた平成27年以降の養育費の支払義務が免除されました。
    そのため,地方裁判所でも,平成27年以降に支払った分の養育費のみが,不当利得とされました。
    別の事案ですが,平成25年10月29日の東京地裁の判決でも,再婚や養子縁組によって当然に養育費が減額されるものではなく,協議や審判を要すると判断されています。

    > 1.裁判を起こされた場合、返還しなければならない確率は高いでしょうか?
    上記裁判例からすると,養育費の減額を合意したとき,時期を遡って減額していれば,返還しなければならない確率は高いと思われます。
    これに対し,特に時期を遡らずに減額したに過ぎない場合,減額の合意をするまでの期間は,かつての養育費の合意という法律上の原因がありますので,不当利得とはならないと考えられます。


    > 2.相手の言う養育費(私が希望する額マイナス1万円です)にして、裁判は避けてもらった方が得策でしょうか?
    これは,相手が不当利得として請求している額や,養育費をマイナス1万円とした場合の合計の差額,もともとのあなたが希望する額が算定表にしたがっているかどうか,などによりますので,現在の情報ではご回答できません。

    > 3.何箇所か弁護士に相談しようとメールをしたのですが、断られてしまいます。
    > 弁護士が見つからない場合、裁判になった場合どうなるのでしょうか?
    あなた自身が,裁判所に対し,書面や口頭で,自分の考えを伝える必要があります。

  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
    ベストアンサー
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    Q1.:裁判を起こされた場合、返還しなければならない確率は高いでしょうか?
    A1:結論から言うと、返還をしなくてもかまいません。養子縁組をした場合に当然に養育費の支払い義務が消滅するわけではありません。養育費の支払い義務が消滅するためには、原則としては、調停の申立てや支払いをしない旨の意思表示(支払いの打ち切りなど)をする必要があります。それまでは、養育費を支払う義務がありますから、それを受け取ったことは不当に利得したことにはならないと思われます。

    平成28年12月6日決定によれば、養育費の減額(消滅)の始期は、調停の申立て時あるいは、養育費の支払い義務がないとの主張をしたうえで養育費の支払いを打ち切った時点とされておりますから、それまでは不当利得にはならないと思われます。

    Q2:相手の言う養育費(私が希望する額マイナス1万円です)にして、裁判は避けてもらった方が得策でしょうか?
    A2:上記の情報だけからはお答えが難しいと思います。

    Q3:何箇所か弁護士に相談しようとメールをしたのですが、断られてしまいます。弁護士が見つからない場合、裁判になった場合どうなるのでしょうか?
    A3:普通に探せば弁護士は見つかると思います。この弁護士ドットコムのサイトを利用されてみてはいかがでしょうか。

  • 相談者 994940さん

    タッチして回答を見る

    2.について少し追記したいと思います。
    相手の年収約500万円、こちらは小さい子供がいる為現在無職で収入なし。
    相手との間の子が高校生2人で1人は私立の通信制高校に行っています。
    私は最低でも1人4万円はいただきたいのですが相手は1人3万円と言っています。
    不当利得で請求する額は100万円ほどだそうです。
    相手が折れない場合審判に移行して良いと思っていますが、4万円は多く言い過ぎでしょうか?

  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    Q1:2.について少し追記したいと思います。相手の年収約500万円、こちらは小さい子供がいる為現在無職で収入なし。相手との間の子が高校生2人で1人は私立の通信制高校に行っています。私は最低でも1人4万円はいただきたいのですが相手は1人3万円と言っています。不当利得で請求する額は100万円ほどだそうです。相手が折れない場合審判に移行して良いと思っていますが、4万円は多く言い過ぎでしょうか?

    A1:子供が2人、両方15歳以上、あなたの収入が0円で相手方の収入が500万円であるということであれば、11万円が養育費算定表による金額です。1人について5.5万円の養育費がもらえると思われます。

    不当利得の件については、上記で説明したとおり、返してくれとは相手方は言えませんから、適切な養育費を支払ってもらうために家庭裁判所に養育費の申し立てをすることお勧めします。交渉をいくらしても任意に払ってくれるとは思われません。

  • 相談者 994940さん

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    過去の減額の調停の際は遡って減額にはならず、申立てされた時点から減額になりました。
    過去の判例を見ても、不当利得で請求されても返還の義務は無さそうなので少し安心しました。
    現在の調停で、「裁判するから返還しろ」と言う言葉に焦ってしまい相手の希望する額に応じようとしてしまいましたが、増額の調停は審判に進めてもらおうと思います!
    アドバイスが聞けて良かったです!
    先生方、ありがとうございました!!

  • 相談者 994940さん

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    追加で質問させてください。
    子供が1人私立に通っていて、年間120万円ほど学費がかかります。(後で20万円程戻ってきます)
    この場合、更に養育費を増額してもらう事はできそうでしょうか?
    できそうな場合、いくらくらい上乗せを希望して伝えても良さそうでしょうか?

  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    Q:子供が1人私立に通っていて、年間120万円ほど学費がかかります。(後で20万円程戻ってきます)この場合、更に養育費を増額してもらう事はできそうでしょうか?できそうな場合、いくらくらい上乗せを希望して伝えても良さそうでしょうか?

    A:大学の学費については、特別な出費ですから、相手にも応分の負担をしてもらうことが可能だと思います。相手方とこちら側の収入にもよりますので、具体的な金額は判断できませんが、収入割合に応じた負担を求めてもいいと思います。

この投稿は、2021年02月時点の情報です。
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