大学生の息子が元夫から103万以上の養育費を受け取れば扶養からはずれますか?

公開日: 相談日:2016年03月24日
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6年前に別れた元夫の元に扶養されていた大学生の息子を引き取ることとなりました。
公正証書で、養育費が12万円記載されており、大学の学費も支払うと明記されています。
もし、息子が養育費(扶養手当?)を受け取ることになると、年額144万円になりますが、これは、息子にとって非課税の収入でしょうか。
それとも、就労と同じく、103万円の扶養の条件が適用され、こちらで扶養しても親の健康保険等の扶養には入れないのでしょうか。



436710さんの相談

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     ご回答いたします。
     所得税法9条1項15号は、「学資に充てるため給付される金品(給与その他対価の性質を有するものを除く。)及び扶養義務者相互間において扶養義務を履行するため給付される金品」については、非課税所得であり所得税を課さないと規定しています。

     従いまして、息子さんが大学へ行くための学費は「学資に充てるため給付される金品」にあたりますので、非課税の収入となるのが原則です。

     もっとも、15号ではかっこ書きで「給与その他対価の性質を有するものを除く」と定めています。
     これは、例えば会社員の方が勤務時間外に学校へ行く場合に、会社に学費を支払ってもらう等、給付金について対価関係がある場合です(この例の場合は、自分が会社で就業していることの対価に、会社に学費を払ってもらっています)。
     なので、質問者様のケースの場合、こちらの例外的な場合にもあたらないものと思われます。

     したがって、質問者様のケースの場合は、非課税の収入であり103万円の扶養の条件を考慮する必要はないと考えられます。

     もっとも、学費を一括で受け取ると贈与税がかかる場合があります。
     「大学の学費も支払う」という趣旨が、一括払いなのか、分割払いなのか、年144万円を支払うのか、実際にかかる学費を支払うのか、公正証書を読まなければ分かりませんが、特に支払い方法の記載がなく、分割払いによる受け取りでも家計に支障がでないのでしたら、分割払いで受け取ることをお勧めします。

     以上長くなりましたが、質問者様のご参考になれば幸いです。

  • 相談者 436710さん

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    素晴らしい回答をありがとうございます。
    疑問が解決しました。
    まだ、これから請求をしていかなければなりませんが、公正証書と法の力はとても助かるものです。
    健康保険料の本人負担もなく、養育に必要な扶養手当も受けれるので、よかったです。
    お忙しいところご回答ありがとうございました。

この投稿は、2016年03月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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