滝戸ゆき緒弁護士の回答に関して

質問番号 10454 の回答に関して、
会等の意味が少しわかりませんので
おわかりの方がいらっしゃればご教授願いたいのですが・・・

>養育費は破産の対象になりますが、不法行為である慰謝料は>破産の対象になりません。債権者の意向を確認する破産調査>がお手元に郵送されてきたら異議を唱えてください

不法行為と書かれていますが私は不法行為をしておりませんし、今回の原因は全て妻側にあります。なのにどうして私に慰謝料が発生するのか?また、債権者の意向とはどういう意味なのでしょう?
私には理解不能です。

宜しくお願い致します。
2010年05月03日 11時05分

みんなの回答

弁護士A
ベストアンサー
ありがとう
前回の回答をした弁護士Bです。
滝戸先生の回答には誤りがあります。

まず、破産といっても、破産したから債務がなくなるのではありません。破産手続とは一応別個の手続である免責手続で、免責許可決定を裁判所からもらうことにより、債務がなくなるのです(この点は諸説ありますが、自然債務として存続するので、法的に請求できる債務はなくなるとお考えください)。

私が、養育費については支払いを免れないと言ったのは、養育費については破産法253条により非免責債権とされており、免責によってもその支払いを免れないからです。
その意味で、滝戸先生の「養育費は破産の対象になる」との回答は、破産が免責を意味するとすれば、誤りです。

また、不法行為についてですが、離婚に伴う慰謝料請求の法的な根拠は、不法行為に基づく損害賠償請求権なのです。なので、相談者さんが、不法行為と認定できるような行為をしておらず、慰謝料を支払わないと主張されるのであれば、それで良いと思います。
あとは、仮に破産申し立て後、債権届出期間に、奥さんから慰謝料請求権の届出があっても、それについては異議を述べる(そんな義務を私は負担していませんよ)こととなります。
ただ、破産で慰謝料請求が問題となる際は、たいてい判決を取得しているか、公正証書などで示談書を交わしていることが多いというのが私の印象です。

とりあえず、破産については、債権者の意向だけでなく、破産者自身の意向確認もありますので、その際に負担していない義務については、その旨裁判所に述べることとなります。
また、仮に慰謝料支払義務を負担した場合には、養育費の場合と同じく非免責債権ですので、破産を申し立て、免責許可決定を得ても、支払義務を免れません。
その意味でも、徹底的に争うべきだと考えます。

2010年05月03日 11時31分

相談者
A先生、早速のご回答ありがとうございました。
しかし、申し訳ありませんがもう少し専門用語を噛み砕いて分かりやすく教え願えませんか?
私の理解力不足のため、お願いします。

2010年05月03日 11時42分

弁護士A
ありがとう
出来る限り噛み砕いて説明しますが、分からない言葉があったら、ネットで検索してみてください。

免責=借金をチャラにしてもらえること
免責許可決定=裁判所が、この人だったら借金をチャラにしてあげてもいいなと考えた人に免責を許可すること
自然債務=債務としては存在しているものの、それを法律的に支払えと言えないもの(たとえば、キャバクラでマンションを買ってやるとキャバ嬢に約束しても、それをキャバ嬢が裁判で請求しても認められないということと同じ原理です。免責許可決定を受けた以上、借金を裁判等で請求されなくなるということです)。
非免責債権=破産法という法律が、特別な理由から、免責許可決定を受けても法的な支払い義務を免れないとしている債権のこと。養育費については、破産+免責により請求できなくなるとすると、子供を育てていけなくなるという政策的な理由から、非免責債権とされています。

滝戸先生の「養育費は破産の対象になる」との回答=この回答は破産=免責のようなニュアンスでされていますが、借金がチャラになるのは免責の効果であって破産の効果ではありません。養育費は、免責されない非免責債権ですので、破産を申し立てて免責を受けても、月々決まった額を支払わなければなりませんし、支払わなければ給与が差押えられたりします。

不法行為=慰謝料については、その根拠が不法行為に基づく損害を賠償する請求とされています。

債権届出期間=破産者に対して債権を持っている人が、裁判所の定めた一定の期間に債権届出をすることとされています。この期間内に届出があった債権について、認否がされることとなります。

2010年05月03日 12時12分

相談者
A先生、詳しい解説ありがとうございました。
そもそもここまで来た質問には当初の質問からかなりかけ離れているものであります。
質問番号 10271 で自分に離婚事由がないのにお金を払う不合理さを質問したところ、弁護士A先生から
「どうしても妻にお金を払いたくないなら、とられるものを無くし、仕事も辞めて妻に知られない仕事に変えてしまうことです。」
と言う回答を頂き、それでは破産しろという事かという事からこのような流れになってきています。
日本の法律の可笑しなところをお聞きしたかったのですが当初の弁護士A先生の心ない回答に憤慨しておりました。
「現実こうだけどこうすればいい」
A先生の当初のこの回答では納得いくわけもなく、何回も質問をさせて頂きました。
ありがとうございました。

2010年05月03日 12時33分

滝戸 ゆき緒 弁護士
ありがとう
皆さん、ご苦労様でした。

彩雲法律事務所
弁護士 滝戸ゆき緒

2010年05月03日 13時51分

弁護士B
ありがとう
その回答は,あんまりじゃないですか?

2010年05月03日 15時35分

この投稿は、2010年05月03日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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