弁護士と裁判官の関係について

公開日: 相談日:2014年10月10日
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 弁護士と裁判官の関係について気になった事がありましてお伺いいたします。
 先日母が父との離婚裁判の際、始めは父にのみ弁護士がつき、裁判が開始されたそうです。
 第一回目の呼び出しの際、裁判官からの諸質問・確認が行われたそうですが、それらが終わり閉廷して後、父側の弁護士と裁判官が非常にフレンドリーに「このたびは宜しくお願いしますよ」「いやいやこちらこそ」といった感じで挨拶をして握手をしていたそうです。じっこんの仲、というように両者が見えたそうです。
 それを見て母は、このままではまずいと考え自分も弁護士を付けました。
 非常に失礼、かつ、諸氏には返答しにくい質問となってしまうかもしれませんが、今回のように裁判官と特定の弁護士の仲が良く、それが判決に影響してしまう可能性はありますでしょうか。
 裁判においては私情を挟まず正当な判決を下す事を旨としている・・・のが、特に裁判官の立場であると思うのですが、私も社会人ですので、全てが額面通りに行かない局面も多いと理解しています。
 弁護士と裁判官の私的な関係から判決に影響が出ることはないのかという事について、御回答いただけましたら助かります。
 用件のみながら失礼いたします。

289711さんの相談

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  • 弁護士ランキング
    大阪府4位

    森田 英樹 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    弁護士と裁判官の私的な関係から判決に影響が出ることはないのか

    まずはご心配いらないでしょう。裁判官と弁護士が個人的に親しいことがあるかもしれませんがそれによって判決に手心が加えられるようなことがあれば 控訴されれば控訴審で判決内容がひっくり返ることになります。 裁判官の意識としては上訴審で判決がひっくり返ることを 大変気にする裁判官が多いですし 法律の専門家としてプライベートととは一線を画すはずです。

  • ベストアンサー
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    弁護士と裁判官が親しくても判決に影響はありません
    ・・といいたいところですが、実際にはないとはいえません。

    ただ、影響にも二つのケースが考えられます。
    一つは、弁護士が知人であることから、その弁護士に対する裁判官の信用がその弁護士に有利に働く場合。つまり、「この人が言っていることは信用できる」という無意識の影響です。

    もう一つは逆の効果です。
    裁判官の「知人であることから甘く判決をしたと見られたくない」という意識から、知人弁護士に必要以上に厳しい判断をしてしまう場合です(これは私の知人弁護士が経験しています)。

    ただ、後者は特別かもしれません。弁護士が裁判官と知人関係である場合、無意思に有利に働く場合はあると考えざるを得ません。

    実際、刑事裁判の場合には、裁判官ごとに担当検察官がいる場合があり、その場合、「この検察官がおかしなことをするはずはない」という裁判官の信頼が刑事裁判に影響していると考えざるを得ないケースは多く見られました(なお、大阪地検特捜部の不祥事以来、刑事裁判においては、裁判官も劇的に中立的になったと感じています)。

    多くの裁判官は「中立」であるように厳しく心がけています(これも実感します)。ところが、そうでない裁判官も実際にはおられますし、また、いくら「中立的であろう」としても、無意識の影響はかなり強烈にあることは心理学の実験でも証明されています。

    ですから、「裁判官と弁護士が知人である」ことは、「実際に影響がある」と考えておかねばならないでしょう。

    特に貴方の案件では、相手方である貴方の前で握手をする、ということですが、これは尋常ではないと感じます(少なくとも私は見たことがありませんし、私の回りの「中立的であろう」と努力している裁判官は、挨拶するとしても相手方の見えないところで会釈する程度です。敢えて無視する裁判官もいるくらいです)。

    ご参考になれば幸いです。

  • 弁護士ランキング
    愛知県5位
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    弁護士と裁判官の私的な関係から判決に影響が出ることはないのか

    そういうことはないですね。裁判官、検事、弁護士は、私的には仲が良いことはよくありますし、裁判所、検察庁、弁護士会も、協議会や懇親会など仲良くするようにいろいろお互い努力もしています。
    しかし、仕事は、法律と手続きに従って行うのであり、それぞれ、プロ意識をもってプライドをもってやっています。無用の対立や誤解をさけて、円滑に手続きをすすめるためであり、手心を加えたり、加えてもらうためではありません。

    「このたびは宜しくお願いしますよ」「いやいやこちらこそ」といった感じで挨拶をして握手をしていたそうです。じっこんの仲、というように両者が見えたそうです。
    どちらかというと、旧知であるが、久しぶりに会ったあいさつという感じですね。よく会っているなら、こんなことはしません。

  • 相談者 289711さん

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     皆様御回答ありがとうございました。考えすぎても仕方のない事なのかもしれませんが、皆様のご意見で心の中で一区切りついた気がします。母にも控訴審に移ったので、もうあまり気にしないよう伝えてみます。

この投稿は、2014年10月時点の情報です。
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