弁護士の訴訟代理権について

離婚訴訟にて依頼人より訴訟委任状を受けた弁護士が、反訴の提起をする場合には離婚訴訟時とは別に訴訟委任状を依頼人から入手して家庭裁判所に提出する必要があるのでしょうか?(以上質問?)
また上記反訴が家庭裁判所の裁判官の判断により地方裁判所への別訴になった場合にも離婚訴訟時および反訴時とは別に訴訟委任状を依頼人から入手して地方裁判所に提出する必要があるのでしょうか?(以上質問?)
上記は各事件ごとに依頼人より弁護士は訴訟委任状を授受しなければ、訴訟代理人として裁判の提起すらできないかということを質問させていただいております。
ご教授のほどよろしくお願いします。
2012年01月27日 09時09分

みんなの回答

比護 望
比護 望 弁護士
離婚・男女問題に注力する弁護士
ありがとう
反訴にしても別訴にしても、委任状という書面の存否にかかわらず、具体的な委任行為が必要です。

定型の委任状には、反訴の権限まで委任事項として記載されていることが多く、その場合には、あらためて、委任状がなくても手続き上は反訴が提起できると思います。

地裁に対して別訴として提起する場合には委任状が別途必要だと思います。

2012年01月27日 09時25分

弁護士A
ありがとう
本案訴訟の委任状の委任事項に「反訴の提起」という記載が入っていれば,裁判所との関係では不可欠ではありません。(反訴の提起・分離時ともに)

しかし,随時,本人の意思確認をするという観点から,丁寧な弁護士は,毎回委任状をとります。

弁護士と依頼人の信頼関係の基盤になりますので,弁護士に依頼されたら応じることをお勧めします。

2012年01月27日 09時27分

相談者
比護弁護士様、弁護士A様、早急なご回答ありがとうございます。
委任契約書とは別に訴訟委任状がないと裁判所は弁護士からの訴訟提起を受理しないと思っていましたが、そうではないと言うことでしょうか?
離婚訴訟時は訴訟委任状を書いて弁護士に提出しました。しかし反訴の時は委任契約書すら交わしてなく、訴訟委任状は書いていません。
別訴も委任契約書は交わしましたが、訴訟委任状は書いていません。
そして別訴ですが、離婚訴訟および反訴時とは別に申立人が二人になったのですが、委任契約書には私の知り合いの名前すらありません。当然二人とも訴訟委任状を書いてません。
地方裁判所は私の知り合いの分はどうして受理したのでしょうか?

以上の弁護士の行為は違法性などないのでしょうか?お忙しいところ申し訳ありませんが、ご教授をお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。

2012年01月27日 09時53分

弁護士A
ありがとう
まず,委任契約書は不可欠の要素ではありません。
また,訴訟委任状で,本訴や反訴の授権が済んでいるならば,格別に用意する必要はありません。

ただし,お知り合いの訴訟委任状については,それがないことには裁判所は事件を受理しないはずです。

詳しくは資料を拝見しないことには断言できませんが,可能性としては,
1 代理人が代筆で訴訟委任状を作成した,
2 実際にはお知り合いは当事者に含まれていない
のいずれかが考えられます。

1の場合は,違法性はありません。

2であり,なおかつそれが当事者の明示意思に反している場合は違法性が認められる可能性があります。

なお,責任追及をする気があるならば,即座に弁護士に事情説明を求め,解任して下さい。

文句を言わないで放っておくと,代筆について承諾があったのではないかと判断される可能性が高まり,違法性を追求することは困難になります。

2012年01月27日 10時54分

相談者
弁護士A様、たびたび早急なご回答をありがとうございます。

別訴の訴状には3人の請求が書かれています。
委任契約書は不要とのことですが、訴訟委任状は裁判所へ訴訟提起するためには必須なのでしょうか?
だとしたら、弁護士が代筆したことになるかと思います。

引き続きよろしくお願いします。

2012年01月27日 11時09分

弁護士A
ありがとう
訴訟委任状は裁判所へ訴訟提起するためには必須です(本訴で出した委任状と別訴の委任状は,通常兼用可能です。)。

疑問があれば,あなたの事件を担当している書記官さんに連絡して,委任状を見せてもらうと良いでしょう。

なお,裁判上の当事者は,反訴状の冒頭に「原告」と書かれているかで確認して下さい。
権利の帰属主体が3人であっても,うち一人だけが当事者として訴えを起こすことが可能な場合もあります。
残り二人は,当事者にはなっていないかもしれませんよ。

2012年01月27日 11時27分

弁護士A
ありがとう
難しいことは考えずに,担当の書記官に対して「●●と●●の委任状を見せて下さい。本人達は書いた覚えがないと言っているのですが。」と尋ねてみると,状況を説明してくれると思いますよ。

2012年01月27日 11時33分

相談者
弁護士A様、いろいろとご回答、アドバイスありがとうございます。
離婚訴訟では私と不倫相手は訴訟委任状を書きました。
そうすると反訴はその弁護士に非はないということですね?
別訴だともう一人分の訴訟委任状がないと基本的には裁判所は訴訟提起は受理しないとの解釈で構わないみたいですね?

すでに控訴審まで終了していますが、高等裁判所(離婚事件)と地方裁判所(別訴)に確認しに行ってきます。

弁護士A様は非常に人望がある弁護士さんですね。弁護士A様と巡り会っていればよかったです。

2012年01月27日 11時44分

この投稿は、2012年01月27日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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