離婚理由、財産分与について

公開日: 相談日:2019年04月02日
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結婚後25年経過、妻には4年前に離婚を迫られ別居中です。妻が私と離婚したい理由は、私が金銭に対してシビア(節約家)であり、妻はこれまで我慢してきたが、本年子供2人が成人になったという事で、今後離婚に向けた話し合い、調停に進む見込みです。妻は離婚するに当たり財産分与について半分を自分が得る権利があるので早く離婚して欲しいと迫っております。そこで教えて頂きたいのですが、このような考え方の相違の理由だけでも別居期間が長期になれば裁判では、離婚が認められるのでしょうか?また、このような理由であれ財産分与は基本的には折半という事でしょうか?私としては、子供が医学部を希望して私立大学の医学部に通っており、子供のためにも金銭に対してシビアになっている(決して自分のためでは無いですが)状況ですが、妻はそれを理解してくれない状況で、こういう理由でも離婚できるのかと思うと余りにも身勝手な気がするのですが?

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    坂本 学 弁護士

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    離婚・男女問題
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     婚姻関係の破綻が明らかな期間の別居があれば離婚が認められることが一般です。
     また,財産分与は,婚姻期間中の財産の清算のため,離婚の理由は考慮されないことが一般です。
     もっとも,裁判所で認められないとしても,離婚協議の中で離婚の理由を財産分与に反映させるよう要望することは交渉戦略としてはあり得るでしょう。

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    お子さんのためにと思っての行動が理解してもらえないのは,とても辛いことと思います。

    さて,まず,離婚の点ですが,結論としては,別居期間が長期間に渡った場合には,離婚が認められる可能性があります。というのも,日本の民法では,離婚が認められる理由として,「婚姻を継続しがた重大な事由」が挙げられています。この婚姻を継続しがたい重大な事由とは,離婚を求める理由や,その夫婦のおかれた状況などの客観的な状況を踏まえて,夫婦がやり直す可能性があるかという観点から判断されます。別居については,その別居期間が長くなれば,お互いの関係性や感情が薄れていき,やり直す可能性が低下していくため,長期間別居している場合には,離婚が認められることとなります。
    相談者様の結婚してから25年,別居開始してから4年という期間については,判断の分かれる難しい期間であると考えますが,私としては,離婚が認められる可能性はあると考えます。

    次に,財産分与の点ですが,離婚に伴う財産分与の場合,これまでの判例の傾向などからすると,夫婦の共有財産については,原則として2分の1ずつ分けることになるうえ,財産分与では,離婚の理由はあまり考慮されない状況です。ただ,財産分与については,別居をした日を基準に,その時点で存在していた財産を対象にすることになります。というのも,2分の1に分ける根拠が,夫婦がお互いに協力をして財産を得たからというものですので,別居をし,協力関係が解消された以降に得た財産については,分ける根拠がなくなるためです。

    財産分与については,相談者様は,お子さんの学費のために財産を利用したいというお気持ちが強いように思われます。この場合,お子さんの学費を負担することが前提となりますが,相手との合意で,一定の範囲の財産を財産分与の範囲から除外し,相談者様が管理をするという方法も考えられます。

この投稿は、2019年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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