子供の面会交流に心裡留保は適用されるのか

公開日: 相談日:2021年11月02日
  • 2弁護士
  • 2回答

【相談の背景】
お世話になります。
心裡留保について、質問させて下さい。

現在離婚調停中で、7・8・10歳の子供3人を私がみています。
離婚の原因は主に相手の暴力・暴言、モラルハラスメント、寝室の盗撮などです。

相手は離婚の話し合いの時は一貫して「子供とは2度と会わない」と主張していました。
こちらがいくら「子供たちの為にそれはやめてほしい」等と言っても主張は変えず、子供たち本人にも「パパとはもう2度と会えないよ」等と、私のいない隙をみて話していました。

それが、最近調停が始まってから、月に1度、相手と子供だけで面会させろ、と主張を変えました。

相手曰く、
「1回言ったら取り消せないのかよ」
だそうです。

婚姻中、相手に子供を短時間みてもらっただけなのに、児童相談所や警察のお世話になるなど、とても心配です。
又、私の悪口を子供に吹き込む癖があり、婚姻中から子供と相手だけの時間は作らないようにしていました。

数年前にも「父親辞めます」等と置手紙があったり、今回の事は子供たちにも深い傷を与える形となり、腹立たしいです。

面会交流自体には賛成ですが、子供と相手だけというのは避けたいと思っています。
同伴したいのです。

又、頻度も直接面会は3ヶ月に1度程にし、月に1度、間接面会をする、というのが私の希望です。

よろしくお願いします。

【質問1】
そもそも面会交流の話に、心裡留保の観点から話をする事はできますか。

【質問2】
心裡留保の観点から話せるとするならば、相手の前の主張は覆らないので、面会交流の交渉をこちらの希望に寄せる手立てとなり得ますか。

【質問3】
心裡留保の観点から話ができないのであれば、最大限こちらの希望を通すためには、どの様な主張が必要でしょうか。

子供に何かあってからでは遅いと思っています。
ご回答よろしくお願い致します。

1080815さんの相談

回答タイムライン

  • 吉丸 雄輝 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    【質問1】

    そもそも面会交流の話に、心裡留保の観点から話をする事はできますか。
    →できないと考えます。
    心裡留保は、契約など法的な意味での意思表示がある場合に出てくる理屈になります。例えば、冗談で「100万円をあげる」と伝えた場合に、贈与契約として無効なのかどうかを検討するときに出てくる理屈です。
    本件で、相手が「子供とは2度と会わない」と調停前に話していたことは、法的な意味での意思表示というよりは、事前に意向を示していたというほうが実態に即していると感じます。

    【質問3】

    心裡留保の観点から話ができないのであれば、最大限こちらの希望を通すためには、どの様な主張が必要でしょうか。

    →子どもと相手だけで会わせることの不安点を調停員に伝えることだと考えます。私なら以下の点を伝えます。
    ⚫「パパとはもう2度と会えないよ」などど子どもに伝えていたのに、調停後は意見が真逆になっている。今後、子どもだけで会わせると、同じように不安定な意見をまた聞かせさせるおそれが高い。多感な時期の子ども達に、更にショックを与えないために同席したい。ご質問者様が同席すれば、「適当なこと言わないで」とその場で正すことができる。
    ●ご質問者様の悪口を子どもに吹き込む癖があり、婚姻中から子どもと相手だけの時間は作らないようにしてきた。離婚したあととなると、余計に酷く悪口を伝えることが予想できる。今後は、ご質問者様が子どもを育てていくのであるから、そのようなことをされると教育上問題がある。ご質問者様が同席すれば、相手が悪口を言うことを抑止できる。
    ●数年前、相手は「父親辞めます」などと伝えており、精神的に不安定である。子どもと直接面会をしているときに、突然責任を放棄する危険がある。例えば、子どもを連れて外出したときに、突然、上記のような状態になって、子どもだけを置き去りにされると取り返しがつかない。ご質問者様が同席すれば、そのようなことがあっても、子どもに危険が及ばないように対処できる。

    一部でも参考になれば幸いです。

    面会交流は、月に一度という頻度の場合が多いので、それを減らすのは何か事情が必要だと考えます。私が今まで聞いてきたのは、「コロナが流行っているからできる限り接触を避けたい」、「子どもが友だちと遊んだり、習い事をするための時間を十分に確保する必要がある」などです。




  • 弁護士ランキング
    大阪府1位

    吉田 英樹 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    お困りかと思いますので、お答えいたします。
    【質問1】
    そもそも面会交流の話に、心裡留保の観点から話をする事はできますか。
    【質問2】
    心裡留保の観点から話せるとするならば、相手の前の主張は覆らないので、面会交流の交渉をこちらの希望に寄せる手立てとなり得ますか。
    【質問3】
    心裡留保の観点から話ができないのであれば、最大限こちらの希望を通すためには、どの様な主張が必要でしょうか。
    →面会交流において、過去の発言があるからといって、それを根拠に拒むことは難しいことが現状でしょう。もっとも、お子様のことを第一に考えなければならないことは、当然のことです。ご質問のような事情を主張して、お子様にとって、適正な面会交流の方法について、主張することは考えられると思います。それをふまえて、調査官調査をしてもらうことも考えられるでしょう。

    一般的なお答えとなり恐縮ですが、ご参考に頂ければと思います。

この投稿は、2021年11月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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