離婚調停、調停調書の作成時期など

公開日: 相談日:2021年09月16日
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ベストアンサー

【相談の背景】
離婚調停を申し立てられています。性格の不一致が原因です。

【質問1】
第一回の調停で、無理難題を押し付けられそうなのですが、その内容を明確にするために調停調書に記載してもらうことは可能でしょうか。

【質問2】
また、1回目の調停だけで(第2回を実施せず)、調停調書を作成することは可能でしょうか。

【質問3】
無理難題の内容だけを調停調書に記載して、婚姻費用について記載しないということは双方が同意すれば可能でしょうか。相手側には弁護士がついているのですが、やはり拒否すると考えた方がよいでしょうか。

1065144さんの相談

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  • 弁護士ランキング
    滋賀県1位

    中井 陽一 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
    弁護士が同意
    1
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    お困りのこととお察し致しますので、一般論にはなりますがお答え致します。

    【質問1】
    第一回の調停で、無理難題を押し付けられそうなのですが、その内容を明確にするために調停調書に記載してもらうことは可能でしょうか。

    →調停調書を作成するのは、通常、当事者の権利義務関係について合意が成立したときです。
    相手が主張してきた無理難題を記録しておくために調停調書を作成するということはできない(裁判所が作成してくれない)と考えます。

    なお、ごくまれにですが、まだ話合いの途中でも、前提となる事項について当事者間の合意が成立した場合に、中間合意と言って調停調書を作成することがあります。(ex.相続争いで、遺産の分け方はまだ決まっていないが、遺産の範囲と金額について合意ができたため、合意できた部分についてのみ調停調書を作成するようなケース)

    【質問2】
    また、1回目の調停だけで(第2回を実施せず)、調停調書を作成することは可能でしょうか。

    →第1回調停期日で、当事者の双方が双方の権利義務関係について合意すれば、調停成立として調停調書の作成が可能です。

    典型的な例は、離婚についてお互いが合意し、離婚の条件も決まった場合です。
    他方で、離婚について全く話が決まらないという場合に、「当事者双方は当面の間別居をすることを確認する」というような条項で調停成立という形にすることもあります。

    ただ、一般的には、第1回調停期日で調停調書が作成されることは非常に少ないと考えます。

    【質問3】
    無理難題の内容だけを調停調書に記載して、婚姻費用について記載しないということは双方が同意すれば可能でしょうか。相手側には弁護士がついているのですが、やはり拒否すると考えた方がよいでしょうか。

    →先ほどの回答でも述べたとおり、当事者双方で権利義務関係について合意ができたときに調停調書を作成するというのが基本です。

    無理難題の内容を一方がふっかけているというだけでは、何ら合意にはならないので、そもそも裁判所が調停調書を作成してないと考えられますし、相手の弁護士も拒否すると考えられます。






  • 相談者 1065144さん

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    私はその無理難題を履行します。ただし、この調停調書に書いてある以上のことは拒否します。といった趣旨の調停調書であれば、権利義務の確定になりますので、調停調書に記載することは、通常はできますか?

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    滋賀県1位

    中井 陽一 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    > 私はその無理難題を履行します。ただし、この調停調書に書いてある以上のことは拒否します。といった趣旨の調停調書であれば、権利義務の確定になりますので、調停調書に記載することは、通常はできますか?

    →そうであれば、当事者双方が合意すれば調停調書の作成が可能だと思います。

    ただ、それで全ての条件が決まったわけではなく、まだ協議しなければならない事項が残っている場合には、相手方の同意がなければ現時点で調停調書の作成には至らず、調停期日続行となることが多いかと思われます。

この投稿は、2021年09月時点の情報です。
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