悪意の遺棄について

公開日: 相談日:2015年06月22日
  • 3弁護士
  • 3回答

別居中の夫から、一方的で身勝手に私の荷物等を送りつけてこようとしたり、まだ婚姻中であるにも係わらず婚姻扶養の生活費が渡らないように通帳の変更の手続きをしたり、夫が介入している社会保険から私を抜こうとする様な数々の行為・・・これ等は悪意の遺棄に該当をするのでしょうか?

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  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    【質問】
    別居中の夫から、一方的で身勝手に私の荷物等を送りつけてこようとしたり、まだ婚姻中であるにも係わらず婚姻扶養の生活費が渡らないように通帳の変更の手続きをしたり、夫が介入している社会保険から私を抜こうとする様な数々の行為・・・これ等は悪意の遺棄に該当をするのでしょうか?
    【回答】
    「悪意の遺棄」は、2つに分解をして理解をするとわかりやすいと思います。まず、「遺棄」とは、「正当の理由がない同居・協力・扶助義務の放棄すること」を言います。「悪意」とは、「社会倫理的に非難されること」を意味します。 
    本件では、
    (1)一方的で身勝手に私の荷物等を送りつけてこようとする。
    (2)婚姻中であるにも係わらず婚姻扶養の生活費が渡らないように通帳の変更の手続をす    る。
    (3)夫が介入している社会保険から私を抜こうとする。
    以上のような行為が「悪意の遺棄」を基礎づける事実といえるので、「悪意の遺棄」に該当する可能性があると言えます。ただ、実務上は、これらの事実関係を綜合的に見て婚姻関係が破綻をしているかどうかを判断することになるので、上記の行為があることから直ちに法定の離婚事由があると判断されるわけではないことに留意をする必要があります。 

  • 弁護士 A

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    ・「・・・これ等は悪意の遺棄に該当をするのでしょうか?」
    →離婚原因や別居に至る経緯等がわかりませんが、同居協力扶助義務を現時点で不当に履行していないこと、将来的にも履行しないことが客観的に明らかな状況がさらに続けば、「悪意で遺棄された」(民法770条1項2号)と評価されるものと思料いたします。また、「婚姻を継続し難い重大な事由がある」(民法770条1項5号)にも該当すると思料いたします。

この投稿は、2015年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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