別居前から不倫が続いていたのか定かではない場合の慰謝料請求

公開日: 相談日:2020年11月10日
  • 2弁護士
  • 2回答
ベストアンサー

内縁の元夫が私と別居後すぐに彼女を作り、内縁関係終了するまでの数ヶ月間、継続して肉体関係を持っていたことを把握しました。
離縁理由は夫の不貞(この彼女以外の人と)とモラハラが原因で、現在は慰謝料に関して終結しています。

その彼女との関係が別居後に始まったものなのか、別居前からすでに二人の関係があったのかは私が証明することができません。
元夫は彼女のことを、「一度名刺交換しただけで、以後面識もないし連絡も取り合っていない」と言っています。
また、彼女にも会いましたが、夫と同じことを言っていました。
双方とも、名刺交換した場所や時期は覚えていないと発言しており、口裏合わせされています。


①別居前からすでに彼女との関係があったと判断して、慰謝料を彼女へ請求することは可能でしょうか。証拠がないと難しいでしょうか。
「反論があるのなら、別居後に知り合ったという証明をそちらでしてください」と伝えても良いでしょうか。

②彼女は既婚者(内縁者がいること)だと知らなかったと言うことが考えられますが、例えば住民票を確認したことがあるのか、など彼女側の不備を追求することは可能でしょうか。
この数ヶ月間、毎週元夫の家に泊まっています。

ご教示の程、お願いいたします。

970891さんの相談

回答タイムライン

  • ベストアンサー
    タッチして回答を見る

    > ①別居前からすでに彼女との関係があったと判断して、慰謝料を彼女へ請求することは可能でしょうか。証拠がないと難しいでしょうか。
    > 「反論があるのなら、別居後に知り合ったという証明をそちらでしてください」と伝えても良いでしょうか。
    →これは証拠がないと難しいです。慰謝料請求をする場合、具体的にいつ不法な行為があったかを証明する責任があるのは損害賠償を請求する側です。そちらで別居後に知り合ったことを証明しろというのは、法律的には難しいです。

    >
    > ②彼女は既婚者(内縁者がいること)だと知らなかったと言うことが考えられますが、例えば住民票を確認したことがあるのか、など彼女側の不備を追求することは可能でしょうか。
    > この数ヶ月間、毎週元夫の家に泊まっています。
    →追求することはもちろん可能です。賠償請求するには彼女が既婚者だと知っていた、もしくは当然知ることができた、状態であることが必要ですので、賠償請求を考えているのであれば色々と追求が必要かと思います。

  • タッチして回答を見る

    > ①別居前からすでに彼女との関係があったと判断して、慰謝料を彼女へ請求することは可能でしょうか。証拠がないと難しいでしょうか。

    不貞行為とは夫婦の問題であるというのが,今日わが国を除く文明国では当り前の理解です。それにもかかわらずわが国では,法律婚をしている者と性交渉を持った相手方に対する広範な慰謝料請求が容認されてはいます。このこと自体,個人の人格的自律(憲法13条,民法2条)や婚姻制度の本質(憲法24条1項)に反する前近代的な実務慣行といわざるを得ません。
    そして,わが国の実務上も,実は内縁関係にある者と性交渉を持った者に対する慰謝料請求が認められるか自体明確ではないのです。
    近時同性婚当事者間に法律婚類似の貞操義務を認めつつ,不貞相手に対する慰謝料請求を退ける裁判例が出されています。わが国の実務上も,内縁関係にある者と性交渉を持った者に対する慰謝料請求など認められない方向に実務は動くと予想しています。
    そこで本件では証拠があったからといって,慰謝料請求が認められるとは限りません。証拠がなければ認められるわけがありませんというのが回答になります。

    > 「反論があるのなら、別居後に知り合ったという証明をそちらでしてください」と伝えても良いでしょうか。

    質問者の言い分は実務で通用しません。
    事実婚当事者の相手方に対する慰謝料請求を行う者の方が,①事実婚が存在した事実,②相手方が①の事実を認識していた事実,③その認識ある時期に性交渉を持った事実を主張立証しなければならないことに争いはありません。

    > ②彼女は既婚者(内縁者がいること)だと知らなかったと言うことが考えられますが、例えば住民票を確認したことがあるのか、など彼女側の不備を追求することは可能でしょうか。
    > この数ヶ月間、毎週元夫の家に泊まっています。

    追及されることはご自由かもしれませんが,通常単なる交際相手の住民票を確認する者はいないでしょう。なお,男性が事実婚であることを「当然知ることができた」時まで責任を認める余地があるかの回答がなされていますが,あくまでそれは法律婚の事例の最高裁判決をなぞっているだけです。事実婚の場合は,最低限「事実婚と認識していた」ことまで立証が求められるというべきでしょう。

この投稿は、2020年11月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから