不貞慰謝料裁判における離婚しない場合の慰謝料について

昨年春頃に主人の不貞が発覚し、最終的に現時点で不貞相手方に対し裁判をする事になっております。

離婚しない場合の慰謝料は数十万~100万程度という判例が多いようですが、不貞発覚後も接触・連絡の事実があり関係継続を推認できる場合は悪質となり慰謝料の増額となりますか?
主人の発信履歴からその後(約4か月間)も不貞発覚までと変わらず1日数十回、毎日連絡を取り合っている事実があります。その後は不貞と繋がる確固たる証拠はないもののその発信履歴には主人がラブホテルに電話している形跡も何度かあり、またその前後は必ず相手方に連絡をしているので不貞関係も継続されていると思います。裁判となった場合、不貞発覚時の確固たる直接証拠などと合わせて、以後の直接証拠はなくてもこういった履歴からいまだ不貞も含めた関係の継続が推認されるという事はありませんか?
不貞発覚時の直接・間接証拠の数々、また主人や相手方からの認める自白(主人は誓約書に署名、相手方は私と直接やり取りしていたSMS内で認めていて、その後弁護士を介した際も弁護士にも不貞の事実は認めている)などから不貞自体の有無は争点とはならないと思います。

慰謝料額を決めるにあたり、有責性の大きさや謝罪・反省の有無、悪質性などが争点になるかと思います。

相手方は発覚時から一貫して関係の継続も接触・連絡も一切ないとしてきました。
また発覚時こそ既婚の事実は知っていたが夫婦間が冷めていたと聞いていたと言っていましたが、
その時点で夫婦が全く円満であった事は私が提示しています。(FBにて定期的に家族旅行をしている写真や不貞関係開始した数日前にも結婚記念日で夫婦で旅行に行っている証拠も見せました。)
ですのでその後夫婦関係が破綻していると思っていたなどという言い訳もできないはずです。

このような状況で、離婚しない場合の慰謝料を考えた場合、客観的にどの位になると予想されますでしょうか。

ちなみに、今回の不貞発覚により当初夫婦は別居となり、私は2週間で6キロ減など体調不良に見舞われうつ病の診断も下っています。
また主人が相手宅のカギも所持していた事実があり、相手方は荷物を取りに行きたいと言われたので貸しただけと言っていましたが、主人がずっと持ち続けていた事実・相手方の話で主人だけ残し自分は仕事に行ったという話から同棲を推認してもらう事もできませんか?
2016年01月28日 13時38分

みんなの回答

大和 幸四郎
大和 幸四郎 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 佐賀県1
ありがとう
このような状況で、離婚しない場合の慰謝料を考えた場合、客観的にどの位になると予想されますでしょうか。
>私見ですが、1~2割増しでしょう。

2016年01月28日 13時43分

鈴木 祥平
鈴木 祥平 弁護士
離婚・男女問題に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
慰謝料については、精神的苦痛を金銭的に評価をするという作業を伴うため、なかなかズバッと「慰謝料としては●●●万円認められます」という回答を差し上げるのは難しいのですが、一般的な目安をお話させていただければと思います。

一般的な不貞行為事案の場合(離婚事案)の慰謝料の上限は300万円であると考えて頂き、その半分である150万円が基準額であると考えていただければと思います。離婚しない事案
の場合には、100万円が基準額であるとお考え頂ければ結構です。それを基準として、慰謝料の増額事由があれば、基準額から上になり、慰謝料の減額事由があれば基準額から下になるというイメージをお持ちいただければと思います。

「不貞発覚後も接触・連絡の事実がある(関係継続を推認できる場合)」という場合には、慰謝料の増額事由になるかと思われます。慰謝料金額の増額という観点からすれば、「慰謝料の増額事由」をどれだけ積み上げられるかという点が争点であろうかと思います。何が慰謝料の増額事由なのか?、何かが慰謝料の減額事由なのか?というのは、一般的な常識から考えて、
相手方に対する精神的苦痛を増幅させる行為なのか?、それとも相手方に対する精神的苦痛を減少させることに向けられた行為なのか?という観点から考えていただければ結構です。

①「主人がずっと持ち続けていた事実」、②「主人だけ残し自分は仕事に行ったという事実」から「同棲」を推認してもらう事もできませんか?という点ですが、これは事実認定の問題であろうかと思います。これは経験則の問題ですので、常識論から考えて頂いて結構です。①と②という事実から直ちに同棲を推認することは難しいでしょう(同棲の具体的意味にもよりますが)。「生活の本拠地をともにしていた」というためには、「鍵を持っていた事実」だけで足りるか?ということを常識的に推論をしていただければわかると思います。一般経験則から
しても、鍵を持っていたとしても同棲していないケースはたくさんあるわけです。

2016年01月28日 13時53分

相談者
鈴木弁護士、詳しくご回答くださりありがとうございます。

ご回答を元にもう少々ご質問してもよろしいでしょうか。


まず、慰謝料算定の基準や増減事由などについても大方理解しました。
断定は難しいかと思いますが、仮に不貞発覚後、今回のようにその後の直接証拠はなく
あくまで発信履歴という間接証拠だけだった場合でも連絡の頻度やラブホテルへの発信、その前後での相手方への発信などから不貞も含めた関係継続の推認という判断をしていただく事は可能という事でしょうか。

また同棲の推認ですが、主人がカギを持ち続けていた事実や相手が主人を残し自宅を出たという自白だけでは難しいとされましたが、不貞発覚時、主人が相手宅に置いてある荷物があるとの事で私が代わりに引き取りに行っているのですが、その際、主人の衣類(段ボール2箱分)、食器・衣類洗剤や食料品などの生活用品、ダブルのベッドカバー(うちではセミダブルのベッドを利用しているのでうち用に購入したものではありません)などを相手方から渡され、また衣類も相手方が洗濯を行っている形跡もあるのですが、これらの荷物の状況なども合わせ同棲と推認していただく事はできると思いますか?

2016年01月28日 14時37分

鈴木 祥平
鈴木 祥平 弁護士
離婚・男女問題に注力する弁護士
ありがとう
事実認定の問題については、YesかNoかを断定的に答えることは難しいと思われます。ある事実を他の事実から推認をする場合には、個人的な価値観や主観が紛れ込んでしまうのは、仕方がないことであり、裁判官も同様です。

【不貞関係の継続という点】
<質問>あくまで発信履歴という間接証拠だけだった場合でも連絡の頻度やラブホテルへの発信、その前後での相手方への発信などから不貞も含めた関係継続の推認という判断をしていただく事は可能という事でしょうか。
<回答>「ラブホテルへの発信」という事実からは、ラブホテルの予約をしたのではないかという推認が働きます(経験則上)。その「前後に相手方へ発信をしている」ということであれば、それと相まって、相手方とラブホテルに行くという話をしていたのではないかとということが推認できなくはありません(常識的に見ればそのように見ることが可能です。)。
しかしながら、そのラブホテルへの発信という事実と前後に相手方に発信しているという事実について、相手方が合理的な説明をしてきた場合には、その推認が覆ることもあります。あくまで事実認定は、こちらの主張と相手方の主張を合わせてみて、どちらの事実が合理的かという観点から行うものです。ですから、こちら側の主張だけをも見て推認してもらえるかどうかは判断が難しいと思います。

【同棲の推認の点】
<質問>同棲の推認ですが、不貞発覚時、主人が相手宅に置いてある荷物があるとの事で私が代わりに引き取りに行っているのですが、その際、主人の衣類(段ボール2箱分)、食器・衣類洗剤や食料品などの生活用品、ダブルのベッドカバー(うちではセミダブルのベッドを利用しているのでうち用に購入したものではありません)などを相手方から渡され、また衣類も相手方が洗濯を行っている形跡もあるのですが、これらの荷物の状況なども合わせ同棲と推認していただく事はできると思いますか?
<回答>相手方の家にいわゆる私物が多く保管されていたということであれば、生活の本拠地にしていたということを推認することができますから、同棲をしていたと推認することは可能であると思います。

2016年01月28日 14時46分

この投稿は、2016年01月28日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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