不貞行為の慰謝料相場。

公開日: 相談日:2021年07月05日
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【相談の背景】
結婚している女性と不倫関係になってしまい、その関係がばれて相手の弁護士から連絡が来ました。
相手は2年程度の結婚期間で子なし、こちらの関係は2ヶ月程度ですが会う頻度は比較的多かったと思います。女性からは夫婦仲があまり良くないことを普段から聞いていました。

【質問1】
この場合の慰謝料の相場はどれくらいでしょうか。

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    一般的には、離婚するなら200万円前後、離婚しないなら50~100万円程度が相場です。

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    泉 亮介 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    相手が証拠をどの程度もっているのかによってもかわりますが、証拠があり、相手が離婚する場合には150万円から200万円程度の慰謝料になる可能性はあります。

    ただ、相手が離婚しない場合にはもう少し減額される可能性もありますし、交渉の場合には、相場よりも低い額でまとまる可能性もあります。

    また、相場の慰謝料は、不貞行為をした2人で支払う合計額になりますので、支払った額の中の責任割合に応じた額を相手の女性に請求できます。
    そして、相手が離婚しない場合には、女性に対し請求しない代わりに、相手の夫への支払いを減額するという交渉もありえます

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    この場合の慰謝料の相場はどれくらいでしょうか。

    最大で100万円,記載された事情からは50万円以下だと思います。
    なお,今後の実務は夫婦が離婚することは不貞相手に対する慰謝料増額事由にならないことが明確にされています。
    この問題に関しては本サイトでも誤った回答を続ける回答者が複数おられますが,今後の実務は,不貞相手に過ぎない者に対する慰謝料相場は,夫婦が離婚しようがしまいが変わらなくなりました。

    不貞相手に対して離婚慰謝料請求はできないという当然過ぎる結論を再確認した,最高裁判所平成31年2月19日判決の担当調査官解説では,不貞行為の結果,婚姻関係が破綻し,離婚するに至った場合において,単純に損害として離婚慰謝料を上乗せすることは許されないとされています。

    そして,不貞当事者の負う責任については,(やや難解ですが)以下のとおり整理されています。

    (従前の最高裁判例は)不貞相手に対して請求された不貞慰謝料に係る債務と,配偶者が負っていた離婚慰謝料に係る債務が,共同不法行為に基づく損害賠償債務であって不真正連帯債務であるとした原審の認定判断を正当として是認する判断を示している。本判決は前記判断を変更するものではないから,今後も両者は不真正連帯債務であると解されることになろう。

    ただし,配偶者に対する離婚慰謝料と,不貞相手に対する不貞慰謝料とでは,被侵害利益が異なり,慰謝料の中身が異なる(不貞慰謝料には,離婚自体によって発生する慰謝料を含まない。)ため,このことを考慮して損害額を算定する必要があり,通常は,損害額が異なることとなる(不貞以外の事情が認められない場合は,離婚慰謝料の方が多額になる。)ものと解される。

    要は,最高裁調査官が,不貞相手に対しては,離婚した場合も(本来の)不貞慰謝料相当額しか請求できないと言っているのですから,今後の実務は離婚(さらには離婚以前の別居等)を理由に不貞相手に対する慰謝料額が増大することはなくなったというべきでしょう。


    こうした事案で,相手方弁護士は,素人相手に(というより弁護士相手でも)相場を無視した超高額請求を吹っ掛けることが横行していますが,およそ裁判上認められるものではないので毅然とお断りすることが肝心です。

この投稿は、2021年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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