裁判までいった場合の「公開」について

公開日: 相談日:2021年03月08日
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【相談の背景】
不倫相手に慰謝料を支払ってもらうべく、これから精査していこうと思っています。

【質問1】
弁護士さんに依頼し、裁判まで進んだ場合必ず公開になってしまうのでしょうか。決着をつけるためには致し方無いと思っていますが、身内の不倫を知り合いや家族に見られてしまうのは気が引けてしまいます。

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    石井 康晶 弁護士

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    裁判の公開は憲法上の要請なのでいかんともしがたいです。
    ただ、訴訟の大部分は非公開で行われる弁論準備という手続で進みます。初回と尋問は法廷でやりますが、尋問以外の場で傍聴人が内容を窺い知ることはほとんど出来ないでしょう。

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    吉丸 雄輝 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    【質問1】
    弁護士さんに依頼し、裁判まで進んだ場合必ず公開になってしまうのでしょうか。決着をつけるためには致し方無いと思っていますが、身内の不倫を知り合いや家族に見られてしまうのは気が引けてしまいます。
    →裁判では公開されるという原則があるので,公開を避けることが必ずできるとはいえません。憲法82条2項には,「裁判所が,裁判官の全員の一致で,公の秩序または善良の風俗を害する虞があると決した場合には,対審は,公開しないでこれを行ふことができる」と規定されていますが,今回のケースでは非公開にはならないと考えます。

    確実に非公開を望むのであれば,民事調停を申し立てることが考えられます。
    民事調停は非公開とされています(民事調停法22条,非訟事件手続法30条)。調停には相手がこなけば話が進まないで不成立になるというデメリットや,長引いた末に合意が得られなかったならば,改めて訴訟をしなければならないというデメリットはあります。しかし,非公開とすることはできますし,2~3期日ほど調停で話し合いを行い,来なかったり合意ができる見込みがなければ調停を不成立にしてもらって長引かせないという方法もあるかと思います。その場合も,「合意しなければ訴訟するぞ」というプレッシャーを相手方に与えたほうがよいので,「最悪の場合は訴訟をしてもかまわない」という気持ちの整理が確実に付いてから,民事調停を申し立てたほうがよいと考えます。

    参考 憲法
    第八十二条 裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。
    ② 裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害する虞があると決した場合には、対審は、公開しないでこれを行ふことができる。但し、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となつてゐる事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。

    参考 民事調停法
    (非訟事件手続法の準用)
    第二十二条 特別の定めがある場合を除いて、調停に関しては、その性質に反しない限り、非訟事件手続法第二編の規定を準用する。ただし、同法第四十条及び第五十二条の規定は、この限りでない。

    参考 非訟事件手続法
    (手続の非公開)
    第三十条 非訟事件の手続は、公開しない。ただし、裁判所は、相当と認める者の傍聴を許すことができる。

この投稿は、2021年03月時点の情報です。
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