不倫慰謝料請求訴訟と離婚訴訟の併合について

以下の状況で、不倫慰謝料請求訴訟と離婚訴訟は併合されますか?

不倫慰謝料請求訴訟
原告 私
被告 夫の不倫相手

離婚訴訟
原告 夫
被告 私

夫と不倫相手はまだ交際しており利害が一致していますので、併合して争いたいと考えているようです。
一方、私は、まずは不倫慰謝料請求訴訟の判決をもらい(不倫の証拠はあります)、その後、有責配偶者となった夫と有利な条件で離婚したいと考えています。
従って、併合せずにひとつずつ争いたいと考えています。

2つの裁判に共通しているのは私ですから、私が併合を申し立てるのは理解できますが、夫や不倫相手が併合を申し立てることができるのでしょうか?
裁判所はそれを認めるのでしょうか?

認めない場合もあるのですか?
2016年11月30日 08時16分

みんなの回答

石井 康晶
石井 康晶 弁護士
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ありがとう
慰謝料請求は地裁、離婚訴訟は家裁、それぞれ異種の裁判所で行われます。この場合併合はできません。いずれの側から申し立てても裁判所は認めないことになります。

2016年11月30日 09時52分

堀 晴美
堀 晴美 弁護士
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ありがとう
慰謝料請求訴訟の管轄は地方裁判所、離婚訴訟の管轄は家庭裁判所と、別種の裁判所で手続きが進められるので、併合することはできません。

2016年11月30日 10時43分

相談者
人事訴訟に係る請求と当該請求の原因である事実によって生じた損害の賠償に関する請求」は「一の訴えですることができる」と規定されております(人事訴訟法17条1項前段)

調べたところ離婚裁判に不倫裁判が併合された、移送されたという案件もあるようです。

しかし、お二方のいう通り併合はないというのが正しいのでしょうか?

2016年11月30日 11時15分

八坂 玄功
八坂 玄功 弁護士
ありがとう
人事訴訟法8条に規定があり、地裁の裁判官が相当と認めるときは、不貞慰謝料請求を家裁に移送して併合審理するという場合があります。
必ず併合されるわけではありませんが、併合される場合もあるということになります。

2016年11月30日 11時31分

川添 圭
川添 圭 弁護士
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弁護士が同意1
ありがとう
本件では離婚訴訟の原告が夫なので,夫が主張する離婚原因の中に「本件不貞相手との不貞行為」は含まれていないはずです。とすれば,人事訴訟法8条1項の移送要件である「人事訴訟に係る請求と当該請求の原因である事実によって生じた損害の賠償に関する請求に係る訴訟」には該当しないと思料します。
ただし,あなたが離婚反訴を提起している場合は,移送要件を満たすのではないかと思います。

2016年11月30日 11時34分

相談者
ご回答ありがとうございます。

夫の不倫が発覚し、私から別居して離婚協議を申し入れました。破格の離婚条件を提示しました。
夫はその条件を受け入れず、離婚調停を申し立ててきました。
双方、離婚の意思があるとして、調停中です。
私としては、夫とやり直す気はないのでいずれは離婚したいですが、離婚するにあたっては、高額な金銭を受け取りたいと考えています。

一方、夫は適正額を払ってさっさと離婚したいと考えており、調停を打ち切り、離婚裁判を起こしてくると思います。

その裁判で、私は不倫の証拠を突きつけて、夫を有責配偶者とした上で慰謝料を貰いたいと考えています。
つまり、不倫の有無が争点になるはずです。

一方、同時期に私が相手女性へ訴訟提起したら、それもまた不倫の有無が争点になります。

このような状況でも、併合はないと考えてよろしいでしょうか?

2016年11月30日 12時03分

川添 圭
川添 圭 弁護士
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弁護士が同意1
ベストアンサー
ありがとう
慰謝料の獲得を主眼とするのであれば,むしろ反訴を提起した上で慰謝料請求訴訟も併合して審理してもらった方がよい事案もあります。
ただ,訴訟戦略は個別事情によりますので,もし弁護士へ依頼しておられないのであれば,弁護士の面談相談を受けられた方がよいと思います。

2016年11月30日 16時10分

この投稿は、2016年11月30日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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