不貞はしたが離婚回避したい場合

公開日: 相談日:2016年11月16日
  • 1弁護士
  • 2回答

調停を経ての離婚裁判についてお教えください。妻(夫)の過去の不貞でも時効前ならば、正当な離婚事由になり、どんなに妻(夫)側が離婚回避したく、不貞を認め、やり直しを懇願したとしても、離婚の判決が出てしまいますか?
不貞を後悔し、子供のために離婚回避をしたい場合は心から謝罪すれば免れますか?
相手は、離婚する意志は強く、判決を待つしかないのでしょうか?
また弁護士の先生方は、そのように心から反省していれば、繰り返された不貞や、既に夫婦関係が破綻しているとされる状態でも、代理人をお引受け頂けるのでしょうか?

501913さんの相談

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    > 調停を経ての離婚裁判についてお教えください。
    妻(夫)の過去の不貞でも時効前ならば、正当な離婚事由になり、どんなに妻(夫)側が離婚回避したく、不貞を認め、やり直しを懇願したとしても、離婚の判決が出てしまいますか?
    > 不貞を後悔し、子供のために離婚回避をしたい場合は心から謝罪すれば免れますか?

    そもそも不貞行為があったからと言って,当然に離婚が認められるわけではありません。法定の離婚事由があっても,家庭裁判所は,一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは,離婚の請求を棄却することができることとされています。質問者の事案は相当以前の出来事のようであり,かかる裁量棄却がなされる可能性が高いような気がします。

    民法
    (明治二十九年四月二十七日法律第八十九号)
    第二款 裁判上の離婚
    (裁判上の離婚)
    第七百七十条  夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
    一  配偶者に不貞な行為があったとき。
    二  配偶者から悪意で遺棄されたとき。
    三  配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
    四  配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
    五  その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
    2  裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。


    > 相手は、離婚する意志は強く、判決を待つしかないのでしょうか?

    相手が判決を望めば,判決になることはやむを得ません。

    > また弁護士の先生方は、そのように心から反省していれば、繰り返された不貞や、既に夫婦関係が破綻しているとされる状態でも、代理人をお引受け頂けるのでしょうか?

    一般に弁護士は,心から反省などしていなくても,諸事情を勘案して,質問者のような事案の代理人を引き受けると思います。その際の考慮要素として,「心から反省」などの比重は極めて低いと思います。

  • 相談者 501913さん

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    川面先生ありがとうございます。裁判所の裁量によるところが大きく、ケースバイケースということですね。心からの謝罪などの感情論ではなく、あくまでも、その事案事態での判断が主になるということでしょうか。
    不貞=離婚判決ではないのが、意外でした。不貞はたらかれた方は、たまったもんじゃないですね。

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    > 裁判所の裁量によるところが大きく、ケースバイケースということですね。

    法文上も,「一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるとき」に裁量棄却ができるというまさに諸事情の総合考慮によります。

    心からの謝罪などの感情論ではなく、あくまでも、その事案事態での判断が主になるということでしょうか。

    心からの謝罪も,裁量棄却の際の考慮の一事情にはなりえます。

    > 不貞=離婚判決ではないのが、意外でした。不貞はたらかれた方は、たまったもんじゃないですね。

    「たまったもんじゃない」かどうかはまさに事案によりけりです。

  • 相談者 501913さん

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    川面先生ありがとうございます。
    私の親戚が(被告)、離婚裁判中です。
    親戚の不貞がばれ、夫側から裁判おこされました。別居中です。冷静にみていて、親戚側の落ち度の方があるようにみえます。子供のためにもやり直したいと主張したようですが、旦那さんをコケにしていたのもみていますし、覆水盆に反らずだと思います。親戚がこちらのサイトを教えてくれたので、本人も見ているかも…、と思い曖昧な質問をしてしまいすみませんでした。自分の身内ですが、身から出た錆だと思います。どのような判決が出るか、見守ります。

この投稿は、2016年11月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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