財産分与する際の家のローンについてどうすればいいのか。

公開日: 相談日:2021年09月16日
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【相談の背景】
現在1戸建ての家をローンで購入しています。
協議離婚で話を進めているのですが、家を売るという選択になりそうです。その場合ローンについてはどのような処理になりますか?

現在夫が借主で、私が連帯保証人です。

【質問1】
夫の不貞が原因での離婚ですので、できればローンの支払いはしたくありません。

1065284さんの相談

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    大岩 和紀 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    売却するには、ローンを完済する必要があります。
    ローンよりも売値が高い場合は売却が可能ですが、
    売値がローン額を下回る場合、不足額を現金で返済するなどする必要があります。

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    質問1にお答えします。

    まず,離婚の条件を協議していくにあたり,財産分与の問題と離婚に伴う慰謝料の問題とは,夫婦間の問題であるため,事実上は関連するとはいっても,別々に検討される協議事項であることに注意が必要です。

    離婚に至る理由が,夫の不貞行為である場合,離婚の条件として,離婚に伴う慰謝料として,夫に対して慰謝料の支払いを請求することができます。
    次に,財産分与の手続は,基準時(別居時や離婚時)における共有財産を清算するものなので,離婚に伴う慰謝料とは関係なく,検討する必要があります。

    財産分与は,基準時における,夫・妻双方の,①不動産,②預貯金,③生命保険の解約返戻金,④退職金,⑤有価証券,⑥動産などの合計額から⑦負債の合計額を控除して,その金額がプラスであれば,その半額を相手方に分与し,その金額がマイナスであれば,分与する必要がありません。財産分与は,借金を分配する手続ではないからです。

    基準時における夫婦の共有財産が,仮に,①夫の不動産と,⑦夫の住宅ローン債務(主債務),⑦妻の住宅ローン債務(連帯保証債務)の3つのみである場合,不動産の価値(売却するのであれば,売却価格)から,住宅ローンの残額を控除したときに,その金額がプラスになる場合には,主債務者である夫の債務も,連帯保証債務である妻の債務もなくなります。そして,財産分与として,プラス部分の金額の半分を,夫が妻に分与することになります。

    上記の場合とは逆に,ローン残額控除後の金額がマイナスになる場合には,財産分与の義務はありません。もっとも,住宅ローンは,夫婦間の問題・契約ではなくて,あくまで,住宅ローン債権者(銀行)と契約者である主債務者(夫)と連帯保証人(妻)との関係なので,住宅ローン債権者に対する支払義務が残ることになります。

    ローン残額控除後の負債額(マイナス部分)は,まず,主債務者である夫が返済する義務を負いますが,連帯保証人である妻も,夫と同様の義務を負うことになります。

  • 相談者 1065284さん

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    家を売る場合マイナスになる場合の財産分与がないのは理解できるのですが、離婚した後の連帯保証人を解除してもらうことは可能なのでしょうか?

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    改めてお問い合わせいただいた内容にお答えします。

    住宅ローン債権者である銀行からみると,主債務者(夫)が支払いをしない場合に,人としての担保として,連帯債務者(妻)にも請求することができることを前提に,住宅ローンの審査をしています。

    住宅ローンの主債務者を夫,連帯保証人を妻として契約することが多いとは思いますが,銀行としては,主債務者と連帯保証人が夫婦であることを条件に,ローン審査を通しているわけではないので,「婚姻関係を解消した(もしくは,する)ので,連帯保証人としての債務を免除してほしい」という申し出を,銀行が了承することは基本的にはないと考えられます。

この投稿は、2021年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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