有責配偶者からの離婚請求と婚姻費用について

公開日: 相談日:2021年07月19日
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【相談の背景】
夫の不貞により別居しております。
婚姻期間7年、未就学児二人です。
婚姻費用請求で離婚を拒否し続けた場合についてお伺いします。

【質問1】
有責配偶者の夫からの離婚請求が認められるのは何年後でしようか?

【質問2】
迷っているのですか、婚姻費用を貰い続けるか、慰謝料を分割で400万払わせるのだとどちらを弁護士の方はすすめますか?

1046913さんの相談

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    中井 陽一 弁護士

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    離婚・男女問題
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    お困りのこととお察し致しますので、一般論にはなりますがお答え致します。

    【質問1】
    有責配偶者の夫からの離婚請求が認められるのは何年後でしようか?

    →まず、一般的に、有責配偶者からの離婚請求が認められるには、非常に長期間の別居が必要であるとされており、「少なくとも約7~8年以上」は必要であると考えられます。

    さらに別の要件として、「当事者間に未成熟子が存在しないこと」というのも、有責配偶者からの離婚請求が認められるための要件の一つであると考えられています。
    この、「未成熟子」というのが何歳までなのかは一概に明らかにはなっていません。社会人になるまでという考え方もありますし、義務教育(中学)卒業までという考え方や、18歳までという考え方もあります。

    いずれにしても、少なくとも下のお子さんの義務教育卒業までは、有責配偶者からの離婚請求は認められない、と考えてほぼよいかと思います。

    【質問2】
    迷っているのですか、婚姻費用を貰い続けるか、慰謝料を分割で400万払わせるのだとどちらを弁護士の方はすすめますか?

    →非常に微妙なところであり、結局は、あなた自身が、「こんな配偶者とはとっとと離婚したい」と思うのか、それとも「絶対に離婚してたまるか」と思うのか、そこに尽きるのではないかと思います。

    経済面のみを考えれば、慰謝料400万円というのは一般的な慰謝料の相場よりは高いと言えそうですし、財産分与も十分に確保できるのであれば、悪い条件とまでは言えなさそうです。
    ただ、金銭面以上に、「離婚をする」、「離婚をしない」で、お子さんも含めた苗字の問題であったり、離婚していない以上は相手との関わりが続く可能性があるという側面など、むしろ精神的・社会的なつながりをどうするかという問題があります。

    また、経済面で言えば、慰謝料の分割払いの場合、本当に今後分割金全額が支払われるのか、という不安も残るようには思います。

    それらを踏まえて、最終的にはご自身の気持ちとお子さんも含めた今後の人生の方向性をよく考えて決めていくことになるかと思います。

  • 依田 敏泰 弁護士

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    離婚・男女問題
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    質問1について。
    約10年前後後のことかと思います。

    質問2について。
    離婚をして慰謝料を支払わせる方をお勧めします。
    別居をしていて夫婦関係の修復も望めないままに戸籍上夫婦であるというだけのことに何の意味もないですし、ご主人に慰謝料を支払い続けるだけの資力があるのでしたら離婚に応じた方がよいと思います。
    もしかしたら新しい出会いがあるかも知れませんし、その方がよいと思います。

  • 相談者 1046913さん

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    先生方、返答ありがとうございます。

    決めかねるてるのに不安な理由ですか、とにかく“口だけの夫”という事。当初、離婚したい故に払えもしない金額を了承すると。

    慰謝料も分割と主張しており、払い切る保証は限りなく低く感じております。

    婚姻費用であれば分担調停、
    離婚であれば公正証書、
    とにかく支払い続けられる、強制執行しやすい選択をしたいです。

  • 堀 晴美 弁護士

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    離婚・男女問題
    弁護士が同意
    1
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    1 有責配偶者からの離婚請求は原則として認められません。例外的に①別居期間が長期にわたること②未成熟の子がいない③離婚しても経済的、精神的に苛酷な状態にしないという条件が整った場合のみ離婚が認められます。長期の別居とはだいたい10年くらいですが、未就学児のお子様が2人いるのであれば、お子様が少なくとも18歳くらいにならないと認められない場合もあると思います。
    2 これは質問者様のお気持ち次第だと思います。別居で婚費をもらい続けるのは、養育費よりは高額な婚費をもらい続けることができるので、経済的側面では有利ですが、婚姻関係は継続するので、相手方との縁を断つことはできませんし、別居が続けばいずれは離婚が認められてしまいます。離婚して慰謝料、養育費をもらい続けるのは、慰謝料の額、養育費の額によると思います。慰謝料400万は相場から言って高めですが、分割払いということ、相手方の誠意が疑わしいということであれば、離婚合意書を公正証書にして不払いがあれば、即強制執行できるようにしておいた方がよいと思います。

  • 弁護士ランキング
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    岡村 茂樹 弁護士

    注力分野
    離婚・男女問題
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    有責配偶者の夫からの離婚請求が認められるのは何年後でしようか?
    1 確答は難しいですが、有責性にかかわらず、協議離婚も調停離婚も相談者が拒否すれば絶対に成立しませんね。
    2 そうなると、離婚訴訟となります。
    3 不貞の有責配偶者の離婚請求は信義に反するとして棄却が原則です。
    4 例外は、長期の別居による夫婦関係の破綻が認定の場合です。
    5 この期間、一般的には、数年以上つまり7年前後は必須です。
    6 加えて、相談者夫婦には未就学児二人がいます。
    7 離婚により未就学児の生活を破綻させるようなことは回避すべきとされ、本件では、10年以上と考えることができそうです。

この投稿は、2021年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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