本の要約サイトについて

公開日: 相談日:2017年06月05日
  • 2弁護士
  • 2回答

本の書評サイトについてです。
本の書評、要約サイトがいくつか存在しますが、どのサイトもオリジナルなまとめ方をしていますが、実際法的には問題はないのでしょうか?
こういった要約サイトで法的にブラックになってしまう事があるとしたらどうのようなパターンでしょうか?

本の書き方をそのままではなく、独自な切り口で要約すれば特に問題ないのでしょうか?

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    著作権法32条1項は、「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」となっております。

    > 本の書評、要約サイトがいくつか存在しますが、どのサイトもオリジナルなまとめ方をしていますが、実際法的には問題はないのでしょうか?

    上記の公正な慣行や批評の目的の正当な範囲では、合法的に引用できるのです。
    では、その公正な慣行、正当な範囲って何?ということになりますよね。それは、はっきりと決まっているというわけではなく、常識で判断ということになります。

    > こういった要約サイトで法的にブラックになってしまう事があるとしたらどうのようなパターンでしょうか?

    作品全部を引用する、批評などの目的なく引用するなどが考えられます。

    > 本の書き方をそのままではなく、独自な切り口で要約すれば特に問題ないのでしょうか

    そのままでも、公正な慣行と批評などの目的があればよろしいのです。

  • 甲本 晃啓 弁護士

    注力分野
    インターネット問題
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    著作権は、表現を保護するもので、アイデアやストーリーは保護されません。
    つまり、本のストーリー自体(ネタバレの「ネタ」の部分)は著作権で保護されていません。

    ですので、本の表現を引き写すようなことはなく、ざっくりと要約すれば著作権の問題は生じません。
    例えば、一度、概念のレベルに昇華して、自分の言葉でストーリーまとめる分には問題がないということになります。

この投稿は、2017年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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