ネット上で名誉毀損となる基準について

公開日: 相談日:2017年02月10日
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ネット上での名誉毀損の基準について教えて頂けますと幸いです。

企業が起こした事件や事故について、自分のブログなどで、そのニュース記事を参照(リンク)して言及し、「こういう事故を起こすのは恥ずかしい」などと記載するのも、告訴されれば、名誉毀損として刑事上、民事上の責任を問われるのでしょうか?

523831さんの相談

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    ブログ記事が,リンク先のニュース記事を「取り込んでいる」とみなされる場合には,一体として違法性が認められます。2ちゃんねるで,別記事のURLにコメントを付け加えたレスを投稿した事案で,東京高等裁判所平成24年4月18日判決は次のように判示して違法性を認定しています。

    「本件各記事が社会通念上許される限度を超える名誉毀損又は侮辱行為であるか否かを判断するためには,本件各記事のみならず本件各記事を書き込んだ経緯等も考慮する必要がある。本件各記事にはハイパーリンクが設定表示されていてリンク先の具体的で詳細な記事の内容を見ることができる仕組みになっているのであるから,本件各記事を見る者がハイパーリンクをクリックして本件記事…を読むに至るであろうことは容易に想像できる。そして,本件各記事を書き込んだ者は,意図的に本件記事…に移行できるようにハイパーリンクを設定表示しているのであるから,本件記事…を本件各記事に取り込んでいると認めることができる」。

  • 相談者 523831さん

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    本質問のような、「こういう事故を起こすのは恥ずかしい」という言葉も、その事故のニュース記事等のリンクと一緒に書き込めば、名誉毀損として刑事上、民事上の責任を問われるということでしょうか?

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    私は裁判官ではありませんので,必ず責任を問われるか否かという点は確答できません。ブログ全体の文脈など具体的事情にもよるでしょう。ただ裁判例としては,民事では上記の通り「URL+コメント」で取り込みによる違法性を認めたものがありますし,刑事でも「他人がウェブページに掲載した児童ポルノのURLを明らかにする情報を他のウェブページに掲載する行為が児童ポルノの公然陳列に該当するとしたもの」(大阪高裁平成21年10月23日判決)などがありますので,リンクだからセーフというわけではないということは言えると思います。

この投稿は、2017年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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