接触事故、裁判で0:100の過失ゼロで完全勝訴した場合

接触事故での相談です。
駐車場にて、完全停車中の当方の車に高齢者運転の車がいきなりバックしてきまして
一方的な追突事故(貰い事故)です。(警察を呼んで事故証明はあります。)
(駐車スペース外の通路での事故ですが、相手が動き出した直後に危険を察知しての完全停車(停車時間5秒程)です。
私は、注意、予見、回避義務をすべてに対し最善の対策をとって停車しました。
相手車両が私を認識せず急なバックし回避する術がなかった状況です。
保険会社には「0:100」の過失ゼロを主張をしております。
相手方には伝えていますが相手方は全面的な過失を認めておらず
少額訴訟を含む裁判となることが予想されます。
修理費は微々たるものですが、相手は目撃者がいないことやドライブレコーダーの証拠がないことで
当初の停車中であった私の車に追突したことをひるがえしています。
事故発生時に警察を呼んだ時の事情では、私は停車中にぶつかったことを主張しています。

そこで相談なのですが、裁判になり、0:100で当方に一切過失がないと判断された場合には、弁護士費用を含む、裁判に掛かる全ての費用を
相手側(保険会社を含む)に負担させることはできるのでしょうか?(私は保険の弁護士特約には入っておりません。)
相手が停車中にぶつかったことをひるがえしているので、それを証明するために
事故鑑定の専門家にも鑑定を依頼しないといけないのかと思います。
これら裁判の諸費用は完全勝訴(0:100 過失ゼロ)した場合、相手側に負担させることは可能でしょうか?

また相手側が裁判をしかけてこない場合、器物破損等で刑法で相手を告訴することは可能でしょうか?

以上、先生方のご見解をご回答いただけましたら幸いでございます。よろしくお願い致します。
2015年12月30日 08時41分

みんなの回答

黒岩 英一
黒岩 英一 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 長崎県1
弁護士が同意2
ありがとう
>そこで相談なのですが、裁判になり、0:100で当方に一切過失がないと判断された場合には、弁護士費用を含む、裁判に掛かる全ての費用を相手側(保険会社を含む)に負担させることはできるのでしょうか?

これは困難といえます。
一般的に弁護士費用は認められる損害額の1割程度とされています。

このため、仮に修理代が10万円、全額認められた場合、弁護士費用は1割の1万円程度しか認められません。

>また相手側が裁判をしかけてこない場合、器物破損等で刑法で相手を告訴することは可能でしょうか?

器物損壊は意図的に相手の物を壊したときに成立するものです。
意図的に事故を起こしたとは証明できないでしょうから、告訴はできないと考えます。

2015年12月30日 08時52分

川添 圭
川添 圭 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 大阪府2
ベストアンサー
ありがとう
弁護士費用は原則として自己負担であり,実務上は,弁護士へ依頼して訴訟に至った場合は損害額の10%相当額を相手方が負担すべき弁護士費用として加算できるにとどまります。
あなたが任意保険に加入しており,当該保険に弁護士費用特約が付いている場合は,特約を利用して弁護士へ依頼することをご検討ください(弁護士費用保険を使っても保険等級に影響はありません)。

鑑定が必要な場合,裁判上の鑑定であれば,訴訟費用として相手方へ負担させることができますが,裁判外の鑑定の場合は原則として自己負担です。また,簡易裁判所の訴訟で鑑定の実施を認めるケースは少ないと思いますし,鑑定まで必要になるような事案であれば,金額の多寡にかかわらず地裁へ職権移送される可能性もあります。

器物損壊罪は故意犯であり,交通事故のような過失では処罰の対象ではなく,刑事告訴は無理でしょう。
そもそも,ご質問によれば,相手方が全面的に過失責任を負うとのご主張のようですし,仮に100:0でなくても相手方が自己の過失割合を相当程度大きいと認めている事案では,相手方から動く可能性が低く,むしろあなたから訴訟を提起する必要がある事案という可能性もあります。

2015年12月30日 10時08分

太田 哲郎 弁護士
ありがとう
器物損壊罪は、故意があったことの立証が必要ですので難しいと思われます。弁護士費用や鑑定費用は、完全勝訴であっても、全額が裁判で相手方負担とされることは、少ないと思います。

2015年12月30日 10時20分

相談者
先生方、ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

弁護士特約には入っておらず
まさに「当て得、貰い損」ということが良くわかりました。

被害を最小限に抑えるための手段としては、このまま自動車保険を使い「泣き寝入る」しか私にはないのでしょうか?

他に適切と思われる対処手段があるようでしたらご教授くださいませ。

よろしくお願いいたします。

2015年12月30日 11時49分

藤本 一郎
藤本 一郎 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
少額訴訟であれば、弁護士に依頼せずに、自分で手続きすることが可能だと思います。
泣き寝入りせず、できる限りのことをしたいのであれば、ご自身での対応を考えてはいかがでしょうか。

また、双方の修理代の額によっては、保険を使わず、自己負担した方が、保険等級との関係で有利な場合があるはずです。
保険会社に相談してみた方がいいと思います。

2015年12月30日 15時22分

この投稿は、2015年12月30日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

このようなトラブルは弁護士

弁護士に依頼することで、解決できる可能性が高い相談内容です。

弁護士に依頼することを検討している方には
一括見積りがおすすめです。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

「弁護士ドットコム」では13,709名の弁護士から、「交通事故に注力する弁護士」 や「初回相談無料の弁護士」などの条件で絞り込むことができます。お住まいの地域であなたの希望に合った弁護士をお探しください。

関連度の高い法律ガイド

交通事故裁判の流れ・期間・費用と遅延損害金について - 示談がまとまらないときの対処法

交通事故の被害者となり、保険会社と慰謝料や過失割合で示談しているものの、納得できない条件でまとまらないということも多いでしょう。裁判を起こす...

【死亡事故】実刑か執行猶予か…加害者の処罰に影響すること【弁護士Q&A】

交通事故で被害者が死亡した場合、加害者には刑事上どのような処罰が下されるのでしょうか。執行猶予がつくのか、それとも実刑になるのか、遺族として...

追突事故のケース別過失割合…追突された側にも過失がつく場合とは

交通事故の中で比較的発生件数が多いと言われているのが、追突事故です。追突事故において、追突した側と追突された側の過失割合は、どのように考えら...

今するべきことがわかります

今するべきことがわかります 交通事故のやること診断

チェックリスト

解決の流れとすべきことを知りたい方へ

解決までの全記事

必要な情報を詳しく知りたい方へ

この相談に近い法律相談

  • 駐車場内での事故、過失割合についての不満

    事故の過失割合について。 当方被害者側、70:30の過失割合に納得がいきません。以下状況説明です。 ショッピングモール内の駐車場にて、私が空きスペースを探し走行している時の事でした。 相手は駐車スペースから急発進。 運悪くその車の前を通った私の車、左側後方に衝突しました。 視界は良好、相手はバックでの駐車で前方...

  • 駐車場通り抜けの車との事故、過失割合は?

    先日、私が契約しているアパートの駐車場内で接触事故を起こしてしまいました。 その駐車場はT字路の角地にあり、場内を斜めに通り抜けることで交差点をショートカットすることができるため、相手車はその目的で進入し、場外に出るべく徐行前進していた私の車の左前部と相手車の左前輪辺りが接触しました。 幸いにも、ドライブレコー...

  • 知りたい。過失割合この場合だと既右折にならないのでしょうか?

    保険未加入の為是非教えてください。 片側一車線の道路で路外(駐車場)に入る為、右折できると判断して右折しました。(私:30km・相手40km)ところが対向車線を出て、後輪が路肩に上がった感触があった瞬間に追突されてしまいました。 相手の保険代理店には10:0で全面的にこちらが悪い。と言われ、理由は『センターラインオーバー』だか...

  • 駐車場内の接触事故について

    先日、店の駐車場でバックしてきた車にぶつけられました。 当時の状況: 当方、一般道路の右側レーンから右折で駐車場へ入るため、指示器を出し準備をしていました。 相手車は、左レーンで走行していましたが、突然指示器も出さず当方の進路を妨害し、駐車場へ入って行きました。 相手車は若干挙動不審な行動だったため、当方は...

  • 車対車 T字路 判例を教えてください

    T字路、車対車の事故です。当方直進。相手が右側より左折。道幅は当方5.8m。相手方3.6m。信号標識センターラインなしです。 状況は、当方が時速20km位で交差点に進入、相手が見えたので、交差点内で停止しました。相手も同じく停止しました。その後、相手が発進し、停止中の当方に接触。相手が発進するのが見えたので当方が警笛を鳴...

法律相談を検索する

依頼前に知っておきたい弁護士知識

よく見られているキーワード一覧

最近検索されたキーワード

法律相談を検索する

新しく相談する無料

交通事故裁判の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

交通事故のニュース

  1. 凶暴な飼い犬、小学生を襲う…被害児の親は「...
  2. バイク運転手死亡事故、信号無視した「歩行者...
  3. 池袋事故「上級国民だから逮捕されない」 運...
  4. 「いじめの時効」はいつか…中学時代の同級生...
  5. 国内最悪「時速235キロ」で高速道路暴走した...
  6. 高速道路の落下物「年30万件」以上…タイヤ原...
  7. 高齢ドライバー対策、自動ブレーキ車など「限...

活躍中の弁護士ランキング

交通事故の分野

ピックアップ弁護士

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。