交通事故による損害賠償請求をする場合、自賠責保険からの賠償金の充当方法について

被害者本人は高齢者で定年後ずっと働いていないので、後遺障害が残りましたが、逸失利益はありません。

ただ、自賠責保険に被害者請求したところ、後遺障害が認定されて逸失利益を含めた賠償金が支払われました。

しかし、今回、相手への損害賠償請求は、逸失利益の項目がないため、自賠責からの逸失利益についての賠償額は、請求金額から控除する必要はないのでしょうか。

それとも、相手方への賠償請求にあたっては、損害の項目にかかわらず、自賠責からの支払いの全額を控除しなければならないのでしょうか。
namekoさん
2019年01月23日 22時24分

みんなの回答

斉藤 圭
斉藤 圭 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 山梨県1 交通事故に注力する弁護士
ありがとう
 計算方法としては、自賠責保険からの支払金の内訳がわかるのであれば、費目ごとに自賠責からの支払金を控除し、マイナスになる場合には他の項目に持ち越す必要はないと考えます。すなわち、ご指摘のとおり、自賠責保険からの逸失利益の支払い金については、相手方に請求する金額から控除する必要はないと考えます。

2019年01月23日 23時57分

岡田 正樹
岡田 正樹 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 埼玉県3 交通事故に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
> 相手方への賠償請求にあたっては、損害の項目にかかわらず、自賠責からの支払いの全額を控除しなければならないのでしょうか。
→→→現実の判例・実務ではそのようになっています。確かに別の先生の回答のように自賠責保険金の内訳については支払い基準による項目別の金額を示すことは可能です。
しかし,それは計算をする上での上限を定める程度の意味しかありません(自賠法16条の2)。
そして,損害賠償請求を加害者側に対して行うに際しては,自賠責保険金額は、既に支払いを受けたものとしてその全額を控除することになります(損益相殺)。
したがって,自賠責保険金額の内訳については問題とならずに受領した全額が損益相殺されるために,逸失利益が損害として生じていない場合であっても,同じく全額控除されます。

2019年01月24日 12時15分

この投稿は、2019年01月23日時点の情報です。
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