自賠責被害者請求


交通事故の被害者で、腰椎捻挫で9ケ月(実通院日数106日)通院していて、今月で症状固定、後遺障害診断書を書いて貰う予定です。

医師からは、MRI画像上の素因(第四椎間板と第五椎間板との間隔が多少狭くなっている)があるものの、現在、骨盤の痛みと左足首が痺れている直接の原因は、事故(外傷性)である事を認定してくれる予定です。

そこで質問ですが、

1.後遺障害認定と自費立て替え分の治療費、交通費(約100万円)について、加害者の自賠責保険に被害者請求をした場合、治療費、交通費についても素因を指摘され、請求額が支払われない可能性があるのでしょうか。
(例えば50%の減額等)

2.後遺障害認定の被害者請求を加害者の自賠責保険にした場合、MRI画像が収められたフロッピーディスクを病院用とは別に私も頂いているのですが、そのフロッピーディスクを後遺障害診断書と一緒に提出した場合に、提出したフロッピーディスクは返還されるのでしょうか。


本件事故は、弁護士の先生に、加害者と使用者の運送会社を被告として訴訟を依頼する予定ですが、最近になって、訴訟で治療費迄もが、素因減額される可能性がある事を知り、治療費については、加害者の自賠責保険から被害者請求で支払いを受けたほうが得策かと思い、上記2点について質問させて頂きました。

できれば、交通事故に精通した実名弁護士の先生からの回答をお願い致します。


2012年11月08日 01時19分

みんなの回答

好川 久治
好川 久治 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
自賠性の被害者請求で素因減額という概念はありません。その代り、重過失減額と類似の因果関係5割減額というのがあります。つまり、素因が影響して現症があるとすれば因果関係がないか、あるいは因果関係が不明ということになる可能性があります。もちろん素因があっても因果関係が100パーセント認められるということはあります。このうち真ん中のどちらか分からないという場合に5割減額になる可能性はあります。そうでなく因果関係ありとされれば減額はないということになります。
フロッピーは返却されます。送付状にフロッピーの還付を求めると念押ししておけばよいでしょう。

2012年11月08日 09時09分

相談者

好川先生、有難うございました。

重過失減額というのは、医師が事故との因果関係を認めない椎間板ヘルニア等の症状という認識でよろしいのでしょうか。


2012年11月08日 09時27分

好川 久治
好川 久治 弁護士
ありがとう
重過失減額は被害者側に7割以上の過失がある場合に初めて自賠責の損害賠償額が減額されるというものです。回答で述べたのは、重過失減額ではなく、重過失減額と類似の、因果関係が不明な場合の自賠責の取り扱いのことで、因果関係が不明の場合に直ちに請求を認めないのではなく半分だけ認めましょうという取扱いです。医師が因果関係を認めなければ自賠責の請求は認められないでしょう。

2012年11月08日 20時42分

相談者

後遺障害診断書に、素因の存在はあっても、骨盤の痛みと左足首の痺れの直接の原因が、事故(外傷性)である事を認定している記述であれば、治療費が減額される事はないと言う認識でよろしいのですね。

それと、素因があっても、自賠責後遺障害認定が得られたケースはあるのでしょうか。

それとも、後遺障害認定の被害者請求は、形式的で、訴訟の中で、素因減額を覚悟の上で、後遺障害診断書、逸失利益を認めて貰う事になるのでしょうか。


2012年11月08日 20時54分

好川 久治
好川 久治 弁護士
ありがとう
後遺障害診断書に、素因の存在はあっても、骨盤の痛みと左足首の痺れの直接の原因が、事故(外傷性)である事を認定している記述であれば、治療費が減額される事はないと言う認識でよろしいのですね。

⇒そのとおりです。

それと、素因があっても、自賠責後遺障害認定が得られたケースはあるのでしょうか。

⇒もちろんあります。

2012年11月08日 21時16分

相談者

好川先生、有難うございました。


2012年11月08日 21時18分

この投稿は、2012年11月08日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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