交通事故案件にて、和解案受け入れか尋問・判決か考えています。

妻の交通事故の相談です。約3年程前に自転車で走行中後ろから来た原付にぶつけられ、胸推圧迫骨折と診断され、後遺障害11級となりました。過失割合2.5:7.5です。こちらが原告となり提訴しました。現在、弁護士をたてて相手側損保の弁護士と交渉中です。それで、先日裁判所より和解案が提出されたのですが、こちらの要求とかなりかけ離れているので、担当の弁護士に尋問のうえ判決に持ち込む方が、弁護士費用や遅延損害金がつくのでいいのではないかと相談しています。
しかし、担当弁護士は言葉を濁してはっきり答えてくれません。どうも、判決にしたとしても和解案と変わらないか減額になる可能性があるからなのかと思います。
そこで、質問ですが時間はいくらかかってもいいので、少しでも増額で賠償金を決めたいと思います。
この場合、和解ではなく尋問・判決にすればほぼ、弁護士費用や遅延損害金で少しは増額するものでしょうか?和解だと、調整金や少ない遅延損害金にての解決となるため、出来れば判決まで持ち込みたいと考えています。
しかし、今の弁護士はこの先どちらがベストな選択かなど全く答えてくれません。弁護士であれば、ある程度み通しがつくと思うのですがいかがでしょうか?

また、仮に判決となった場合ほぼ和解案と変わらない金額になろうかと思います。
(弁護士費用、遅延損害金にて多少上乗せになるかも知れません。)
今の担当弁護士は、判決まで持ち込むと相手側より控訴の可能性があると言います。
しかし、和解案と変わらぬ金額であれば相手側損保も控訴してこないと思うのですが、どうでしょう?
(相手側弁護士は、和解案の金額で納得しています。それ以上は、一切拒否との事です。)
また、和解案が出された場合、弁護士の実力次第で増額の可能性はあるのでしょうか?

相手側は、損保会社という事もありとりっぱぐれはなくまた尋問などについても特に面倒とか思っていません。むしろ新鮮な経験ができると妻も戦闘モード全開です。時間的にどれだけ長くのびようと全く問題ありません。途中にて和解に限りの提案が出されても拒否するつもりでいます。以上の事も踏まえて、やはり尋問・判決の流れがベストかと考えています。
(弁護士がついていながらここまで考えなければいけない事に疑問を感じえません。)
長々となりましたが、どうぞ宜しくお願いいたします。


2019年11月17日 23時01分

みんなの回答

松本 篤志
松本 篤志 弁護士
ありがとう
> この場合、和解ではなく尋問・判決にすればほぼ、弁護士費用や遅延損害金で少しは増額するものでしょうか?
まさにケースバイケース、事案によって増額が見込まれるものもあれば、全く変わらないか逆に減額の危険もある事故もあり、あとが個別の事案次第というのが実際のところです。

たとえば、争点らしい争点もなければ、判決の方が遅延損害金等の点で有利になることはあり得ます。
他方、判決になれば認定される損害額はむしろ減額される可能性があるが被害者救済の観点から多少色を付けた和解案が出ているというケースもあり、このような場合、判決まで行けばばっさりと減額されてしまい、そこに遅延損害金等がついたところで和解案の金額には届かない危険のある事故も散見されます。

本件がどのような事案であるかは、ご依頼中の弁護士の意見を聞くほかないでしょう。受任中の弁護士でも分からない、増額減額どちらもあり得る、ということであれば、そのような意見も聞いた上で、あとは納得のいく方を選ぶことになります。

2019年11月17日 23時13分

佐々木 一夫
佐々木 一夫 弁護士
交通事故に注力する弁護士
ありがとう
和解にするのか判決にするのかは本当に事案によりけりで、ものすごく難しいです。
ですが、弁護士から説明を聞いた上で、今の和解案に納得がいかないのであれば、尋問の上で判決に行くべきだと私は考えています。
もちろんリスクはありますが、通常和解の場合には調整金は、判決になった場合の弁護士費用と遅延損害金を半分程度上乗せすることでその金額を決定していることが多いかと思います。
そうであれば仮に和解案から一切変わらない判決が出たとするのであれば、遅延損害金と弁護士費用分だけ、判決の方が有利になる可能性があります。
また、第一審で負けてしまったとしても、控訴することにより、もう一度控訴審の判決と、その前の和解のチャンスがあります。
納得がいかないまま和解するよりは、いちど第一審判決を見て、その上で控訴審に進むのが良いのではないでしょうか。

2019年11月17日 23時22分

相談者
まさにケースバイケース、事案によって増額が見込まれるものもあれば、全く変わらないか逆に減額の危険もある事故もあり、あとが個別の事案次第というのが実際のところです。
まさにその通りですね。過度の期待はしないでおこうと思います。


納得がいかないまま和解するよりは、いちど第一審判決を見て、その上で控訴審に進むのが良いのではないでしょうか。

おっしゃる通りだと思います。
判決に向けて慎重に考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

2019年11月17日 23時36分

岡田 正樹
岡田 正樹 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 埼玉県2 交通事故に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
1 ケースバイケースというのは、その通りです。つまり、争点によると思います。
> 「胸推圧迫骨折と診断され、後遺障害11級となりました。過失割合2.5:7.5」とのことですが、これから予想される論点は、過失割合と素因減額および労働能力喪失(逸失利益)の3点かと思われます。
2 過失割合については、裁判官の和解案における心証開示のとおり判決も為されることがおおく、担当弁護士さんも言葉を濁す必要のないと思います。そうなると、可能性としては、素因減額および逸失利益についてかと思います。
3 素因減額は、女性で年齢は不明ですが、おそらく骨粗鬆症の既往歴があれば加害者側から必ず主張があるはずです。また、11級(7号)の脊柱変形については、逸失利益を否定する考えかたも強く、裁判官が等級通りの労働能力喪失率を和解案で呈示しているかどうか、あるいは、判決となった場合の心証開示をどの程度しているかによると思います。
4 確かに、強気で判決を求めて控訴審を見据えていくというのは、1つの割り切りかtかと思います。しかし、骨粗鬆症については、その程度によれば1から3割の素因減額は、あり得ます。逸失利益についても、和解限りで11級あるいは12級の喪失率という提案もあり得ます。私の場合には、リスクを依頼者の方にはご説明して、その上で判決か和解案受諾かを検討しております。
5 担当弁護士さんに、争点についてもう少しお尋ねになり、その上でのリスクを率直に御相談されてみてください。

2019年11月18日 11時27分

相談者
ご回答有難うございます。
確かに、和解案だけ聞いて即判決というのも、どうかと思います。
もう一度、担当弁護士に争点を聞いて検討したいと思います。

ありがとうございました。

2019年11月18日 17時09分

岡田 正樹
岡田 正樹 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 埼玉県2 交通事故に注力する弁護士
ありがとう
そうですね。問題点が分からずにいるよりも共通の情報を得て良い方向を決めてください。
陰ながら応援しております。

2019年11月18日 17時12分

この投稿は、2019年11月17日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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