1. 弁護士ドットコム
  2. 交通事故
  3. 交通事故慰謝料・損害賠償
  4. 交通事故損害賠償請求の時効について

公開日:

交通事故損害賠償請求の時効について

2019年02月23日
交通事故損害賠償請求の時効中断について。

4年前に車同士の事故で怪我をし、病院で治療をしていました。(相手もこちらも業務中)
その後、症状固定となり現在相手の保険会社と裁判にて後遺障害、慰謝料等を争っている状況です。

建設関係の法人会社を経営しており(従業員2名の小規模)事故の後、怪我の影響で労働が難しくなりました。
建設関係は今後も無理だろうと諦め違う職種で会社は持続する事になったのですが
会社の損害を相手方に請求しようと思ってます。

症状固定日から3年が時効とは知らず、焦って時効になる前に中断しようと相手と相手の会社に対し内容証明を同じ内容で送りました。
内容証明を郵便局員が初めて配達に行った日は、時効の前です。
が、相手も相手の会社も不在の為
返送しますと戻ってきました。
こちらに、返送された時には時効が過ぎてる状態でした。

相手の会社は事務員もおり、不在は考えられないです。

それでも、この場合、こちらは時効が過ぎてるからと諦めるしかないのでしょうか?

色々な弁護士事務所に問い合わせ相談しましたが、はっきりした回答がない為
教えて頂けたらと思います。
相談者(766503)の相談

みんなの回答

原田 和幸
原田 和幸 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都1
ありがとう
> それでも、この場合、こちらは時効が過ぎてるからと諦めるしかないのでしょうか?

時効前に相手に催告(請求)ができているのであれば、そこから半年のうちに法的措置を講じれば、時効中断にできると思いますが(民法153条)、相手が相談者からの通知を受け取っていないようですから、催告になっていないように思われますので、時効が完成しているように思われます。


2019年02月23日 04時49分

高岡 輝征
高岡 輝征 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 神奈川県6
弁護士が同意4
ありがとう
> 現在相手の保険会社と裁判にて後遺障害、慰謝料等を争っている状況です

この裁判を時効前に提訴していれば,時効中断はしているように感じます。
最近になって生じた損害は,損害の増加分として,上記裁判にて訴えの追加(請求の増額)を行えばよいと思います。

あとは,請求や交渉の継続はしていたことを捉えて,相手の時効援用に対する反論(抗弁)として,時効援用の濫用ないし信義則違反の主張を行うことが考えられます。

2019年02月23日 05時19分

齋藤 裕
齋藤 裕 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 新潟県1 交通事故に注力する弁護士
ありがとう
受け取り拒否ということであれば時効が停止する可能性はあるでしょう

2019年02月23日 14時55分

山本 晋太郎
山本 晋太郎 弁護士
ありがとう
1 内容証明郵便が配達された時点では,消滅時効期間が過ぎておらず,返送された時点では過ぎているとのことですので,後遺障害診断書記載の症状固定日から起算すると,ぎりぎり3年が経過しているものと思われます。
2 1点目として,症状固定を認識した時期を問題にすることを検討する余地があると思いました。医師による症状固定の診断を認識した時点(後遺障害診断書の発行時)から進行するとの裁判例もあります。医師による症状固定診断時(及びその診断を認識した時点)と客観的に症状固定した時点は同一であることが多いですが,そうでないこともありますので,この点を確認してはどうでしょうか。
3 2点目として,内容証明郵便の受取拒否ですが,内容証明郵便の不達に関する平成10年6月11日の最高裁判決に照らして,催告の到達とみてもよいと考えられるかという問題もあるようにも思われます。この最高裁判決でも,「遅くとも留置期間が満了したとき」としているので,本件の事実関係では使えないようにも思います。
4 3点目として,時効の中断も考えられます。保険会社の治療先への支払や和解案の提示などは,中断事由として考えることができる場合が多いです。保険会社の治療先への最後の支払いは,治療終了(症状固定)からしばらくした後のことが多いので,その支払時に中断したと考え,その時点を起算点とする構成もあると思います。本件のようなギリギリのケースでは,使えるかもしれません。また,示談案の提示の有無も確認するとよいでしょう。
5 4点目に,高岡先生のように,交渉の継続の根拠に,権利濫用や信義則違反の主張も考えられると思います。
6 個人とは別に,法人分の損害を請求するとのことですが,仮に,法人の損害と構成した場合には,相談者の催告が,法人の催告とみることができるかという点も相手方より指摘されるかもしれまえん。
7 個別具体的な事情によると思いますので,弁護士に相談依頼して対応すべき案件のように思いました。お仕事を変更しなければならないほどの怪我ということであれば,なおさらです。お近くの弁護士に相談することをお勧めします。

2019年02月25日 08時44分

この投稿は、2019年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

関連度の高い法律ガイド

交通事故で家族が意識不明に…後遺障害等級認定の可能性と請求できる損害賠償の項目

交通事故で家族が意識不明の状態になってしまったーー。本人が意識不明の場合、後遺障害等級認定の手続きや、損害賠償の請求は、誰がどのように手続き...

【交通事故】後遺障害等級認定の結果が非該当の場合に請求できる慰謝料の計算方法

交通事故の被害にあってケガをした場合、事故で入院・通院することになったことについての慰謝料(傷害慰謝料)を保険会社から支払ってもらうことがで...

交通事故でケガをした場合に請求できる慰謝料の計算方法

交通事故の被害にあってケガをした場合、治療費だけではなく、入院や通院を余儀なくされて精神的なダメージを受けたことに対する傷害慰謝料を加害者に...

【交通事故】賠償金の一部を前払いしてもらう方法と手続きの流れ

交通事故でケガをして働けなくなり、収入が途絶えると、生活に困る人もいるでしょう。示談がまとまれば加害者から賠償金が支払われますが、それまで待...

後遺障害等級認定が「非該当」だった場合の損害賠償の流れと支払われる費目

交通事故でケガをした場合、加害者側の任意保険会社から賠償金を支払ってもらうことができます。ここでは、症状固定後に残った症状について後遺障害等...

やること診断

今するべきことがわかります 交通事故のやること診断

チェックリスト

解決の流れとすべきことを知りたい方へ

解決までの全記事

必要な情報を詳しく知りたい方へ

この相談に近い法律相談

  • 交通事故損害賠償請求の時効

    交通事故の損害賠償請求の時効は何年ですか? 後遺症害が認定されるとまた違いますか?

  • 別の原因で死亡した場合の交通事故の損害賠償請求の時効について

    交通事故の損害賠償請求の時効について質問です。 親族が、交通事故により受傷し、後遺障害が残ったのですが、交通事故とは別の原因により死亡しました。 この場合の時効の起算点はいつになるのでしょうか。 症状固定日からだとは思いますが、別の原因による死亡が時効期間に影響を与えるのか疑問があります。 ご教授ください。

  • 交通事故の損害賠償請求期間

     交通事故の損害賠償の請求期間は3年と聞きました。一方で、賠償請求判決の有効期間は10年と聞いています。勝訴判決を得ている場合は3年ではなく、10年間、請求できるということでしょうか。また、10年ごとに裁判を起こせば同じ判決が出るので、理論上は永久に請求できるとも聞きましたが、これは本当でしょうか?  1 交通事故の...

  • 交通事故の損害賠償請求、時効について

    交通事故の損害賠償請求、時効について相談です。私の交際相手が今年の夏に交通事故を起こしました。 交際相手は車、相手はバイクで、こちらは怪我などはありませんが相手は骨折し入院をして現在退院しています。 事故を起こした車ですが、交際相手の名義ではなく知人に借りたものです。 警察の調べなども終わり、お互いの保険会社に...

  • 人身事故の慰謝料請求の時効について

    人身事故の慰謝料請求について教えてください。 私は情けないことに事故を起こしてしまった側で、お相手の方は現在治療中です。 私自動車、相手自転車。保険会社様が決められた責任割合7:3です。 相手の方は未成年で、先日お見舞いに行って保護者様とお話をしたところ、忙しいこともあり現在病院に数ヵ月行けていないとのことで...

法律相談を検索する

よく見られているキーワード

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

慰謝料・損害賠償に注力する弁護士

最近検索されたキーワード

交通事故慰謝料・損害賠償の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

活躍中の弁護士ランキング

交通事故の分野

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。